シラバス参照
| 科目一覧へ戻る | 2025/07/08 現在 |
|
開講科目名 /Class |
教育方法論 (資格)/Methodology of Teaching |
|---|---|
|
授業コード /Class Code |
G000961003 |
|
ナンバリングコード /Numbering Code |
|
|
開講キャンパス /Campus |
有瀬 |
|
開講所属 /Course |
資格用科目/ |
|
年度 /Year |
2025年度/Academic Year |
|
開講区分 /Semester |
後期/AUTUMN |
|
曜日・時限 /Day, Period |
金5(後期)/FRI5(AUT.) |
|
単位数 /Credits |
2.0 |
|
主担当教員 /Main Instructor |
大西 慎也/OONISHI SHINYA |
|
遠隔授業 /Remote lecture |
No |
|
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
|---|---|
| 大西 慎也/OONISHI SHINYA | 人文学科/Humanities |
|
授業の方法 /Class Format |
対面授業(講義) |
|---|---|
|
授業の目的 /Class Purpose |
この授業は、DP「2、人間の行動や文化に関する専門知識と技能を総合的、体系的に身につけている。」と関係している。さらに教職志望者はDP「9、学部教育と融合した教職教育をとおして、学校教育の目的や目標、地域社会の課題を理解し、さまざまな要求や問題解決に取り組み、生徒の知識や技能、主体的・協働的に学習に取り組む態度の育成を図る教員として活躍できる。」ことを目指す。 「教育方法学」は、教育現場との対話を通して様々な問題に対する解決の方略を模索しながら、子どもの発達を支援するための教育方法改善に向けた取り組みを進めていく学問分野である。そのことから、本講義においては、教育現場に即した学習論、学力論、授業論、教材論、カリキュラム論、評価論、教師論などを踏まえた教育方法の在り方について探究する。 担当者は、兵庫県公立小学校教諭として18年の実務経験がある。実務経験のある教員として教育方法について、教育現場での具体的な実践を踏まえて解説するものとする。 |
|
到 達 目 標 /Class Objectives |
〇教育方法について理解し、その内容に基づいた実践の開発を行うことができる。 〇講義内容を踏まえて、学習指導案を作成することができる。 〇他者との対話を通して、自身の取り組みを省察することができる。 〇講義担当者との対話を通して、物事をクリティカルに捉え、リフレクティブに考えることができる。 |
|
授業のキーワード /Keywords |
教育方法、授業デザイン、セルフスタディ |
|
授業の進め方 /Method of Instruction |
受講生とのやり取りを取り入れた講義を中心に、自分なりの考えをもつために、グループでの話し合いを毎回の講義で行う。受講生が主体的に参加できる講義を目指す。 |
|
履修するにあたって /Instruction to Students |
本講義は、教員の一方的な伝達的講義形式の進め方は行わない。受講生一人一人と対話しながら、それぞれの考えをリフレクティブな学びにすることを目指し講義を行う。そのため受講生には主体的な講義への参加を求める。毎回の講義後のリフレクションには、質問や疑問点、教員への反論などを記述することを求める。次回講義時にそれに対しフィードバックを行い、学びを深めていきたい。共に講義を作っていく意識で履修することを求める。 質問がある人は、sonishi@human.kobegakuin.ac.jpまで。 |
|
授業時間外に必要な学修内容・時間 /Required Work and Hours outside of the Class |
毎回の講義後、次回講義までに1回あたり1時間以上の復習に取り組むこと。講義時間外の時間を活用して、最終課題に取り組むこと。 |
|
提出課題など /Quiz,Report,etc |
毎回、講義終了時にリフレクションテーマを提示する。講義後、リフレクションした内容を提出すること。最終課題として、学習指導案の提出を求める。 |
|
成績評価方法・基準 /Grading Method・Criteria |
〇学習指導案40%(8項目を各5点で評価) ①目標の設定が具体的であり、達成目標となっているか。 ②単元計画は適切か。 ③単元全体における本時の位置づけが適切であるか。 ④教師の独善的な実践になっていないか。生徒の活動が中心となっているか。 ⑤学習の形態は適切かどうか。 ⑥生徒の予想される反応が明確に示されているか。 ⑦目標と指導と評価の一体化が図られているかどうか。 ⑧評価の視点や手だては明確になっているか。 〇毎回の講義後のリフレクションカード4%×15回=60% 4点…講義内容を踏まえて、根拠を持って自分の考えを主張できている。 3点…講義内容を踏まえ、自分の考えを述べている。 2点…講義内容と感想についてのみ述べている。 1点…感想を述べているに過ぎない。 |
|
テキスト /Required Texts |
なし |
|
参考図書 /Reference Books |
〇ガート・ビースタ著/藤井啓之・玉木博章訳(2016)『よい教育とはなにか 倫理・政治・民主主義』白澤社 〇アナスタシア・P・サマラス著/武田信子監訳、セルフスタディ翻訳プロジェクトチーム(2024)『教師のためのセルフスタディ入門-協働的な問いによる実践の改善-』学文社 〇今井むつみ(2024)『学力喪失 認知科学による回復への道筋』岩波新書 |
| No. | 回 /Time |
主題と位置付け /Subjects and position in the whole class |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 第1回 | オリエンテーション | 講義の目標、内容、進め方、評価について説明する。自身の被教育体験に基づいて、授業経験を振り返る。 | |
| 2 | 第2回 | 教育方法とは何か | これまでに行われてきた戦後教育方法論の変遷について理解する。また、教科や領域の歩みについても理解する。 | |
| 3 | 第3回 | 教育政策と授業づくり | 戦後日本の教育政策の編成を学習指導要領改訂の歴史を軸に理解し、その変遷とともに実践されてきた授業実践について探究する。 | |
| 4 | 第4回 | 現行学習指導要領と授業 | 平成29年、平成30年に告示された現行の学習指導要領が育成しようとしている資質・能力と主体的・対話的で深い学びを実現する授業について理解する。 | |
| 5 | 第5回 | 令和の日本型学校教育 | 中教審答申に基づいた「個別最適な学び」「協働的な学び」がなぜ求められるのか考える。 | |
| 6 | 第6回 | 学力問題と学力論 | 学力が指すものが何のかについて探究しながら、これまで繰り広げられてきた学力論争問題を理解する。 | |
| 7 | 第7回 | 学習指導の原理と学習論 | 学習指導の原理としての問題解決学習、系統学習、経験学習などについて理解するとともに、学習論として動機づけなどの心理学の知見からも学習の在り方について理解する。 | |
| 8 | 第8回 | 学習活動と学習環境 | 教科書や教具といった授業実践に関わる教材や一斉教授、グループ学習や個別学習といった学習形態から学校教育について考える。 | |
| 9 | 第9回 | 教育実践を支える評価 | 評価の考え方、進め方について理解し、指導揚力と通知表・調査書の実際と意味についても理解する。 | |
| 10 | 第10回 | 授業デザインの方法 | 日本の教育現場が蓄積してきた知見(不易)と新たな教育に関わる知見(流行)に対応しつつ、授業をデザインしていく原理・原則について理解する。 | |
| 11 | 第11回 | 情報機器を活用した教育活動 | 情報機器の基本的な使用方法及び活用方法について具体的な事例を踏まえて理解する。 | |
| 12 | 第12回 | 学習指導案とは | 学習指導案を作成する意味やその構造について学習指導案の実例をもとに理解し、その作成に取り組む。 | |
| 13 | 第13回 | 模擬授業参観 | 実際の授業(小学校の事例)をビデオ参観し、授業をクリティカルに見る視点について理解する。 | |
| 14 | 第14回 | 教師に求められる資質・能力 | 様々な教育方法を実践する教師に求められる資質・能力について理解し、その育成方法について考える。さらに、他者と協働しながら自身の実践をリフレクションしていくことが、教育方法の改善に向けて重要であることを理解し、疑似的にリフレクションの体験をする。 | |
| 15 | 第15回 | まとめ | 講義全体のリフレクションを行う。 |