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| 科目一覧へ戻る | 2024/07/30 現在 |
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開講科目名 /Class |
人体構造機能疾病学実習/Practice in Clinical Physiology and Diseases |
|---|---|
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授業コード /Class Code |
B103431001 |
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ナンバリングコード /Numbering Code |
NSDc013 |
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開講キャンパス /Campus |
有瀬 |
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開講所属 /Course |
栄養学部/Nutrition |
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年度 /Year |
2024年度/Academic Year |
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開講区分 /Semester |
後期/AUTUMN |
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曜日・時限 /Day, Period |
金3(後期),金4(後期),金5(後期)/FRI3(AUT.),FRI4(AUT.),FRI5(AUT.) |
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単位数 /Credits |
1.0 |
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主担当教員 /Main Instructor |
藤岡 由夫/FUJIOKA YOSHIO |
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遠隔授業 /Remote lecture |
No |
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教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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| 伊藤 耕史/ITOU KOUJI | 栄養学部/Nutrition |
| 大平 英夫/OHIRA HIDEO | 栄養学部/Nutrition |
| 石田 のりこ/ISHIDA NORIKO | 栄養学部/Nutrition |
| 奥井 潤/OKUI JYUNN | 栄養学部/Nutrition |
| 川村 久実/KAWAMURA KUMI | 栄養学部/Nutrition |
| 佐藤 友亮/SATOU YUUSUKE | 栄養学部/Nutrition |
| 辻村 聡/TSUJIMURA SATOSHI | 栄養学部/Nutrition |
| 中川 輪央/NAKAGAWA WAO | 栄養学部/Nutrition |
| 橋本 智子/HASHIMOTO SATOKO | 栄養学部/Nutrition |
| 仲村 祐江/NAKAMURA MASAE | 栄養学部/Nutrition |
| 仲川 満弓/NAKAGAWA MAYUMI | 栄養学部/Nutrition |
| 中村 亜季沙/NAKAMURA AKISA | 栄養学部/Nutrition |
| 内藤 孝子/NAITO TAKAKO | 栄養学部/Nutrition |
| 海野 かすみ/UNNO KASUMI | 栄養学部/Nutrition |
| 塗茂 賀律子/NUSHIMO KAZUKO | 栄養学部/Nutrition |
| 弘中 明子/HIRONAKA AKIKO | 栄養学部/Nutrition |
| 廣瀬 智晴/HIROSE CHIHARU | 栄養学部/Nutrition |
| 廣田 千晶/HIROTA CHIAKI | 栄養学部/Nutrition |
| 藤岡 由夫/FUJIOKA YOSHIO | 栄養学部/Nutrition |
| 古府 万希/FURUFU MAKI | 栄養学部/Nutrition |
| 牧野 浩代/MAKINO HIROYO | 栄養学部/Nutrition |
| 吉田 有里/YOSHIDA YURI | 栄養学部/Nutrition |
| 米田 志帆/YONEDA SHIHO | 栄養学部/Nutrition |
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授業の方法 /Class Format |
対面授業(実習) |
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授業の目的 /Class Purpose |
◎「人体構造機能疾病学実習」は、専門基礎科目に属し、管理栄養士に関わる業務での栄養と疾病を関連づけた具体的な疾病症例モデルを用い、ロールプレイング形式で行います。 症例モデルは、これまで学習してきた臨床医学総論、生理学、生化学の内容を統合した内容となっています。現場の管理栄養士に必要となるコミュニケーション能力や指導技術習得を目標とし、また、本実習を通じて、疾病の知識、栄養指導の必要性、そして相手とのコミュニケーションや説明を行う技術の重要性を認識し、今後の講義、実習等に対して積極的に取り組める学生育成を目標とします。 ◎管理栄養士国家試験出題基準(ガイドライン)「人体の構造と機能及び疾病の成り立ち」大項目「1人体の構造」から「20感染症と代謝」に至る範囲に関連する。 特に 7.疾患と診断の概要 8.疾患治療の概要 9.栄養障害と代謝疾患 また同出題基準の基礎栄養学、応用栄養学、臨床栄養学と直接関連する内容である。 加えて、本科目は、栄養学部のDPに示す、自分の考えを的確に表現し、ヒトとのコミュニケーションを通じて、適切な栄養指導が可能な基礎技能の修得を目指します。 なお、この科目は実務経験のある教員が担当し、臨床現場に沿った内容とするものです。 |
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到 達 目 標 /Class Objectives |
学生として現場の管理栄養士に必要となるコミュニケーション能力や指導技術を習得できるように、そして疾病の知識、栄養指導の必要性と合わせて技術の重要性を認識できるように、今後の講義、実習等に対して積極的に取り組めるようになることを目標としています。 |
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授業のキーワード /Keywords |
栄養指導、コミュニケーション能力、生活習慣病、消化器疾患、腎疾患 |
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授業の進め方 /Method of Instruction |
模擬栄養指導のテキストを用いて、各疾患模擬患者と模擬管理栄養士の実際のやりとりに触れ、それぞれの疑問点を討論し合います。メタボリックシンドロームや脂質異常症などの過栄養状態だけでなく、低栄養や分食など実際の食事指導形態を想定した内容を総合的に理解します。総括では、それぞれが参加してコミュニケーションの重要性を自覚できるようにします。 |
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履修するにあたって /Instruction to Students |
臨床医学総論および解剖学、生理学、生化学の復習をしてください。人体構造機能疾病学実習はこれらを統合した内容になり疾病予防および対処法の理解に不可欠です。また管理栄養士に対する質問を実施するために挨拶や敬語丁寧語の使用など、社会人として必要な能力を修得してください。 |
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授業時間外に必要な学修内容・時間 /Required Work and Hours outside of the Class |
管理栄養士国家試験出題基準(ガイドライン)「人体の構造と機能および疾病の成り立ち」に含まれる、臨床医学総論、生化学、生理学の各講義のテキストおよびプリント教材を繰り返し復習してください。 予習に1時間、復習に2時間を目安とします。 |
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提出課題など /Quiz,Report,etc |
症例に関しての解説、栄養指導報告書をレポートとして報告することとします。レポートの添削および採点をし、理解度に応じて、後日に復習します。*レポート評価については、コメントを伝え、返却します。 |
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成績評価方法・基準 /Grading Method・Criteria |
評価は、課題レポート50%、実習確認試験50%として評価を行います。 |
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テキスト /Required Texts |
サクセス管理栄養士講座『臨床栄養学2』第一出版 あるいは 栄養科学イラストレイテッド「臨床栄養学 疾患別編 改訂第2版」羊土社 |
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参考図書 /Reference Books |
日本病態栄養学会編『病態栄養ガイドブック』メディカルレビュー社 中村丁次編著『栄養食事療法必携』医歯薬出版(株) |
| No. | 回 /Time |
主題と位置付け /Subjects and position in the whole class |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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| 1 | 第1回 | オリエンテーション | 実習の意図ならびに、SOAP方式によるレポートの記述方法について説明 | |
| 2 | 第2回 | 糖尿病Ⅰ | メタボリックシンドロームと境界型糖尿病:エネルギー制限を主とする食事療法と運動療法を通じて体重減量を図る方法について | |
| 3 | 第3回 | 糖尿病Ⅱ | 糖尿病:血糖が上昇する機序と食事療法、経口血糖降下薬やインスリン療法患者の対応について | |
| 4 | 第4回 | 脂質異常症 | 脂質異常:家族性高コレステロール血症に代表されるLDLコレステロール高値の患者の脂質摂取の改善方法について | |
| 5 | 第5回 | 高血圧症 | 心筋梗塞後患者心不全患者の水分制限と食塩摂取制限を含む血圧コントロールについて | |
| 6 | 第6回 | 消化器疾患 | 消化器疾患による栄養低下状態での食事指導について | |
| 7 | 第7回 | 腎疾患 | 慢性腎臓病:慢性腎臓病(CKD)における蛋白制限と透析患者の食事について | |
| 8 | 第8回 | 総括 | これまでの症例モデルを通じ、多疾患を合併した患者を念頭においた対応について総括、及び実習確認試験を行う |