神戸学院大学

男女共同参画推進への取り組み

第2回「神戸学院大学 森わさ賞」の表彰式を行いました

2021/02/25

表彰状とクリスタルトロフィー (副賞)が贈られました
表彰状とクリスタルトロフィー (副賞)が贈られました

神戸学院大学では、校祖森わさ先生の志を継承し、本学の建学の精神「真理愛好・個性尊重」に基づき、研究、教育又は社会における活動において優れた功績をあげた女性の教職員・卒業生・修了生を表彰しています。第2回「神戸学院大学 森わさ賞」は、16人の被推薦者の中から、呉富美さん(富美宝飾代表)が受賞され、2月18日(木)に、総合企画会議の皆さんの前で、表彰式を行いました。

呉さんは、1968年に「富美宝飾」を創業、今日に至るまで代表を務められています。神戸貴金属工芸組合組合長、兵庫県技能士会連合会理事、神戸市技能職団体連合会常任理事等、業界のリーダーとしても活躍中です。兵庫県労働・技能功労者表彰、神戸市技能功労者表彰なども受賞されています。

表彰式では、佐藤雅美学長から、呉さんに表彰状と副賞のクリスタルトロフィーが贈呈されました。

学長からは、「神戸森女子短期大学(1966年より神戸学院女子短期大学と改称)ご卒業後、富美宝飾を立ち上げ、神戸に基盤を置きながら長年にわたって業界におけるリーダーとして活躍されている。また同窓会『白梅会』の会長や、法人評議員・理事として、短期大学および本学の発展にも多大なご尽力をいただいてきた。現在の神戸学院大学が、神戸学院女子短期大学の伝統とともにあることを改めて認識する機会ともなった。」と、お祝いの言葉がありました。

呉さんは、「森わさ先生も、今日は笑って、喜んでいただいていると思う。女性の校長先生がおられることに惹かれ、神戸森中学校に進学した。神戸森高等学校では生徒会長、神戸森女子短期大学では学生会長を務め、先生方のもとで伸び伸びとした学生生活を送ることができた。卒業後も、森わさ先生の教えである『自治勤労』と『照顧脚下』の精神を守り、現在まで約52年間仕事を続けている。学校法人神戸学院のさらなる発展を願っています」と受賞の言葉を述べられました。  

※照顧脚下:常に自分の足元を見つめ直し、反省すること。
※神戸学院女子短期大学は、2006年3月31日をもって、同じ学校法人に属する神戸学院大学と統合されました。