シラバス参照
  
| 科目一覧へ戻る | 2023/07/31 現在 | 
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                  開講科目名 /Class  | 
                  各国経済論B/Area Economic Studies B | 
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                  授業コード  /Class Code  | 
                  B302051001 | 
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                  開講キャンパス /Campus  | 
                  有瀬 | 
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                  開講所属 /Course  | 
                  経済学部/Economics | 
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                  年度 /Year  | 
                  2023年度/Academic Year | 
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                  開講区分 /Semester  | 
                  後期/AUTUMN | 
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                  曜日・時限 /Day, Period  | 
                  月3(後期),月4(後期)/MON3(AUT.),MON4(AUT.) | 
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                  単位数 /Credits  | 
                  4.0 | 
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                  主担当教員 /Main Instructor  | 
                  中村 亨/NAKAMURA TOORU | 
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                  科目区分 /Course Group  | 
                  【専門教育科目】 (各コース科目・専門科目)/*** MAJORS *** (各コース科目・専門科目) | 
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                  遠隔授業 /Remote lecture  | 
                  No | 
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                    教員名 /Instructor  | 
                  
                    教員所属名 /Affiliation  | 
            
|---|---|
| 中村 亨/NAKAMURA TOORU | 経済学部/Economics | 
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授業の方法                         /Class Format  | 
                      講義 | 
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授業の目的                         /Class Purpose  | 
                      
<主題> 「グローバリゼーションと米国経済の過去・現在・未来を知る」 現在の米国経済はかつての圧倒的な力を失い、バイデン新大統領のもと、内向き姿勢に転じている。今後の動向を理解するためにも、米国経済の過去・現在の展開を学ぶことは極めて重要である。 本講では、こういった激変する米国経済を理解するためのマクロ経済学、国際経済学、経済開発論、実証研究の最前線を紹介することが目的である。 <目標> この科目は経済学部のDPにあるように、米国経済の歴史や制度にかかわる知識を修得し、今日の経済情勢を歴史的・制度的に理解できることを目指します。さらに、 米国経済を材料にマクロ経済学の基礎を学ぶことができます。 米国経済、世界経済の現状を学ぶことができます。 最近の世界金融危機の原因を学ぶことができます。 ホームページ https://ntohru.wixsite.com/mysite  | 
                    
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到 達 目 標                         /Class Objectives  | 
                      
米国経済のファンダメンタルズ(基礎的条件)を把握できる。(知識) 米国経済の強み、弱点を指摘できる。(知識) 金融危機の波及経路を数式、グラフを通じてロジカルに説明できる。(知識・技能) 米国経済の史的展開から日本経済の現在・未来を推し量ることができる。(態度・習慣)  | 
                    
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授業のキーワード                         /Keywords  | 
                      金融危機、グローバリゼーション、大恐慌、FRB、対外債務 | 
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授業の進め方                         /Method of Instruction  | 
                      毎回授業に必要な教材をあらかじめ読んだ上で参加し、受けた授業の内容は次の授業時の復習問題で確認する。数回の提出課題が与えられ、その作成の過程で授業の内容の理解をさらに深めていく。 | 
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履修するにあたって                         /Instruction to Students  | 
                      スライド、講義ノートはdotCampusに掲載される。 | 
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授業時間外に必要な学修                         /Expected Work outside of Class  | 
                      
事前学習として、授業の冒頭で行う復習問題の演習の準備し、講義の対象となる教材の箇所を読んでおくこと。(目安として1時間) 事後学習として、教材での演習問題を再確認しておくこと。(目安として1時間)  | 
                    
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提出課題など                         /Quiz,Report,etc  | 
                      ・数回の課題レポートを課します。そのフィードバックとして、課題レポート提出後に、模範解答を発表し、レポートに評価を入れて返却します(PDFファイル)。 | 
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成績評価方法・基準                         /Grading Method・Criteria  | 
                      小テスト(80%)、提出課題(20%)で評価する。 | 
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テキスト                         /Required Texts  | 
                      使用しません。 | 
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参考図書                         /Reference Books  | 
                      
『アメリカ経済(上)(下)』ロバート・ゴードン著、日経BP社 『クルグマン 国際経済学 理論と政策(原著第10版)』 クルグマン・オブズフェルド・メリッツ著、丸善出版 『大恐慌論』バーナンキ著、日本経済新聞出版社  | 
                    
| No. | 回 /Time  | 
          主題と位置付け /Subjects and position in the whole class  | 
          学習方法と内容 /Methods and contents  | 
          備考 /Notes  | 
              
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| 1 | 第1回 | 序論:大競争時代における米国経済 | 米国経済を学ぶ意義を講述します。 | |
| 2 | 第2回 | 金融危機の経済学(1) | リーマンショックやユーロ危機が起こった原因を考察します。 | |
| 3 | 第3回 | 金融危機の経済学(2) | リーマンショックやユーロ危機が起こった原因を考察します。 | |
| 4 | 第4回 | 金融危機の経済学(3) | リーマンショックやユーロ危機が起こった原因を考察します。 | |
| 5 | 第5回 | 国際収支の基礎(1) | 米国経済のダイナミズムを理解するための分析用具である、国際収支の概念を講述します。 | |
| 6 | 第6回 | 国際収支の基礎(2) | 米国経済のダイナミズムを理解するための分析用具である、国際収支の概念を講述します。 | |
| 7 | 第7回 | 対外不均衡の経済学(1) | 金利、為替レート、予想、マネー、金融政策の関係を講述します。 | |
| 8 | 第8回 | 対外不均衡の経済学(2) | 金利、為替レート、予想、マネー、金融政策の関係を講述します。 | |
| 9 | 第9回 | 対外不均衡の経済学(3) | 金利、為替レート、予想、マネー、金融政策の関係を講述します。 | |
| 10 | 第10回 | 対外不均衡の経済学(4) | 金利、為替レート、予想、マネー、金融政策の関係を講述します。 | |
| 11 | 第11回 | 米国金融政策の基礎:金融緩和政策のポイント(1) | 米国の中央銀行FRBの金融政策を学び、昨今の金融緩和政策の本質を学ぶ。 | |
| 12 | 第12回 | 米国金融政策の基礎:金融緩和政策のポイント(2) | 米国の中央銀行FRBの金融政策を学び、昨今の金融緩和政策の本質を学ぶ。 | |
| 13 | 第13回 | 米国金融政策の基礎:金融緩和政策のポイント(3) | 米国の中央銀行FRBの金融政策を学び、昨今の金融緩和政策の本質を学ぶ。 | |
| 14 | 第14回 | 米国金融政策の基礎:金融緩和政策のポイント(4) | 米国の中央銀行FRBの金融政策を学び、昨今の金融緩和政策の本質を学ぶ。 | |
| 15 | 第15回 | 米国長期停滞論を学ぶ(1) | 最新の米国経済研究で話題になっているのが「長期停滞論」である。どのような要因で停滞のわなにはまってしまったのかを最近の研究を援用しながら探求する。 | |
| 16 | 第16回 | 米国長期停滞論を学ぶ(2) | 最新の米国経済研究で話題になっているのが「長期停滞論」である。どのような要因で停滞のわなにはまってしまったのかを最近の研究を援用しながら探求する。 | |
| 17 | 第17回 | 米国移民の経済学(1) | 雇用不安から世界的に移民への関心が政策課題のトップにあがってきている。英国のEU離脱の背景にもなったテーマである。「移民の経済学」を米国をケーススタディーとして学ぶ。 | |
| 18 | 第18回 | 米国移民の経済学(2) | 雇用不安から世界的に移民への関心が政策課題のトップにあがってきている。英国のEU離脱の背景にもなったテーマである。「移民の経済学」を米国をケーススタディーとして学ぶ。 | |
| 19 | 第19回 | 米国移民の経済学(3) | 雇用不安から世界的に移民への関心が政策課題のトップにあがってきている。英国のEU離脱の背景にもなったテーマである。「移民の経済学」を米国をケーススタディーとして学ぶ。 | |
| 20 | 第20回 | 米国移民の経済学(4) | 雇用不安から世界的に移民への関心が政策課題のトップにあがってきている。英国のEU離脱の背景にもなったテーマである。「移民の経済学」を米国をケーススタディーとして学ぶ。 | |
| 21 | 第21回 | 米国の貿易政策(1) | 米国の自由貿易の系譜を北米自由貿易協定(NAFTA)やトランプ新大統領が否定しているTPPの問題をケーススタディーに学び、雇用・生産・賃金などにどのような影響をもつかを多くの研究成果をサーベイしながら学んでいく。 | |
| 22 | 第22回 | 米国の貿易政策(2) | 米国の自由貿易の系譜を北米自由貿易協定(NAFTA)やトランプ新大統領が否定しているTPPの問題をケーススタディーに学び、雇用・生産・賃金などにどのような影響をもつかを多くの研究成果をサーベイしながら学んでいく。 | |
| 23 | 第23回 | 米国の貿易政策(3) | 米国の自由貿易の系譜を北米自由貿易協定(NAFTA)やトランプ新大統領が否定しているTPPの問題をケーススタディーに学び、雇用・生産・賃金などにどのような影響をもつかを多くの研究成果をサーベイしながら学んでいく。 | |
| 24 | 第24回 | 米国の貿易政策(4) | 米国の自由貿易の系譜を北米自由貿易協定(NAFTA)やトランプ新大統領が否定しているTPPの問題をケーススタディーに学び、雇用・生産・賃金などにどのような影響をもつかを多くの研究成果をサーベイしながら学んでいく。 | |
| 25 | 第25回 | 米国の対外債務(1) | 世界最大の対外債務を保有する米国。世界通貨ドルの「圧倒的な特権」問題との関連で債務問題の本質を学ぶ。 | |
| 26 | 第26回 | 米国の対外債務(2) | 世界最大の対外債務を保有する米国。世界通貨ドルの「圧倒的な特権」問題との関連で債務問題の本質を学ぶ。 | |
| 27 | 第27回 | 米国の対外債務(3) | 世界最大の対外債務を保有する米国。世界通貨ドルの「圧倒的な特権」問題との関連で債務問題の本質を学ぶ。 | |
| 28 | 第28回 | 世界恐慌論(1) | バーナンキ著『大恐慌論』を参考文献に大恐慌分析を行う。併せて資本移動の最先端の研究を紹介する。 | |
| 29 | 第29回 | 世界恐慌論(2) | バーナンキ著『大恐慌論』を参考文献に大恐慌分析を行う。併せて資本移動の最先端の研究を紹介する。 | |
| 30 | 第30回 | 世界恐慌論(3) | バーナンキ著『大恐慌論』を参考文献に大恐慌分析を行う。併せて資本移動の最先端の研究を紹介する。 |