シラバス参照

授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2023/07/21 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Class
障がい児療育論/障害児療育論/Rehabilitation and education for mentally and physically handicapped children
授業コード
/Class Code
B700404001
開講キャンパス
/Campus
有瀬
開講所属
/Course
総合リハビリテーション学部/Rehabilitation
年度
/Year
2023年度/Academic Year  
開講区分
/Semester
前期/SPRING
曜日・時限
/Day, Period
月2(前期)/MON2(SPR.)
単位数
/Credits
1.0
主担当教員
/Main Instructor
西尾 久英/NISHIO HISAHIDE
科目区分
/Course Group
【専門教育科目】 《専門分野》/*** MAJORS *** 《SPECIALIZED FIELDS》
遠隔授業
/Remote lecture
No

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
西尾 久英/NISHIO HISAHIDE 作業療法学科/Occupational Therapy
授業の方法
/Class Format
講義。
授業の目的
/Class Purpose
    この科目は、学部DP2、3、4に掲げるリハビリテーションに関する知識を修得することを目指す。どのような状況下にあっても、小児には教育が必要であるし、また教育を受ける権利を有する。「療育」とは、障害とともに生きなければならない小児に対して、その小児に提供されるべき治療と教育を複合したシステムをさす。従来、養護学校こそが「療育」の現場であると考えられてきた。しかし、近年、普通児との交流の必要性が強く認識されるようになり、障害児のインクルージョン〈地域の普通学校で学ぶこと)のための体制つくりが各地で進められるようになった。この障害児療育論では、学生が(1)障害児の心理的援助、(2)障害児の学校教育、(3)地域における支援体制を理解することを目的とする。
    なお、この科目の担当者は、小児科医として40年の経験があり、現在も療育センターに勤務する、実務経験のある教員である。また、小児神経疾患の研究者でもある。従って、講義では最先端医療と療育の連携についても触れながら、学生が一段と深く障害児のことを理解することを願っている。
到 達 目 標
/Class Objectives
(1)療育の基盤となる考え方を説明できる。
(2)実際に障害児に会った時に、彼(彼女)の心理を理解し、援助できる。
授業のキーワード
/Keywords
(1)障害児、(2)心理、(3)療育、(3)学校、(4)家族、(5)地域
授業の進め方
/Method of Instruction
パワーポイントのスライドを中心にした講義授業を行う。
履修するにあたって
/Instruction to Students
特別な履修要件はない。
授業時間外に必要な学修
/Expected Work outside of Class
授業の前に、シラバスの授業計画に目を通しておくこと。そして、各回の授業講義で学習した内容について復習を行うこと(およそ0.5-1時間の学習が必要である)。また、日常生活のなかで人間観察を心がけて、自分の経験と学習内容を結び付けて考える習慣を身につけること。
提出課題など
/Quiz,Report,etc
授業の終わりに、理解度をテストするための課題を提示する。その課題に対する各自の答えをドットキャンパスにあげてもらう(ここではアンケートに対する回答という形式を採用する)。アンケート回答の期間は、7月25日の23:30までとする。期間外の提出、あるいは教員のメールアドレスへの提出は認めない。(質問があれば、担当教員(西尾)にメールで送ってください。担当教員のメールアドレスは、<nishio@reha.kobegakuin.ac.jp>です。できる限り、すばやくお答えしたいと思っています。ただし、教員が分からなくて答えられないときや、学生が自分で調べたほうが良いときには、その旨を回答します)。
成績評価方法・基準
/Grading Method・Criteria
定期試験および毎回の授業で提示する課題に対する答え(ドットキャンパスにあげてもらったもの)を評価の対象とする。評価の配分は、定期試験50%、課題回答50%とする。 
テキスト
/Required Texts
講義資料をドットキャンパスにあげておく。この講義資料がテキストとなる。講義資料は、コンピュータ、iPad、スマホにダウンロードが可能である。印刷が必要であれば、各自で印刷すること。 
参考図書
/Reference Books
No.
/Time
主題と位置付け
/Subjects and position in the whole class
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
1 第1回 概論 療育、インクルージョンの基盤となる考え方を理解し、今後の療育の在り方についても意見を述べることができる。
2 第2回 知的障害児 知的障害児を理解し、援助の在り方についても意見を述べることができる。
3 第3回 肢体不自由児 肢体不自由児を理解し、援助の在り方についても意見を述べることができる。
4 第4回 視覚障害児 視覚障害児を理解し、援助の在り方についても意見を述べることができる。 
5 第5回 聴覚障害児 聴覚障害児を理解し、援助の在り方についても意見を述べることができる。 
6 第6回 病弱児 病弱児を理解し、援助の在り方についても意見を述べることができる。 
7 第7回 発達障害児 発達障害児を理解し、援助の在り方についても意見を述べることができる。 
8 第8回 虐待児 種々の問題のある家族の支援の在り方を理解し、虐待防止施策の在り方についても意見を述べることができる。 

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