今年度、男女共同参画推進室では、「こうべ男女いきいき事業所」（男女がともに働きやすい職場づくりに向けて積極的に取り組む事業所を神戸市が表彰する制度）について、大学生の視点から情報発信する事業を神戸市から受託しました。１年間にわたって取り組んできた成果がこのほど、神戸市のホームページに掲載されました。

プログラム①では、経営学部・藤原由紀子ゼミ、現代社会学部・清原桂子ゼミ、グローバル・コミュニケーション学部・大濱慶子ゼミ、栄養学部・太田淳子ゼミの学生たちが、それぞれ「こうべ男女いきいき事業所」の企業や病院を訪問し、ゼミでの議論を経て、その魅力について記事を作成しました。

プログラム②では、ワーク・ライフ・バランスやキャリア形成について考える公開講座を、表彰事業所をまじえて有瀬・ポーアイ両キャンパスで実施しました。

プログラム③では、１年次生対象の共通教育科目において、表彰事業所６社に参加いただき、事業所の魅力や課題などについてグループワークを行って、その結果を各事業所に対して発表しました。

学生たちからは、「女性が活躍できる企業は、男女ともにいきいきと働ける職場だと学んだ」「企業の方から生のお話をきいて、就活へ向けて勉強になった」という声が多くあり、また、事業所の方からも、「ふだん直接あまり聞く機会のない学生さんたちの率直な意見を聞いて、得ることが多かった」と言っていただきました。

なお、本学は、神戸市2019年度「こうべ男女いきいき事業所」として選ばれ、2019年10月の表彰式で、表彰状と盾を授与されています。