大学紹介
佐藤 一進
(サトウ タカミチ)
- 所属
- 法学部 法律学科
- 職名
- 准教授
学歴・取得学位
- 2002年 京都大学経済学部 卒業
- 2004年 京都大学大学院人間・環境学研究科博士前期課程 修了
- 2007年 京都大学大学院人間・環境学研究科博士後期課程 研究指導認定退学
- 博士(人間・環境学) [2010年9月(京都大学)]
主な職歴
- 2007-2009 京都造形芸術大学芸術学部 非常勤講師
- 2008- 関西大学政策創造学部 非常勤講師
- 2009-2015 京都精華大学芸術学部 専任講師
- 2011-2013 京都大学総合人間学部 非常勤講師
- 2012-2017 龍谷大学瀬田教学部 非常勤講師
- 2014-2018 京都大学国際高等教育院 非常勤講師
- 2015-2018 京都精華大学芸術学部 准教授
- 2018- 神戸学院大学法学部 准教授
所属学会
政治思想学会、日本イギリス哲学会、美学会
主な研究分野
政治思想史(保守主義、共和主義、政治経済学、歴史叙述、現代文明論)
主な研究課題
共和主義思想史研究:十八世紀ブリテンにおける変奏としての保守主義、政治経済学、文明社会論
政治実践としての歴史叙述:思想史と文明論の視野から
競争的資金・科学研究費補助金
- 挑戦的萌芽研究 分担 社会思想史学の革新のための萌芽的研究:疑似コスモポリタニズムの再検討を中心に 2015年度~2017年度
共同・受託研究
- 共同研究 モデル国家・社会としての近代イギリス像とその歴史叙述の再検討(第二期) サントリー文化財団 2017年8月~2018年7月
- 共同研究 モデル国家・社会としての近代イギリス像とその歴史叙述の再検討 サントリー文化財団 2016年8月~2017年7月
主な研究業績
- 【論文】 2008年3月 『リヴァイアサン』の古代性と近代性:「自然状態」の生成と終息の論理から 単著 レオ・シュトラウスの政治哲学とシュトラウス学派政治思想の研究(一般課題番号17320022 平成17年~19年度科研費補助金基盤研究(B)研究成果報告書) pp. 151-168.
- 【論文】 2005年12月 無支配としての自由、相互支配としての自由:H. アレントとJ. G. A. ポーコックの「古典的市民」をめぐる比較と考察 単著 人間・環境学(大学・研究所等紀要) 第14巻、pp. 25-39.
- 【著書】 2014年6月 保守のアポリアを超えて:共和主義の精神とその変奏 単著 NTT出版(単行本)
- 【著書】 2009年6月 現代社会論のキーワード:冷戦後世界を読み解く 共著 ナカニシヤ出版(単行本)
- 【著書】 2009年4月 ナショナリズムの政治学:規範理論への誘い 共著 ナカニシヤ出版(単行本)
- 【著書】 2007年8月 共和主義ルネサンス:現代西欧思想の変貌 共著 NTT出版(単行本)
地域貢献活動
- 2017年4月 京都府立けいはんな記念公園ギャラリー月の庭 講師「第1回サロン・リュミエール:日仏現代アート in 京都 作品展 & シンポジウム」
- 2012年12月 岩手めんこいテレビ パネリスト「スーツを着たサムライ 第1回 もりおか武士道サミット」
- 2010年12月 滋賀大学経済学部 講師「公開講座 古典に学ぶ 第3回 E・バーク『フランス革命の省察』を読む」
講演会実績
- 2016年2月 京都大学こころの未来研究センター こころの思想塾:民主主義を考える 第2回 ヨーロッパの根底にあるものとは
- 2015年10月 鹿島平和研究所 揺らぎと強ばりのなかの主権:歴史叙述としての保守主義からのアプローチ
- 2015年1月 キヤノングローバル戦略研究所 「世代を超えたパートナーシップ」はいかにして可能か:保守主義成立の思想史的背景に探る
- 2014年10月 BNPパリバ証券 世代を超えたパートナーシップのために:拙著『保守のアポリアを超えて』(2014年、NTT出版)をもとに
講演など協力可能なテーマ及び実績
- 西欧近代の政治・経済・社会の思想(史)的な問題全般。
- 十八世紀ブリテン(連合王国)を中心とする保守主義と共和主義。
- 現代文明におけるデモクラシー、資本主義、グローバリゼーションの問題。
担当科目
- 政治思想史
- 基礎演習A
- 演習Ⅰ
- 政治学入門
- ヨーロッパ政治論
- 西洋の歴史