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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2023/07/20 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Class
外国法C(アジア法)(韓国法)/Foreign Law C (Laws in Asian Countries)
授業コード
/Class Code
B204651001
開講キャンパス
/Campus
ポートアイランド
開講所属
/Course
法学部/Law
年度
/Year
2023年度/Academic Year  
開講区分
/Semester
前期/SPRING
曜日・時限
/Day, Period
金3(前期)/FRI3(SPR.)
単位数
/Credits
2.0
主担当教員
/Main Instructor
崔 鍾植/CHOE JONG-SIK
科目区分
/Course Group
【専門教育科目】 〈一般専門教育科目〉/*** MAJORS *** 〈ADVANCED SUBJECTS〉
遠隔授業
/Remote lecture
Yes

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
崔 鍾植/CHOE JONG-SIK 法学部/Law
授業の方法
/Class Format
*遠隔授業(オンデマンド授業)
**LMS dotCampusが利用できる4月21日から接続可能
***従って、1、2回目の授業資料については、受講生がdotCampusが使える日から十分時間を設けて載せますのでご心配無用です。
授業の目的
/Class Purpose
この講座は、国際社会における法学部性に求められる国際的な眼目を広げるための科目であり、その一環としてアジア法としての韓国法についての探索を目指す。さて、韓国の現代法にもっとも大きな影響を及ぼしたことは、日本帝国主義が韓国を36年間強制統治したことである。この時代には差別はあったものの原則的には日本の法律が朝鮮半島にもそのまま適用されることになった。1945年8月15日、日本帝国主義が敗戦によって終わってから韓国も解放されたが、当分解放される前の日本の法律がそのまま維持されたことは勿論、新法律の制定の重大な時期が到来したときにも日本の法律の影を大分残すしかなかった。1945年の解放し新しい国を立ち上げてから約78年の長い年が経った現在、果たして今の韓国の法律はどのように変わったのか、日本の法律と比較してどのような特徴を見せているのか等等を検討するのは大変興味津々な課題であるに違いない。本授業の履修性は、アジア法の一つとしての現代韓国法(憲法、民法、刑事法中心)の概要と特徴を判例と共に時折日本法と比較しながら考えてみることをその目的とする。
到 達 目 標
/Class Objectives
・韓国法の背景及び法文化について理解することができる。
・現代韓国人の法意識について伝統的な意識と比較し500字以内に記述することができる。
・韓国の憲法、民事法、刑事法(刑法、少年法)の仕組みや特徴の基礎について理解することができる。
・韓国における最近の犯罪動向を通して刑事法の仕組みや特徴について理解することができる。
 
 
授業のキーワード
/Keywords
アジア法、韓国法、韓国の判例動向、韓国の犯罪の動向
授業の進め方
/Method of Instruction
1.dotCampusに講義のビデオファイルを載せる。皆さんはそれを受講しながらきちんと勉強を行ってからdotCampus上のテストに解答し提出して下さい。
2.韓国司法関連の時事・ニュースをご紹介する。

 
履修するにあたって
/Instruction to Students
1.この講義はすべて遠隔授業(オンデマンド)として行われる。従って、皆さんは講義ビデオの公開期間中はご都合の良い時間にいつでも何回でも閲覧ができる。
2.テストが出されたら、講義のビデオファイルをきちんと最後まで受講してから解答し提出して下さい。
授業時間外に必要な学修
/Expected Work outside of Class
当日のテーマについてできる限りでの予習をして下さい。 

提出課題など
/Quiz,Report,etc
追ってお知らせします
成績評価方法・基準
/Grading Method・Criteria
1.毎回のクイズ80%、最終レポート20%。最終レポートのテーマ等詳しいことは、おってdotCampus上に掲載する。
2.本講義の受講及びテストの提出を通算3回怠った場合単位算定の対象外とする。
3.最終レポートの提出は必修とする(もし、提出しなかった場合は、50%として算定させていただく)。 
テキスト
/Required Texts
・特にない。
・必要な資料はその都度、dotCampus上の「資料配布」室にファイルとしてup loadする形でお配りする。
参考図書
/Reference Books
「韓国法」高翔龍、信山社、2010年
「韓国社会と法」高翔龍、信山社、2012年 
「日本の文化 韓国の習俗~比較文化論~」金両基、明石書店、2003年
「“超”格差社会・韓国~あの国で今、何が起きているのか~」九鬼太郎、扶桑社新書、2010年 
No.
/Time
主題と位置付け
/Subjects and position in the whole class
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
1 第1回  ・ウオーミングアップ
・課題提出
***第1回目(4月14日)の授業は以下のレポートに代わります。

**新聞記事(ネット版を含む)の中で韓国法関連の記事(裁判、法制度、犯罪等)を見つけて読んでください。記事や新聞によって観点の違いが見られるかもしれませんが、記事を鵜呑みにしたりただの紹介ではなく、よく考えたり他の資料も参考しながら、その記事から感じたこと、批判点など主にご自分の私見を中心として書いて下さい。

(1)必ず、dotCampus上の該当レポート室にファイルとして提出して下さい。
(2)書き方:
  *その記事のタイトル(見出し)を書きます(「ooooについて」
  (oo新聞o月o日)、(ぺージ、ネット版だったらURL)。
  *次に、学部、お名前、学籍番号を必ず記入すること。
  *末尾に参考にした, 参考文献、ホームページなど出典(著者名、文献
   タイトル、出 版年度、URL等)を記入してください。
  *分量は500字~1000字以内で自由
(3)対象記事は、2022年1月以降のものに限定します。
(4)必ず、(1)概要、(2)論点、(3)私見または結論のように見出しで分けながら書いて下さい。
(5)締め切り:5月末
2 第2回 韓国の伝統的法思想 ・朝鮮時代の法思想及び伝統的な法意識の変化について考える。
・フィードバック
3 第3回 訴訟件数から見る法意識 ・時事問題(検察捜査権完全剥奪)について考える
・民事・行政裁判の件数をもって韓国人の法意識について考える。
・フィードバック
4 第4回 韓国人の権利意識の変化 ・時事問題(ADR利用)について考える
・日韓権利意識について比較考察する。
・フィードバック
5 第5回 司法権の独立の問題 ・時事問題(検察捜査権完全剥奪の成立)について考える
・韓国人の司法権の独立問題に対する意識について考察する。
・dotCampus上のテスト問題をもって理解度をチェック
・フィードバック
6 第6回 韓国の憲法裁判所制度の概要 ・時事問題(映像裁判)について考える
・韓国の憲法裁判所制度について考察する。
・憲法裁判所の決定から見る韓国の刑事法と民事法
・dotCampus上のテスト問題をもって理解度をチェック
・フィードバック
7 第7回 憲法裁判所における尊属傷害致死罪 ・時事問題(脱北住民)について考える
・尊属傷害致死罪について考える。
・dotCampus上のテスト問題をもって理解度をチェック
・フィードバック
8 第8回 憲法裁判所における良心の自由 ・時事問題(陪審員の年齢制限)について考える
・兵役拒否と良心の自由について考える。
・dotCampus上のテスト問題をもって理解度をチェック
・フィードバック
9 第9回 憲法裁判所における親族法 ・時事問題(青少年麻薬犯罪)について考える
・夫の嫡出子推定について考える。
・dotCampus上のテスト問題をもって理解度をチェック
・フィードバック
10 第10回 憲法裁判所における堕胎罪 ・時事問題について考える
・堕胎罪と自己決定権について考える。
・dotCampus上のテスト問題をもって理解度をチェック
・フィードバック
11 第11回 大法院の判例から見る宗教の自由 ・時事問題について考える
・学校内における宗教の自由問題について考える。
・dotCampus上のテスト問題をもって理解度をチェック
・フィードバック
12 第12回 大法院判例から見るいじめ問題 ・時事問題について考える
・韓国におけるいじめ問題について考える。
・dotCampus上のテスト問題をもって理解度をチェック
・フィードバック
13 第13回 韓国の少年司法制度 ・時事問題について考える
・韓国の少年法の概要と日韓少年犯罪の比較考察を行う。
・フィードバック
14 第14回 韓国の犯罪動向(1) ・時事問題(兵役代替)について考える
・全体犯罪の動向について考察する。
・フィードバック
15 第15回 韓国の犯罪動向(2) ・時事問題(兵役代替)について考える
・少年犯罪・女性犯罪の動向について考察する。
・フィードバック

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