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| 科目一覧へ戻る | 2025/07/08 現在 |
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開講科目名 /Class |
地域学入門B/地域学入門Ⅱ(兵庫の自然地理)/Introduction to Regional Studies B |
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授業コード /Class Code |
A004222501 |
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ナンバリングコード /Numbering Code |
GENv002 |
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開講キャンパス /Campus |
ポートアイランド |
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開講所属 /Course |
共通教育科目/ |
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年度 /Year |
2025年度/Academic Year |
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開講区分 /Semester |
前期/SPRING |
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曜日・時限 /Day, Period |
木3(前期)/THU3(SPR.) |
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単位数 /Credits |
2.0 |
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主担当教員 /Main Instructor |
藤 美智子/FUJI MICHIKO |
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遠隔授業 /Remote lecture |
No |
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教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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| 藤 美智子/FUJI MICHIKO | 共通教育センター |
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授業の方法 /Class Format |
対面授業(講義) |
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授業の目的 /Class Purpose |
この科目は全学DPのうち「①共通教育等を通じて、広い教養を身につけ、豊かな人間性や社会性を涵養している」および「③幅広い知識を活用してさまざまな問題を発見し、それを解決する方策を導くことができる」の2項目に関連するものである。 地域を理解するためには、人文科学・社会科学・自然科学の各領域からの多様なアプローチが必要であり、この科目では、主に、植生学・生態学などの自然科学の視点から地域の自然環境を理解することを目指す。授業では、兵庫県内各地の自然環境の成り立ち、文化との関連、自然環境保全上の課題などを学ぶ。これらを通して、地域の自然環境および生物に関心を持って学ぶ習慣を身につけることと、自然環境を保全し活用することの意義を理解することを目的とする。 なお、この科目の担当者は、有馬富士公園をはじめとする国内外の自然公園で、インタープリターなどとして地域の自然環境の保全・活用に取り組んできた「実務経験のある教員」である。この授業では、本経験を活かして地域の自然環境を多面的に捉え、広い視野での学びへとつなげる。 |
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到 達 目 標 /Class Objectives |
1. 地域の自然とそれに根ざした人の営みについて、関心をもつ姿勢を見につける。(態度・習慣) 2. 生態学の視点から、地域の景観を読み解くことができる。(知識) 3. 地域資源の価値やその活用について、広い視野で考えることができる。(知識・技能) |
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授業のキーワード /Keywords |
地域資源、自然、植生、兵庫、植生学、生態学、保全生態学、自然と文化 |
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授業の進め方 /Method of Instruction |
講義を中心に授業を進める。 授業の終わりにコメントカードを記入する時間を設ける。コメントカードには、授業中に示した課題を記入してもらう場合がある。次の回の冒頭で、特筆すべきコメントカードの共有や質問への回答を行う。 各回授業は基本的には授業計画に沿って進めるが、第3回~14回の内容については、受講生の理解のしやすさを考慮して順番を入れ替える場合がある。また、地域の自然環境を計画的な視点から捉えるために、緑地計画の分野でのゲストスピーカー招へいを検討している。 |
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履修するにあたって /Instruction to Students |
質問等がある場合はメールで対応する。 講師連絡先 藤 美智子 fujimichiko@ge.kobegakuin.ac.jp |
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授業時間外に必要な学修内容・時間 /Required Work and Hours outside of the Class |
予習復習課題が出された場合はこれに取り組む(40分程度)。 復習として授業内容を振り返り、講義で示された生物や生態系について掘り下げて調べる(40分程度)。 このほか、授業中に紹介した文献を読む、各地の自然史系の博物館を訪ねる、自然史系の博物館が主催するセミナーや行事に参加する、身近な野生生物(植物・動物)を観察するなど、教養を育むことを日常的に取り組む。 |
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提出課題など /Quiz,Report,etc |
授業中に随時出題する。レポートの提出先はMoodleとする。 |
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成績評価方法・基準 /Grading Method・Criteria |
レポート(80%)とその他の課題点等(20%)で総合的に評価する。レポート以外の課題点には、授業終了時のコメントシートの記述内容、授業中に伝達する予復習課題などを評価対象とする。 |
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テキスト /Required Texts |
テキストは用いない。 |
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参考図書 /Reference Books |
参考文献は必要に応じて授業中に紹介する。 |
| No. | 回 /Time |
主題と位置付け /Subjects and position in the whole class |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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| 1 | 第1回 | イントロダクション | 地域の自然環境を調べる方法を紹介する。地形図、植生図、地質図、空中写真、絵図、古写真、市町村史の活用など。 | |
| 2 | 第2回 | 植生からみる兵庫 | 日本の気候と植生の関係を示し、兵庫の植生とその位置づけについて述べる。 | |
| 3 | 第3回 | 神戸・太山寺の照葉樹林 | 神戸市西区の太山寺境内には、県下最大の照葉樹林があり、その特徴について紹介する。 | |
| 4 | 第4回 | 淡路島の砂浜と草原 | 淡路島の吹上浜には、貴重な海岸草原が残されており、その特異性と現状について解説する。 | |
| 5 | 第5回 | 北摂地域の湧水湿原群 | 宝塚市、三田市に広がる県下有数の湧水湿原群の成立要因や、湿原特有の生物相を紹介する。 | |
| 6 | 第6回 | 東播磨地域のため池群 | 兵庫県のため池数は日本一である。東播磨地域には、兵庫を代表するため池群が見られ、その成り立ちと現状を述べる。 | |
| 7 | 第7回 | 北摂地域の里山林と炭焼き | 川西市黒川地区に広がる、日本一と称される里山林と高級炭とのかかわりについて紹介する。 | |
| 8 | 第8回 | 六甲山系・東お多福山の草原 | 東お多福山に見られる希少な草原とその利用との関係に触れ、草原の維持・管理を考える。 | |
| 9 | 第9回 | 北摂地域の棚田の畦畔草原 | 北摂地域の棚田の畦畔草原に見られる多様性と、その現状について解説する。 | |
| 10 | 第10回 | 神戸学院大学の自然 | 神戸学院大学構内では、様々な環境に適応した植生・植物を見ることができる。大学構内で、それらの観察を行う。 | |
| 11 | 第11回 | 丹波・氷上回廊と生物の分布 | 兵庫県には本州一標高の低い中央分水界があり、それを中心に南北に連なる低地帯は氷上回廊と呼ばれている。氷上回廊と生物分布の関係を紹介する。 | |
| 12 | 第12回 | 豊岡盆地とコウノトリ | 豊岡盆地とコウノトリの関わりを述べ、コウノトリの野生復帰事業について紹介する。 | |
| 13 | 第13回 | 瀬戸内の食のめぐみ | 瀬戸内の食のめぐみを紹介し、生物の生息環境について考える。 | |
| 14 | 第14回 | 尼崎・生物多様性の森づくり | 製鉄会社の工場があった埋立地に苗木を植え、多様な生物がくらす森づくりを紹介する。 | |
| 15 | 第15回 | 自然資源の保全と活用 | これまで紹介してきた兵庫の自然資源についてまとめ、その保全と活用について考える。 |