シラバス参照

授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2025/07/08 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Class
地域学入門A/地域学入門Ⅰ(神戸学入門)/Introduction to Regional Studies A
授業コード
/Class Code
A004212501
ナンバリングコード
/Numbering Code
GENv001
開講キャンパス
/Campus
ポートアイランド
開講所属
/Course
共通教育科目/
年度
/Year
2025年度/Academic Year  
開講区分
/Semester
前期/SPRING
曜日・時限
/Day, Period
火1(前期)/TUE1(SPR.)
単位数
/Credits
2.0
主担当教員
/Main Instructor
鵜飼 昌男/UKAI MASAO
遠隔授業
/Remote lecture
No

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
鵜飼 昌男/UKAI MASAO 共通教育センター
授業の方法
/Class Format
講義による対面授業形式で行います。

特別警報(すべての特別警報)の本科目の取扱いについて⇒休講とします。
※自治体より避難指示、避難勧告が発令されている場合は、その都度授業を中断し、自身の安全を最優先に考えて対応してください。(暴風警報発令の場合は授業を実施します。)

※ 先輩からのコメント
・高校までの日本史では講義を聞いて理解し、単に暗記するだけだったが、この授業では先生が問題提起をしてくれて、本当にそうだったのか、なぜそうなったのかを深く掘り下げて考えることで、今までになかった発見や考え方を得ることができ、視野が広がった。また、人から与えられる答えを待つのではなく、まず自分で考えるようになったという変化があった。(社リハ)
・神戸のことだけかと思いきや、神戸の歴史そこからだんだんと調べるうちに、日本、世界への歴史の事柄を自分で調べている自分がいました。(現社)

※補講の場合は、授業録画したものを視聴してもらうことがあります。その場合は、moodle でお知らせします。 詳細はシラバス下段を併せて参照して下さい。
授業の目的
/Class Purpose
 学生時代を過ごす神戸の地を理解するために、神戸の成り立ちとゆかりの人物を取り上げ、彼らの各方面での業績から多面的に神戸を理解します。また、歴史上の人物の決断や思考に対して、正解のない問題に彼らはどのように自らの解を見いだして行ったのか、学生諸君と考えていきたいと思います。学部での専門的な学習に進む前に、多角的な視点や知的好奇心の刺激によって、大学での学びに対するモチベーションを上げることができれば幸いです。
 この科目は、全学のDP(学位授与方針)に示す「広い教養を身につけ、豊かな人間性や社会性」を涵養することを目的としている。
※ 先輩からのコメント
・この授業では神戸の街を歴史的な観点や地理、産業や人物など多角的に捉え、地域が抱える問題に対して自分なりの答えを持つことを目的としている。正解が無い問いに答えるためには一つの視点ではなくさまざまな視点から考えることが求められるため、自然と広い視野で物事を考える力を身に着けることができる。(人文)

 この授業の担当者は、高校での20年以上にわたる歴史科教員及び管理職の実務経験を生かし、高大接続の観点から、大学入学直後の学生に大学で求められる主体的な学びの作法と意識も指導します。
到 達 目 標
/Class Objectives
・神戸に関する歴史、文化、産業など地域の特徴を学び、地域の抱える問題とその対策について、自分なりに意見形成ができるまでの理解を得る。
・大学で学び始めるにあたって、講義を自分なりにノートにとる技術、文献や資料をまとめてプレゼンテーションする技術を向上させる。

※ 先輩からのコメント
・正解のない問題があるため自分の考えや意見が必要となり、主体性が身に付きます。大学らしい学びに最も近い科目だと思います。(経営)
・暗記ではない歴史を学ぶことが出来るだけでなく、文章を書くことによりそのまま公務員試験に活きてくる講義である。(法)
・神戸市民としてこの授業で学んだ神戸の知識を知ったうえで、社会活動をしていきたいと思った。(人文)
授業のキーワード
/Keywords
日本史、神戸、地域創生
授業の進め方
/Method of Instruction
講義を中心とした授業です。
毎回の授業では moodle にアップする事前資料を参照し、授業後に「振り返り」を word 入力してmoodle から提出してもらいます。5回以上の提出がない場合は、単位を認めません。
授業後の「振り返り」は、授業内容をまとめるのではなく、授業によって得た新しい発見や興味を抱いた事柄、もう少し深掘りしたい部分など、授業を受けて生じた自分の頭の中の変化(質問や感想)を文章で説明してください。授業のポイントをついた各自の意見、ユニークな気づきなどが、制限字数内で他人に分かりやすく書かれているかどうかが、採点の重要なポイントです。

※ 先輩からのコメント
・歴史に興味がある人はテーマの深掘り講義に、知的好奇心が刺激されます。「歴史は暗記ものではない」と実感したい人にも履修することを勧めます。(法)
履修するにあたって
/Instruction to Students
・部活動での公欠や病欠など、欠席の事情は相談してください。
授業時間外に必要な学修内容・時間
/Required Work and Hours outside of the Class
・予習としては、事前配信の資料を参考に、概説書などで各テーマや時代の概略をつかんでおいて下さい。講義がより分かりやすくなります。
・自己流のノートテイク術を身につけることを意識し、授業中のメモを事前資料と合わせて再整理する時間が必要です。また、講義の中で各自の興味関心あるテーマや頭に浮かんだ質問事項に対しては、パワーポイント課題の作成に備えて、その場でノートに追記し、授業後に図書館やネットでの自主的な調べによって理解の幅を広げる作業が大切になります。
・予習30分、ノート整理を中心とした復習90分が目安となります。

※ 先輩からのコメント
・配布された資料の設問に答えるという形式は、自分で調べる力がついたので良かった。難しい問題も何とか答えを出そうと考えるので、大変だけどやりがいを感じた。(現社)
提出課題など
/Quiz,Report,etc
毎年、神戸に関する興味関心のあるテーマを選んで、パワーポイント資料を作成し提出してもらいます。(口頭での発表は行いません)
パワーポイントによるプレゼンテーション能力を上げるために、大学4年間の間にできるだけ経験を積んで欲しいと考えた課題です。(先輩たちには好評でした)

※ 先輩からのコメント
・将来のために向上心を持って取り組むことのできる人であれば、この課題から学ぶことは沢山ある。日本を客観的にみる、海外目線で見る、プレゼン作成で表現力を養うなど。(人文)
・調べていく楽しさや今まで知らなかった情報に対する関心などを感じることができ、さらに調べる効率性も上げることができた。(経済)
成績評価方法・基準
/Grading Method・Criteria
毎回の授業後に授業の振り返りを記す(75%)、プレゼン課題(25%)の総合で評価を行います。授業で設問を提示した場合には、解答を振り返りに記載してください。
振り返りの記述には、授業内容のまとめを記すのではなく、授業を受けて自分の中でどのような発見があったのか、何が知的興味を刺激したのか、もう少し深掘りしたい部分や疑問点などを記してください。内容とともに筋道だった文章で簡潔に記されているかという、文章表現力も評価項目となります。毎回5点で採点しますが、減点があるものと思って基礎点を積み上げていって下さい。
※「振り返り」をどのように書いたらよいのか?授業を受けてそう思った人は、共通教育の「ライティング何でも相談室」に一度相談してみて下さい。先輩たちが何人も訪れてました。

プレゼン課題は30点満点で(A、B、C、D、Eの5段階)としますが、特に優れた作品はS評価し加点します。また、E評価は参加賞1点です。

※ 先輩からのコメント
・僕は大学生になったばかりの5月の時点では、根拠のある自分の意見を書くということを中学、高校とあまりやってこなかったので、この地域学入門Aではその練習ができると思います。(現社)
テキスト
/Required Texts
なし
参考図書
/Reference Books
授業中に適宜紹介します。
No.
/Time
主題と位置付け
/Subjects and position in the whole class
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
1 第1回 ガイダンス 講義の進め方、moodleの使い方、受講にあたってのルール、ノートの取り方、成績評価、課題についての説明。ミニ講義「歴史学は暗記ものではない!」
2 第2回 古代中世の神戸「古代、大阪平野は海だった!」 神戸を含む兵庫南部の歴史地理や交通路、中世の阪神地域の荘園などを概説します。
3 第3回 中世近世の神戸「兵庫津の重要性」 兵庫津の重要性と日本史上に果たした役割について概説します。
北前船による江戸時代の流通が「大阪の伝統的なお土産が、なんで塩昆布なのか?」につながります。
4 第4回 神戸開港の特殊事情 神戸居留地の特殊事情が、北野異人館街を生みます。
5 第5回 神戸華僑の歴史 明治大正期の日中関係に苦悩する神戸華僑は、本国と日本の戦争や侵略の中で、どう考えて神戸に定住していったのでしょうか。
6 第6回 都市化の光と影 「賀川豊彦」という人物を知っていますか?彼の生き方と神戸の市街地の拡大に、都市化する神戸の実相が見られます。
7 第7回 総合商社鈴木商店 大正時代、日本一の商社「鈴木商店」が神戸にありました。その番頭金子直吉の経営手腕と神戸高商の人脈に、経営判断の難しさを伺います。
8 第8回 捕虜と亡命者が伝えた文化史 洋菓子の神戸というイメージは、第1次世界大戦での人の移住によって作られていきました。
9 第9回 「火垂るの墓」の舞台 神戸空襲は東京大空襲よりも凄まじいものでした。焼け野原になった三宮に誕生した闇市が、現在の繁華街につながっていきます。
10 第10回 人工島プロジェクト 「山、海へ行く」…戦後復興における二人の神戸市長の果断と見識が、現在の神戸市の基礎となりました。
11 第11回 笠戸丸の出港地 日系人の歴史をたどって、外国人労働者問題を考えてみましょう。
南米の日系人のルーツになる人々は、ほとんどが神戸港から出発しました。
12 第12回 阪神淡路大震災 震災当日の市長・県知事の動きと判断はどのようなものだったのでしょうか?自衛隊の災害派遣が認知されるようになった契機もこの時の反省でした。
13 第13回 神戸の地場産業「長田の靴」 高度経済成長と長田のケミカルシューズ。それを支えた在日コリアンの歴史にも触れます。
14 第14回 プレゼン課題の優秀作品発表と講評 提出されたパワーポイントによる課題の優秀作品を発表し、講評を通じてプレゼン資料作成における注意点を伝えます。
15 第15回 特別講義 タイムリーなテーマで、毎年ゲストをお呼びして特別授業をお願いしています。

科目一覧へ戻る