神戸学院大学

大学紹介

倉持 充希

(クラモチ ミキ)
倉持 充希
所属
人文学部 人文学科
職名
講師

学歴・取得学位

  • 2007年 京都大学文学部 卒業
  • 2009年 京都大学大学院文学研究科修士課程 修了
  • 2014年 京都大学大学院文学研究科博士後期課程 研究指導認定退学
  • 博士(文学) [2017年9月(京都大学)]

主な職歴

  • 2009–2012 日本学術振興会 特別研究員
  • 2010–2012 パリ・ソルボンヌ大学美術史考古学研究所 招待研究員
  • 2014–2019 京都産業大学全学共通教育センター 非常勤講師
  • 2014–2019 京都市立芸術大学美術学部・美術研究科 非常勤講師
  • 2014–   尾道市立大学大学院美術研究科 非常勤講師
  • 2015,2017 京都府立大学文学部 非常勤講師
  • 2017–2019 近畿大学文芸学部 非常勤講師
  • 2018    神戸親和女子大学発達教育学部 非常勤講師
  • 2019–   京都大学文学部・文学研究科 非常勤講師
  • 2019–   神戸学院大学人文学部 講師

所属学会

美術史学会(2017年8月~2019年9月 ホームページ幹事)、美学会、日仏美術学会(実行委員)、京都哲學會

主な研究分野

西洋美術史(ニコラ・プッサン、フランス美術、イタリア美術、カトリック改革期の宗教画、物語画、絵画市場、画家間の競作、共同制作、図像学、受容史、美術理論、伝記)

主な研究課題

  • 17世紀ローマで活躍した芸術家による絵画作品の研究
  • 17世紀イタリアで独立した芸術家同士の間で行われた共同制作に関する研究
  • 17世紀イタリアにおける芸術家の学識とその評価に関する研究

競争的資金・科学研究費補助金

  • 研究活動スタート支援 代表 17世紀イタリアにおける芸術家の学識とその評価に関する研究 2019~2020年度
  • 神戸学院大学人文学部研究推進費 代表 17世紀イタリアで独立した芸術家同士の間で行われた共同制作に関する研究 2019年度
  • 特別研究員奨励費 代表 ニコラ・プッサンと同時代のローマの画家たちの物語画に関する研究 2009年度~2011年度

共同・受託研究

  • 美術に関する調査研究助成 代表 プッサン作《大ヤコブの前に姿を現す聖母》―ローマにおける大型祭壇画への取り組み― 公益財団法人鹿島美術財団 2015年度
  • 京都大学グローバルCOEプログラム「親密圏と公共圏の再編成をめざすアジア拠点」次世代研究ユニット 分担 西洋絵画における親密なる男女の表象 京都大学 2010年度

主な研究業績

  • 【論文】 2019年5月 Social Bonds Nourished Through Paintings and Books: A Case Study of Artistic Circles in Seventeenth-Century Rome 単著 Proceedings of the 11th Next Generation Global Workshop, Kyoto University, 2019 (http://www.kuasu.cpier.kyoto-u.ac.jp/program-enterprise/reports/proceedings-of-the-11th-next-generation-global-workshop/)(報告書)
  • 【論文】 2018年12月 プッサン作《嬰児虐殺》(シャンティイ、コンデ美術館)―ヴィンチェンツォ・ジュスティニアーニのための作品という視点からの考察― 単著 『哲學研究』(学術雑誌) 603号、pp. 59–106
  • 【論文】 2017年 How did Nicolas Poussin represent The Apparition of the Virgin to Saint James the Great?: A Comparison with Contemporary Altarpieces in Rome 単著 Magdaléna Nová and Marie Opatrná (ed.), Obsah - forma : sborník příspěvků z mezinárodní konference studentů doktorských programů = Content - Form : The Proceedings of The International Conference for Doctoral Students, Katolická teologická fakulta, Univerzita Karlova, 2017.(報告書) pp. 185–192
  • 【論文】 2017年9月 ニコラ・プッサンと同時代のローマの画家たちの物語画に関する研究 単著 京都大学大学院文学研究科(博士論文)
  • 【論文】 2017年5月 国際シンポジウム「ゾラの美術批評を再考する」報告 単著 『日仏美術学会会報』(学術雑誌内の報告) 36号、pp. 43–45
  • 【論文】 2016年11月 プッサン作《大ヤコブの前に姿を現す聖母》―ローマにおける大型祭壇画への取り組み― 単著 『鹿島美術研究年報』(報告書) 33号、pp. 179–189
  • 【論文】 2016年10月 プッサン作《羊飼いの礼拝》(ロンドン、ナショナル・ギャラリー)―ジョヴァン・カルロ・デ・メディチのための作品という視点からの考察― 単著 『美術史』(学術雑誌) 181冊、vol. 66、no. 1、pp. 89–105
  • 【論文】 2016年5月 プッサン作《聖エラスムスの殉教》に関する考察―サン・ピエトロ聖堂のための指示書の解釈を手掛かりに― 単著 『日仏美術学会会報』(学術雑誌) 35号、pp. 27–47
  • 【論文】 2016年3月 ニコラ・プッサン作《岩を打つモーセ》(エディンバラ、スコットランド・ナショナル・ギャラリー)―同時代のローマにおけるモーセの作例を手掛かりに― 単著 『京都市立芸術大学美術学部研究紀要』(大学・研究所等紀要) 60号、pp. 33–46
  • 【論文】 2014年3月 The Allegorical Representation of Narrative in the Paintings by Nicolas Poussin: A Case Study on The Triumph of David at Museo Nacional del Prado in Madrid 単著 Kayo Hirakawa (ed.), Aspects of narrative in art history : proceedings of the International Workshop for Young Researchers held at the Graduate School of Letters, Kyoto University, Kyoto, 2-3 December 2013, Graduate School of Letters, Kyoto University, 2014. (報告書) pp. 113–126
  • 【論文】 2012年3月 プッサン作《ケファロスとアウロラ》にみる恋愛の表象 単著 京都大学グローバルCOEプログラム「親密圏と公共圏の再編成をめざすアジア拠点」、2010年度次世代研究ユニット成果報告『西洋絵画における親密なる男女の表象』(研究代表 中田明日佳)(報告書) 69号、pp. 34–47
  • 【論文】 2010年4月 アメデオ・ダル・ポッツォのためのモーセの物語画連作―プッサン、コルトーナ、ロマネッリの競演― 単著 『京都美学美術史学』(学術雑誌) 9号、pp. 109–140
  • 【著書】 2018年11月 ニコラ・プッサンとジャン・ルメールによる共同制作—《父の剣を見出すテセウス》を中心に― 共著 近世美術研究会[編]『イメージ制作の場と環境―西洋近世・近代美術史における図像学と美術理論―』、中央公論美術出版(単行本) pp. 27–42

講演会実績

  • 2019年12月 神戸学院大学地域研究センター 第6回大蔵谷ヒューマンサイエンスカフェ 絵画に描かれたクリスマス
  • 2014年8月 兵庫県播磨高等学校「京大知的好奇心学」講座(企画(有)関西教育考学) 絵画をもっと楽しむために―美術史入門―
  • 2014年3月 兵庫県播磨高等学校「京大知的好奇心学」講座(企画(有)関西教育考学) 絵画をもっと楽しむために―美術史入門―
  • 2012年6月 兵庫県播磨高等学校「京大知的好奇心学」講座(企画(有)関西教育考学) ヨーロッパ絵画を研究する
  • 2009年4月 三重県立四日市高等学校「京都大学見学」講演(企画(有)関西教育考学) 京都大学で美術史をまなぶ
  • 2008年7月 兵庫県播磨高等学校「京都大学見学」講演(企画(有)関西教育考学) 絵画をもっと楽しむために―美術史研究の目的とその方法―

講演など協力可能なテーマ及び実績

  • 中高生向け、一般向けの西洋美術史入門
  • 古代ギリシャ・ローマ神話、旧約・新約聖書を主題とする芸術作品の図像の読み解き
  • 17世紀ヨーロッパの画家たちの制作活動や作品解説

自己PR・共同研究の提案など

  • 17世紀前半にローマで活躍したフランス人画家、ニコラ・プッサンの絵画作品に関する研究をしています。作品分析にあたり、17世紀イタリアの芸術状況に関する社会経済史研究の成果を採り入れることで、同時代画家との競争関係や絵画市場の動向を踏まえた制作意図の解明や図像解釈を行ってきました。主題の典拠となる関連文学や宗教的著作の精読、財産目録等の一次史料の調査にも力を入れています。今後も、広くヨーロッパ美術について、芸術家の移動や評価の変遷、画家による文芸理論の研究、独立した画家同士による共同制作等の観点から考察を進めていきます。
  • これまで、社会学や現代文化研究を専門とする研究者とともに、視覚文化を分析した共同研究の経験があります。ヨーロッパ諸地域の政治体制や信仰と美術の関係、文学や芸術理論などの書籍の流通、人文主義サークルの活動実態、絵画の受容層の拡大と制作形態の多様化、ヨーロッパ・アジア・アフリカ・アメリカを結ぶネットワークにおける美術品の取引等にも関心があり、隣接分野の研究者との共同研究を希望しています。

担当科目

  • 人文入門演習
  • 基礎演習
  • 実践演習Ⅰ・Ⅱ
  • 美術研究Ⅰ・Ⅱ・Ⅳ
  • 比較文化研究Ⅱ
  • 文化交流論Ⅲ
  • 欧米の社会と文化Ⅱ
  • 博物館情報・メディア論
  • 人文科学演習A