社会連携冊子2025
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9_kg_0506フィールドワークを通した淡路市への政策提言明石市内バスの利用者を増やすための企画提案ユーハイムとのコラボで考案した創作スイーツの販売地域の方と意見交換を行う学生自分たちの足で淡路市内を調査する学生淡路市役所でプレゼンテーションを行う学生政策立案プロジェクト参加者バウムクーヘンをカットする様子調理風景発表する学生たち学部を越えて意見交換する学生たちバウムクーヘンを焼成中のAI職人THEOアレンジしたバウムクーヘン 連携先 明石市、神姫バス、山陽バス連携先 ユーハイム連携先 淡路市経 済 学 部 人 文 学 部指して、独自の調査結果から利用状況とニーズを把握し、公共施設のました。3つのゼミからの発表後、明石市、神姫バス、山陽バスが講評経 営 学 部3つのグループを編成し、何度も試作を重ねてメニューやレシピを完して、ものづくりの楽しさと魅力を感じながら多くのことを学びました。総 合リハビリテ ーション学 部各学部の専門性と学生の視点を生かした3学部3ゼミの学生による、企画発表会を開催。路線バスをより魅力的な交通手段とすることを目利用を通じた活性化などバス利用促進に向けての環境改善を提案しを行いました。バス事業者からは、電子決済の導入や運行状況の配信について前向きに検討する意向を確認し、市からはバス存続の危機について認識することで今後の利用意向が高まったことは大きな進歩であるとし、改めて本プロジェクトを機に、公共交通機関の利用について自分事として考えることの大切さを学生へ伝えました。ユーハイム開発のバウムクーヘンAI職人「THEO(テオ)」を用いた「進化系バウムクーヘン」をコンセプトに、経営学部田中教授とそのゼミ生が取り組んだプロジェクト。期待されたのは「経営学やマーケティング論を活用した、食べておいしい、見て楽しいバウムクーヘン」。学生は、成させ、それらを基に、材料の検討や原価計算を行い、販売価格や目標販売数を設定。その上で、売上・利益を上げるために、SNSの活用や販促物の制作にも取り組みました。大学祭では目標販売数をクリアし全て完売。創作菓子の考案からプロモーション方法の検討・実施を通 法 学 部 経 営 学 部 人 文 学 部有志学生と淡路市職員のコラボチームによる政策提言を淡路市役所で実施。大阪・関西万博のインバウンド需要を見込んだ淡路市−神戸市須磨区を結ぶ海上航路「スマアワ」の社会実験をより効果的にする提案について、市長は「観光立島として整備途上であり、そこに学生の提案が加わったことは大変ありがたい」とコメント。学生は、「市役所職員と密にかかわる中で、地域のことを心底良くしたいと思う気持ちを知ることができ、自分自身の学びになった」や「はじめはもっと簡単に考えていたが、チームで何かを動かすことが想像以上に難しく、いい経験になった」と市職員の姿を通して、公務員業務への新たな学びを得ることができました。

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