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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2025/07/09 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Class
博物館概論 (資格)/Introduction to Museum Science
授業コード
/Class Code
G002521001
ナンバリングコード
/Numbering Code
開講キャンパス
/Campus
有瀬
開講所属
/Course
資格用科目/
年度
/Year
2025年度/Academic Year  
開講区分
/Semester
後期/AUTUMN
曜日・時限
/Day, Period
金1(後期)/FRI1(AUT.)
単位数
/Credits
2.0
主担当教員
/Main Instructor
川上 靖/KAWAKAMI YASUSHI
遠隔授業
/Remote lecture
No

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
川上 靖/KAWAKAMI YASUSHI 人文学科/Humanities
授業の方法
/Class Format
対面授業(講義)を中心に、討論や発表、学外研修(博物館見学等)も行います。
授業の目的
/Class Purpose
 博物館とは何か、その歴史と現状について理解し、博物館が抱える課題を明らかにしたうえで、博物館の社会における役割と使命を考え、その実現に向けて学芸員の成すべきことを追求することを目的とします。
 本科目は、博物館学芸員資格を取得するための必修科目です。
 本科目では、全学(学部)DPに示す、専門分野に高い関心を持ち、専門領域の課題を考察し、解決するための知識や技能を身につけることと、獲得した知識や技能を活用し、国内外において、価値観や意見の異なるさまざまな人と議論し、学びを深め、協働して、社会に役立てることができることを目指しています。
 なお、講義者は博物館に25年間勤務した実務経験のある教員です。博物館現場の実態を踏まえながら、実践的な能力の育成をめざします。
到 達 目 標
/Class Objectives
1. 博物館についての基本的な知識を身につけ、法制度面も含めた博物館の概要(定義、役割、機能等)を説明できる。
2. 学芸員の使命や多様な活動内容を理解し、自分なりの博物館観を持つことができる。
授業のキーワード
/Keywords
博物館法、学芸員、資料、社会教育、自然と文化
授業の進め方
/Method of Instruction
講義を中心に進めますが、可能な限り対話、討論、プレゼンテーション等を取り入れます。また、学外研修(博物館見学)を行い、学習を深めます。
履修するにあたって
/Instruction to Students
 学芸員資格の取得希望者は、学芸員は教員や医師のような免許ではなく、任用資格というものであることを理解したうえで履修してください。また、学芸員資格取得のためには「博物館学芸員課程科目」から27単位以上の修得が必要であり、土曜日授業や夏休み等に博物館実習などがあります。これらのことをしっかり認識したうえで履修してください。不明な点は気軽に質問してください。
 講義日程は学外研修(博物館見学)等により変更されることがあります。講義日程の変更は事前に連絡します。また、博物館学芸員課程の掲示板でもお知らせします。
 本科目は2年次までに修得しておかないと博物館実習Ⅰ(3年次開講)を受講できません。2年次には多くの関連科目が開講されるので、1年次に履修するようにしてください。
授業時間外に必要な学修内容・時間
/Required Work and Hours outside of the Class
1. 毎回、次回講義のキーワードを示しますので、図書館やインターネット等で調べて、関心を深め、質問事項等をまとめておいてください(1時間程度)。
2. 事後学習として講義内容の重要な点を整理してください(1時間程度)。
3. 自主的に博物館、美術館、科学館、天文台、動物園、水族館などを訪れ、自分なりの当事者意識や問題意識を培ってください。
提出課題など
/Quiz,Report,etc
各授業における課題・テスト、学外研修レポートを行います。レポートの書き方などは授業内で説明します。レポートについては、解説とコメントを授業内で行います。課題やレポートは提出期限を守るようにしてください。
成績評価方法・基準
/Grading Method・Criteria
 各授業での課題・テスト(2回)40%、レポート(1回)30%、授業中の発表や質疑等30%の割合で総合的に評価します。
 レポートについては、言及(調べる)・論理(繋がり・組立て)・個性(問題提起・結論)の項目ごとに数値化して採点します。規定出席回数に満たない者は評価対象外とします。10分以上の遅刻2回は欠席1回とします。
テキスト
/Required Texts
テキストは使用しません。その都度、資料等を配布します。
参考図書
/Reference Books
水嶋英治・髙橋修・山下治子『ビジュアル博物館学Basic』(人言洞) ISBN: 978-4910917023
鶴見英成『博物館概論〔新訂〕』(放送大学教育振興会) ISBN: 978-4595323942
博物館法令研究会編『改正博物館法詳説・Q&A 地域に開かれたミュージアムをめざして』(水曜社) ISBN: 978-4880655413
※その他、授業の中で紹介します。2022年以前に出版された図書は、改正された新しい博物館法に対応していないので注意してください。
No.
/Time
主題と位置付け
/Subjects and position in the whole class
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
1 第1回 博物館とは何か① 本講義のオリエンテーションと、博物館を様々な角度から概観し、「博物館とは何か」について考えます。
2 第2回 博物館の定義と種類 日本の「博物館法」やICOM(国際博物館会議)の定義などから博物館の目的や役割について学びます。また、多様な博物館の分類を概観して、その特徴について探ります。
3 第3回 博物館の機能と運営 博物館に不可欠な4つの機能について説明し、博物館の特性を考え、その機能を実現するための施設・設備や組織などの運営について学びます。特に収蔵庫の機能について議論します。
4 第4回 博物館の歴史①:世界の博物館 博物館の起源と欧米における博物館の発達についてみていき、日本の博物館との違いについて考えます。
5 第5回 博物館の歴史②:日本の博物館 日本における博物館の歴史、特に明治期からの博物館の成立をみていき、現代における博物館の展開と課題まで学びます。
6 第6回 博物館見学(学外研修) 実際に博物館を見学します。これまでの学習から、それぞれ調査するポイントを明確にして視察を行います。

※見学先との日程調整等により講義回が前後したり、休日等と振り替えて実施する場合があります。
7 第7回 博物館とは何か②:博物館見学を振り返って 博物館見学の調査内容の報告会を行います。討論などを通して、「博物館とは何か」について見識を深めます。
8 第8回 博物館の多様な活動 博学連携による学校教育支援、ボランティアによる資料保管、デジタルアーカイブによる発信、アウトリーチによる館外活動など、多様な活動を概観して、現代の博物館の役割を再認識していきます。
9 第9回 博物館と地域社会 社会における博物館のあり方を考えます。特に2023年(令和5年)から施行されている新しい博物館法には「社会教育法」に加え、「文化芸術基本法」の精神に基づくことが定められており、この新しい精神について考えます。
10 第10回 博物館の「資料」とは何か 文化財保護法に基づく「文化財」、自然界の歴史の証拠である「標本」、テキスト情報である「史資料」、有形・無形の民俗「事象」、芸術的に作られた「作品」など、博物館の扱う資料について整理して、資料を保存、活用していく意義を考えます。
11 第11回 博物館の多様な展開と本質 博物館、美術館、ミュージアム、科学館、天文台、動物園、水族館、昆虫館、植物園などの様々な施設の活動から、再度「博物館」について議論し、博物館の本質に迫ります。
12 第12回 博物館における「学芸員」の役割① 主に歴史系、考古系、美術系の学芸員の役割や業務内容について学び、学芸員のあるべき姿について考えます。
13 第13回 博物館における「学芸員」の役割② 主に自然史系、理工系、および水族館等の学芸員の役割や業務内容について学び、学芸員に必要な資質について考えます。
14 第14回 博物館の可能性~誰のための博物館なのか~ これまでの学習内容や国立博物館等の現状と課題などから、求められる博物館像について、グループワークなどにより考えます。災害のリスク管理やユニバーサルデザインなどについても、ここで取り上げます。
15 第15回 まとめ 総復習を行い、学芸員という仕事についてまとめます。

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