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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2023/08/08 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Class
演習Ⅰ/Seminar Ⅰ
授業コード
/Class Code
B201101005
開講キャンパス
/Campus
ポートアイランド
開講所属
/Course
法学部/Law
年度
/Year
2023年度/Academic Year  
開講区分
/Semester
通年/FULL-YEAR
曜日・時限
/Day, Period
木2(前期),木2(後期)/THU2(SPR.),THU2(AUT.)
単位数
/Credits
4.0
主担当教員
/Main Instructor
岡本 篤尚/OKAMOTO ATSUHISA
科目区分
/Course Group
【専門教育科目】 〈一般専門教育科目〉/*** MAJORS *** 〈ADVANCED SUBJECTS〉
遠隔授業
/Remote lecture
No

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
岡本 篤尚/OKAMOTO ATSUHISA 法学部/Law
授業の方法
/Class Format
遠隔授業(リアルタイム)
授業の目的
/Class Purpose
 この授業は、法学部のDPに掲げる「社会における各種の問題について、その要点を把握し、必要な情報を収集・分析して、法的思考に基づいた説得力ある解決方針を示すことができる」能力を身につけること、および「地域社会から国際社会に至る国内外の公共的事項に関心と責任を持ち、公平性と客観性を重視した判断および行動ができる」ようになることを目指すものです。
 
到 達 目 標
/Class Objectives
1.現代社会の多様な「人権問題」について説明することができるようにする。
2.「現代の戦場」における「人間の尊厳」の蹂躙状況・人権の侵害状況について説明することができる。
3.他人の意見を正確に読み取り/聞き取ることができ、また自分の意図を言葉や文章で正確に他人に伝えることができるようにする。
授業のキーワード
/Keywords
 人間の尊厳(個人の尊厳) 「差別」と「排除」 「暴力」と「貧困」 人権に対するグローバルな脅威 戦場の狂気と暴力 PTSD   境界なき戦争
授業の進め方
/Method of Instruction
 一つのテーマにつき、2回ないし3回の授業を当てます。各テーマとも、1回目の授業でテーマに関連した映像資料を視聴したり文献資料を読み込んでもらったりしたうえで、その感想文(リアクション・ペーパー)を提出してもらいます。2回目ないし3回目の授業では、教員が各テーマに関する解説を行い、その後それに基づいて、教員・受講生間、受講生相互で質疑応答や討論を行ってもらうことによって、授業を進めていきます。
履修するにあたって
/Instruction to Students
①   この授業は、教員と受講生、受講生相互の質疑応答や討論によって授業を進めていきますので、各回の授業までに、受講生自身が各回の授業テーマに関ついて十分な予習をしてくることが強く求められます。
➁  この授業では、 授業内容(授業で使用するレジュメやパワーポイントの内容や資料映像の内容、板書の内容等を含む)について、スマートフォンやモバイル機器、カメラ等を用いて録画・録音・撮影等を行うことや、インターネット上で閲覧可能状態にすることを厳禁します。これらに違反した場合は、定期試験や課題レポート等の成績の如何にかかわらず、単位を認定しない場合があります。障害等のため授業内容の録画・録音等を行う特段の必要がある場合には、事前に必ず担当教員の許可を得てください。
授業時間外に必要な学修
/Expected Work outside of Class
 各回の授業までに、授業で取り扱うテーマや関連ある資料映像・資料文献などを指示しておきますので「事前学習課題」として、授業までにきちんと予習しておいてください(1週間あたりで2~3時間程度)。
 また、新型コロナウイルスの感染爆発も、グローバリゼーションに伴う気候変動、難民・移民問題、貧富の格差の拡大も、AIや情報テクノロジー・生命科学テクノロジーの進展も、いずれも「現在進行形」の問題ですので、日頃からテレビのニュースや新聞記事、さらに関連するドキュメンタリー番組などをみて積極的に情報を収集・分析しておいてください(1時間程度)。
提出課題など
/Quiz,Report,etc
1. あらかじめ指示された課題に関する課題レポート、前後期各1回(合計、年2回)。
2. 各回の演習で用いた資料映像や資料文献についての感想を記したリアクション・ペーパー(前後期とも数回程度)。
成績評価方法・基準
/Grading Method・Criteria
 成績評価は、課題レポート70%(前後期合計)、リアクション・ペーパーの提出、授業中の質疑応答など授業への積極的貢献度30%の割合で行います。
 成績評価の基準は、現代社会の多様な「人権問題」について説明することができるかどうか、または「現代の戦場」における「人間の尊厳」の蹂躙状況・人権の侵害状況について説明することができるかどうかと、他人の意見を正確に読み取り/聞き取ることができ、また自分の意図を言葉や文章で正確に他人に伝えることができるかどうかです。
 課題レポートを作成するに当たって、他人の著作(著書・論文)やインターネット上のコンテンツの内容等を無断で引用(=盗作)したことが判明した場合には「D評価(不可)」としますので注意してください。
テキスト
/Required Texts
 テキスト(教科書)は特に指定しません。授業内容に関連して見ておいてほしい映像資料や読んでおいてほしい文献資料については、開講後、適宜指示します。
参考図書
/Reference Books
①アンドリュー・フェイガン『人権の世界地図』(丸善出版、2019年)
②林 典子『フォト・ドキュメンタリー 人間の尊厳――いま、この世界の片隅で』(岩波書店 、2014年)

No.
/Time
主題と位置付け
/Subjects and position in the whole class
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
1 第1回 前期ガイダンス  前期で扱うテーマと、この演習の進め方について説明します。
2 第2回~第15回 現代社会の人権侵害  現代社会に特徴的な人権侵害、例えば人種差別や障がい者・ハンセン病患者に対する差別、ネット上の誹謗地優勝、難病と安楽死、沖縄と差別、性的マイノリティーに対する差別などの諸問題について、関連する資料映像や資料文献を視聴・購読したうえで、感想をリアクション・ペーパーにまとめ、担当教員による解説の後、受講生全員で議論します。
3 第16回 後期ガイダンス  後期に扱うテーマと、この演習の進め方について説明します。
4 第17回~第30回 戦争による人権侵害  最大かつ最も深刻な人権侵害である戦争について、人権侵害という観点から関連する資料映像や資料文献を視聴・購読したうえで。感想をリアクション・ペーパーにまとめ、担当教員による解説の後、受講生全員で議論します。

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