ラになる、 ココにある!06学生の国際的視野を育てるためにさまざまなイベントや講演会を開催しています。法学部は、毎年秋に国際交流協定校である朝鮮大学校法学院(韓国光州広域市)、浙江工業大学法学院(中国浙江省杭州市)、浙江工商大学法学院(同)と神戸学院大学法学部を合わせた4大学による英語スピーチ大会に参加しています。4大学が毎年持ち回りで実施していますが、第13回となる2023年度は本学が開催校となり、11月11日にポートアイランド第1キャンパスの法廷教室で開催されました。4大学から集まった12人の学生が法学部では、国内・国際社会における多様性と共通性について理解する目的で、文化相互理解シンポジウムを開催しています。2024年度の第27回シンポジウムでは、神戸大学の井上弘貴教授をお招きし、「『文化戦争』の視点から考える2024年米国大統領選挙」という演題でご講演いただきました。アメリカ大統領選挙は共和党支持者と民主党支持者がそれぞれの文化を賭けた「戦争」となっている実情について具体的な例を挙げながら説明し、選挙がもたらす深刻な社会分断について紹介されました。講演を受けてコメンテーターを務めた本学の福嶋教授から問題提起があり、熱心な討論が展開されました。「各国における政治・法律問題」を共通テーマにスピーチを行い、本学の学生は「ペットと一緒に生活する」「日本におけるトラック運転手の労働問題と2024年物流危機」などのテーマでスピーチしました。学生の中には、国の枠を越えた国際社会の普遍的な問題を取り上げた人もいました。参加した3ヵ国の学生と教員は、神戸市内の観光や歓迎レセプションを通じて、大いに交流を深めました。(2024年度は諸般の事情によりオンライン参加となりました。)学部長から参加証を受け取る!参加者全員で記念撮影!英語スピーチ大会文化相互理解シンポジウム国際的な視野を育てる
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