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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2023/07/20 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Class
憲法特別演習Ⅰ/Advanced Seminar (Constitution)Ⅰ
授業コード
/Class Code
B200803001
開講キャンパス
/Campus
ポートアイランド
開講所属
/Course
法学部/Law
年度
/Year
2023年度/Academic Year  
開講区分
/Semester
前期/SPRING
曜日・時限
/Day, Period
月2(前期)/MON2(SPR.)
単位数
/Credits
2.0
主担当教員
/Main Instructor
杉村 幸則/SUGIMURA YUKINORI
科目区分
/Course Group
【専門教育科目】 〈一般専門教育科目〉/*** MAJORS *** 〈ADVANCED SUBJECTS〉
遠隔授業
/Remote lecture
No

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
杉村 幸則/SUGIMURA YUKINORI 法学部/Law
授業の方法
/Class Format
毎回配布するパワーポイント資料などで講義予定です。例年、法科大学院進学予定の方、行政書士資格合格者及び宅地建物取引士合格者の方(学習中の方も含む)、公務員試験受験予定者の方を中心に出席される予定です。熱心な受講態度の方が多いので、教室後方での受講はお控えください。
授業の目的
/Class Purpose
 この講座は、公務員試験(都道府県職員、国家一般職、裁判所職員、国税専門官、財務専門官、市役所、警察官、消防官、自衛隊幹部候補生など)に合格したいという方を対象にしています。よって、受験対策の色合いがかなり強いものであることをまずは認識して下さい。さらに、法科大学院入学を将来の目標としている方(過去の履修者で現在弁護士で活躍されている方や法科大学院進学の方もおられます)や、真剣に法律の基礎を一から学びたい方をも対象としております。
 以上の受験対策に必要な知識を公務員試験の過去問を中心に習得することを目的に、知識偏重ではなく考えることを目的にした講義を実践する予定です。
 学習意欲の極めて高い方しか対象にはしておりませんので、これに当てはまらない方は受講をご遠慮ください。
 なお、担当は大手資格試験受験予備校で公務員試験対策講座の収録講義を約2年半、全国の国公立・私立大学約40校で18年間担当している講師が行います(神戸学院大学では2002年から2016年4月まで)。また、公務員試験対策の老舗・実務教育出版から発売されている「直前対策ブック」の最新法律・時事の監修や、2022年度合格目標の受験ジャーナルの『歴史で分かる社会科学』の執筆も担当しておりました。
到 達 目 標
/Class Objectives
 まず、①受講生が公務員試験に必須の分野に関して最低限度の知識が解けるようになること、②法律への関心のみならず、社会科学系科目全般とのつながりを意識できるようになること・・・この2点が授業の主たる目標です。
 さらに、①毎回講義で指摘した過去問などを徹底的に復習する習慣を身に付けること、②問題を解答する際の視点や解法テクニック及び考え方などを身に付けること・・・この2点が身に付けていただきたい習慣や技能です。
授業のキーワード
/Keywords
「当該科目だけでなく、学問全体への新たな発見」をベースにした、“明るく、楽しく、ためになる講義”です。
授業の進め方
/Method of Instruction
①パワーポイントで講義をします。
②毎回パワポ資料を配布いたします。
③第4回目講義以降にオリジナル・テキストを配布する予定です。
④毎回、オリジナル・テキストに掲載の演習問題を指示いたします。
履修するにあたって
/Instruction to Students
 この講義の受講対象者は、公務員試験の学習を本気で考えている方、将来法科大学院入学を本気で考えている方、法律をより深く実践的に真剣に学びたい方など幅広く対象にしております。よって、ただ単に単位欲しさの方はご遠慮ください。
 人間関係の基本は全て信頼関係です。教員と学生の間にもこれは当てはまります。大学における教育はその全てが自主性を重んじるものですが、この講義は基本的に「公務員試験を中心にした試験対策」になりますので、最低限度の知識の習得は必須になります。
よって、内容は高度なものになり、学習意欲のない学生はご遠慮ください。
 なお、類似科目である「特別演習シリーズ」の「行政法Ⅰ」「民法Ⅰ」「政治学」を併せて履修していただければ、より一層他科目との関連性が深まるでしょう。
授業時間外に必要な学修
/Expected Work outside of Class
①講義で指摘した分野についての徹底的な復習によって国家一般職・地方上級試験レベルの問題は解答できるようになること。
②テキスト掲載の過去問の徹底復習、さらには公務員試験や行政書士試験を中心とする過去問の復習。
提出課題など
/Quiz,Report,etc
15回の講義中にテストを3回実施します。詳細は以下の「成績評価方法・基準」欄を参照。
成績評価方法・基準
/Grading Method・Criteria
講義中に実施する全3回のテストのみで評価いたします。全3回テスト合計点は100点。60点以上で合格点です。
①第1回:全6問×各4点、第2回:全7問×各4点、第3回:全8問×各6点の予定です。
②テスト内容は講義をしっかり聴けば合格点はたやすいものです。
テキスト
/Required Texts
①第4回目以降に配布予定のオリジナル・テキストです。
②毎回配布するパワーポイント資料です。
参考図書
/Reference Books
公務員試験や行政書士試験、さらには司法書士及び司法試験対策のテキスト及び問題集なら何でもかまいません。
No.
/Time
主題と位置付け
/Subjects and position in the whole class
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
1 第1回 講座紹介、憲法とは何か? 【目標・目的】①憲法の存在意義、②基本的人権とは何か、についての理解
【復習】講義内容をしっかりと復習
2 第2回 人権の性質、人権享有主体性その1
【目標・目的】基本的人権の性質・種類、人権の享有主体(法人・外国人の人権)についての理解及び判例学習
【復習】指摘した判例を素材にした過去問の徹底演習
3 第3回 人権享有主体性その2 【目標・目的】「外国人の人権」についての理解及び判例学習
【復習】指摘した判例を素材にした過去問の徹底演習
4 第4回 私人間効力 【目標・目的】「私人間効力」についての理解及び判例学習
【復習】指摘した判例を素材にした過去問の徹底演習
5 第5回 14条その1 【目標・目的】「法の下の平等(14条)」についての理解及び判例学習
【復習】指摘した判例を素材にした過去問の徹底演習
6 第6回 14条その2 【目標・目的】「法の下の平等(14条)」についての理解及び判例学習
【復習】指摘した判例を素材にした過去問の徹底演習
7 第7回 14条その3 【目標・目的】「法の下の平等(14条)」についての理解及び判例学習
【復習】指摘した判例を素材にした過去問の徹底演習
8 第8回 21条その1 【目標・目的】「表現の自由(21条)」についての理解及び判例学習
【復習】指摘した判例を素材にした過去問の徹底演習
9 第9回 21条その2 【目標・目的】「表現の自由(21条)」についての理解及び判例学習
【復習】指摘した判例を素材にした過去問の徹底演習
10 第10回 21条その3 【目標・目的】「表現の自由(21条)」についての理解及び判例学習
【復習】指摘した判例を素材にした過去問の徹底演習
11 第11回 22条その1 【目標・目的】「職業選択の自由(22条)」についての理解及び判例学習
【復習】指摘した判例を素材にした過去問の徹底演習
12 第12回 22条その2 【目標・目的】「職業選択の自由(22条)」についての理解及び判例学習
【復習】指摘した判例を素材にした過去問の徹底演習
13 第13回 22条その3 【目標・目的】「職業選択の自由(22条)」についての理解及び判例学習
【復習】指摘した判例を素材にした過去問の徹底演習
14 第14回 25条など 【目標・目的】「生存権(25条)」などについての理解及び判例学習
【復習】指摘した判例を素材にした過去問の徹底演習 
15 第15回 まとめ/最終(第4回目)テスト 【目標・目的】まとめ/最終(第3回目)テストを実施所定。

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