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| 科目一覧へ戻る | 2025/07/23 現在 |
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開講科目名 /Class |
日本の歴史と文化Ⅰ/Japanese History and Culture Ⅰ |
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授業コード /Class Code |
A000162003 |
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ナンバリングコード /Numbering Code |
GENs005 |
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開講キャンパス /Campus |
有瀬 |
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開講所属 /Course |
共通教育科目/ |
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年度 /Year |
2025年度/Academic Year |
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開講区分 /Semester |
後期/AUTUMN |
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曜日・時限 /Day, Period |
火4(後期)/TUE4(AUT.) |
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単位数 /Credits |
2.0 |
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主担当教員 /Main Instructor |
山下 晃平/YAMASHITA KOUHEI |
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遠隔授業 /Remote lecture |
No |
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教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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| 山下 晃平/YAMASHITA KOUHEI | 人文学科/Humanities |
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授業の方法 /Class Format |
・対面授業(講義) |
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授業の目的 /Class Purpose |
・この授業では、テーマを「アート社会学:美術・社会・制度」として、「アート(美術・芸術)」という概念・枠組みが、日本社会においてどのように形成されてきたのかについて学びます。いわゆる制度論の視点から近代以降の日本美術の諸相を捉えます。時代ごとの作品確認ではなく、明治以降の博物館や美術教育、展覧会の形成など、日本における美術制度と社会との関わりに焦点を当てます。同時に、各時代おいて日本人が「美術」をどのように捉えたのか、美術言説の推移を押さえます。 ・この科目は、全学のDP(学位授与方針)に示す「広い教養を身につけ、豊かな人間性や社会性」を涵養することを目的としています。 |
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到 達 目 標 /Class Objectives |
・近代以降の日本の芸術表現に関する知識を習得する。 ・アート(美術・芸術)と日本の諸制度との関係について説明できる。 ・多様な芸術表現を社会構造や歴史を比較する批判的な姿勢を身につける。 |
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授業のキーワード /Keywords |
芸術学、近現代美術、制度論、日本文化論 |
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授業の進め方 /Method of Instruction |
・対面での視聴覚メディアを用いた講義形式とします。適宜、授業でリアクションペーパーを活用し、受講生同士の関心・問題意識を共有し、また授業内容にも反映することで考察を深めます。 |
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履修するにあたって /Instruction to Students |
・近現代の日本美術と社会との関係や芸術学に関心のある方に向けた基礎論になります。 |
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授業時間外に必要な学修内容・時間 /Required Work and Hours outside of the Class |
・参考文献に目を通し、日本の近現代史を踏まえて芸術活動を捉える姿勢を身につけましょう。 (1週あたり60分以上) ・配布資料を通して講義内容の振り返りを行い、「アート」の制度性についてさらに考察を深めましょう。(1週あたり60分以上) |
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提出課題など /Quiz,Report,etc |
・授業時のコメントシート作成と提出。 ・授業内課題として、小レポートを1回実施します。 ・期末筆記試験(講義で得た知識を適切に用いることができるか。またその知識を踏まえて客観的に論じることができるか。) |
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成績評価方法・基準 /Grading Method・Criteria |
・授業参加度(コメントシート作成):20% ・授業内課題(中間小レポート):20% ・期末筆記試験(授業理解度、考察力):60% 中間小レポートは次回授業で全体に対してフィードバックを行います。期末試験については、試験終了後(試験期間終了後)に「試験の要点と解説」を通知します。5回以上欠席すると単位習得はできない。 |
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テキスト /Required Texts |
適宜、プリントを配布します。 |
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参考図書 /Reference Books |
北澤憲昭、森仁史、佐藤道信(編)『日本の近現代史--制度 言説 造型』東京美術、2014年。 北澤憲昭『眼の神殿 「美術」受容史ノート』筑摩書房、2020年。 山下晃平『日本国際美術展と戦後美術史』創元社、2017年。 |
| No. | 回 /Time |
主題と位置付け /Subjects and position in the whole class |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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| 1 | 第1回 | イントロダクション | 授業ガイダンスと導入として「美術」の制度性について取り上げます。 | |
| 2 | 第2回 | 明治期の美術1:博覧会の時代と「美術」の起源 | 明治政府による「美術」受容の歴史を探ります。 | |
| 3 | 第3回 | 明治期の美術2:内国勧業博覧会と「美術」概念 | 内国勧業博覧会の誕生と近代的な規範・制度との関係を考察します。 | |
| 4 | 第4回 | 美術と制度1:政府による展覧会の誕生 | 日本における展覧会の誕生とその歴史について学びます。 | |
| 5 | 第5回 | 美術と制度2:帝室博物館の変遷 | 芸術作品の社会的な役割について、「展示」をキーワードに概観します。 | |
| 6 | 第6回 | 美術学校と「日本画」 | 近代日本の制度制定と「日本画」というジャンルとの関係を捉えます。 | |
| 7 | 第7回 | 美術と工芸 | 近代の理念と芸術あるいは産業との関係を捉えます。 | |
| 8 | 第8回 | 大正期の新興美術運動と大衆 | 大正期の芸術家たちの活動とその理念について考察します。 | |
| 9 | 第9回 | 美術と戦争 | 芸術表現の変容と戦争との関わりについて考察します。 | |
| 10 | 第10回 | 復興期の日本美術と伝統 | 戦後の日本社会と芸術表現の変化について学びます。 | |
| 11 | 第11回 | 「反芸術」の伝播 | 1960年代日本の前衛表現を社会との関係も踏まえて捉えます。 | |
| 12 | 第12回 | アートワールドと社会?法と検閲 | これまでの歴史を踏まえながら、芸術表現と規制との関わりについて考察します。 | |
| 13 | 第13回 | 美術と文化 | 1980年代以降の芸術表現と文化、地域性との関係について考察します。 | |
| 14 | 第14回 | 「美術」の多様化と鑑賞 | 現代の芸術活動と鑑賞者や場との関わりを捉えます。 | |
| 15 | 第15回 | 芸術表現と制度論 | これまでのトピックスを総括し、芸術と社会との関係性を押さえ、芸術表現の可能性について考察します。 |