総合案内2025
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Topics 01Topics 02Topics 03社会と心理学とのつながりを体験する「こころ」を総合的・多面的に理解実践的な実習を通して多様な社会で活躍できる人材を育成充実した施設と地域ネットワーク人の心をより深く理解し、複雑化する社会問題の解決に役立てていくために、これまでの人文学部人間心理学科の学びをさらに発展させ、2018年4月に心理学部が開設されました。さまざまな職場で役立つ実践知としての「社会に生きる心理学」の学びを提供するとともに、心理職の初の国家資格である公認心理師を目指すカリキュラムにも対応し、幅広い知識と高い問題解決力を備えた人材の育成を目指します。現役で活躍している医師から最先端分野を学べる心理臨床カウンセリングセンター近隣に住む親子をキャンパスに招いて「子育てサロン まなびー」を開室Faculty of Psychology「こころ」の理解には、それを支える身体のしくみや社会とのかかわりを学ぶことが重要です。従来の感情や認知、発達といった心理学的科目だけではなく、「医療・福祉・教育・司法・産業」などの幅広い科目を学ぶことで「こころ」を総合的・多面的に理解します。1年次からゼミや実習があり、机上での学びだけではなく、自分自身の心と体を駆使して心理学の世界を体験していきます。3・4年次にはより社会に近い場所で心理学の実習を行い、コミュニケーション能力や問題解決力、情報収集力、対人理解力を鍛えます。子育てサロン「まなびー」を実施するプレイルームをはじめ、神経心理学実験室や聴覚音響心理学実験室など、心理学部のある14号館には充実した設備が整っています。また、明石市が進めている「こども食堂」と連携し、学生ボランティアとして定期訪問もしています。Close-Up学部広報誌にも詳しい情報を掲載しています。子育て世代の多い神戸市西区で大学内のプレイルームを開放、学生と教員による特別プログラムを定期的に実施しています。学生は親子との交流を通して、子どもの発達過程を中心に実践的な心理学を学んでいます。心理学部には大学に勤務しながら医師として活躍している教員も在籍しています。日々患者さんの治療にあたる中で得られた知見から、最新の知識を教わることができます。学校や職場、家庭における人間関係の問題や不安などに対応するために2007年に開設されました。専任のインテークワーカーとカウンセラーが常駐し、地域の方々の心の健康のために活動するとともに、実践的教育の場として大学院生も心理相談を担当しています。「社会に生きる心理学」を実現するため、幅広い心理学領域をバランスよく学べる体制を整え、さまざまな職種で活躍できる人材の育成を目指しています。また、公認心理師の資格試験が受験可能なカリキュラムを提供しているので、大学院での学びを経て、心理専門職として活躍することも可能です。◎心理学科(2025年度入学定員150名)2018年開設15KOBE GAKUIN UNIVERSITY心理学部

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