大学院案内2027
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栄養学研究科 研究分野と内容Kobe Gakuin University Graduate School榎本 秀樹栢下  淳竹橋 正則田丸 淳子津川 尚子藤岡 由夫坊池 義浩水野 千恵山下  勉吉村 征浩和田 晋一石井 剛志大平 英夫伊藤  智鈴木 大介田村 行識鳴海 愛子松田 広一教 授教 授教 授教 授教 授教 授教 授教 授教 授教 授教 授准教授准教授講 師講 師講 師講 師講 師神経系の発生・機能・疾患について、迫伝子改変マウスを用いて以下の2つのテーマに取り組んでいる。1.神経芽腫の発症機構と新規治療法の開発:難治性小児がんである神経芽腫の発症関連分子や治療標的分子を同定しており、これらの分子群を抑制する遺伝子標的試薬の開発を目指している。2.臓器感覚神経系の生理機能:臓器感覚神経を人為的に標識・操作することにより生体恒常性維持機構の解明を目指している。高齢者の栄蓑管理について2つの研究を行っている。1.在宅での栄蓑管理の重要性が増加しているが、管理栄接士が在宅訪問する割合は高くない。そこで、Alによる料理の栄養価推計の精度検証を行っている。2.高齢者の増加とともに嚥下機能が低下したものも増加している。そのような方々に適した食形態について物性測定を通して検討している。分子標的薬とは、ある特定の分子の働きを低分子化合物や抗体によって制御する薬で、主にがん治療に用いられている。がん細胞株を用い種々の分子標的薬の治療効果や副作用について研究し、がん個別化医療に役立てることを目指している。これら分子標的薬の治療効果予測に利用できる新たなマーカーの同定と、治療効果改善に関わる分子について解析している。また、これら分子標的薬が正常な幹細胞に与える影響についても研究している。特定給食施設における人事管理に関して、給食経営管理における管理栄養士のリーダーシップや職種間の連携について研究を行い、給食の質、給食対象者の栄養管理の質の向上を目指している。また、健康経営の実現に向け、勤労者が自然に健康に資する食事を選択できる環境整備として、管理栄養士の果たすべき役割について研究を進めている。超高齢社会のわが国において加齢性疾患予防は重要な課題です。脂溶性ビタミンであるビタミンD、ビタミンKは加齢性疾患といえる骨粗鬆症の予防に役立つだけでなく、心血管疾患予防、がん細胞や脳神経細胞の増殖・分化、免疫調節、感染性疾患の重篤化予防に関与することがわかってきました。近年、これらのビタミンの不足・欠乏が問題となっており、栄養疫学研究とともに基礎研究を合わせたトランスレーショナルリサーチを行い、加齢性疾患の予防に貢献することを目指します。動脈硬化の発症機序の解明と治療を目的として、脂質異常症(特にリポ蛋白代謝異常)、高血圧症、メタボリックシンドロームの臨床および基礎研究を行っている。そして循環器内科専門医指導医としての経験を通じて、皆さんと一緒に病態を把握し、臨床検査を理解し、医師や看護師とチームを組んで食事療法が実践できるようになることを目指している。1.脊髄性筋萎縮症(spinalmuscularatrophy:SMA)の発症に関連する遺伝子群および重症度を修飾する遺伝子群の研究;指定難病であるSMAは進行性の疾患で、治療をしなければ病状は進行し、全身の運動機能に大きな影響を及ぼす。早期にSMAを発見・診断し、適切な治療へ向かわせることを目指している。2.本学女子駅伝競走部員のパフォーマンス向上への研究的支援;部員の体組成測定・血液検査および解析を行い、健康な状態で競技成績を向上できるような研究的支援を行っている。研究分野は調理科学と食育である。調理操作による食品成分および食品機能性の変化に関する研究を以下に示す内容を中心に、おいしさから健康へという視点で研究を進めている。1.低利用および末利用資源を活用した食品の成分と調理・加工特性2.調理操作による食品成分および食品機能性の変化3.調理に関する実態調査微小循環の恒常性維持に関する種々の因子の影響について研究を行っている。基礎研究として血管発現タンパク、血栓形成溶解の解析に実験的動物モデルとイメージングによる画像解析を行っている。臨床研究としては血小板療法における血小板機能検査について循環器系疾患を対象にその臨床応用の研究を行っている。食品成分の機能性に関する研究、とくに腸内細菌叢に影響を与える成分の探索に力を入れている。腸内細菌叢は宿主の健康に密接に関与しており、その乱れは生活習慣病や大腸炎、アレルギーなど多様な疾患の一因とされる。そこで、腸内細菌叢を整える食品成分を見出し、実験動物を用いた疾患モデル(食事性肥満、大腸炎、アレルギー性皮膚炎、拘束ストレスモデル)において予防効果を検証している。さらに、その作用メカニズムを個体および細胞レベルで明らかにし、将来的にはヒトへの応用や機能性食品の開発へとつなげることを目指している。生理機能検査(呼気ガス分析装置、呼吸機能測定装置、筋電計など)をベースに呼吸・循環から神経まで生体情報に関する研究を行っている。1.1次微分波形分析法によるカプノメーターを用いた肺の換気/血流不均等分布の分析2.特殊ガスを用いた精密呼吸機能のハイブリッド・シミュレーター教育用ソフトの開発3.顔面神経麻痺の予後診断検査であるNET,Electroneurography(正中法)の研究・開発食品機能性成分、特に茶・珈琲などの嗜好飲料や野菜・果実に含まれるポリフェノールの嗜好性や機能性を活かした食品開発を目指し、以下に示す内容を中心に“おいしさ”と“健康”の両面から食に関する研究を進めている。1.嗜好飲料による口腔内リセット作用の科学的検証2.苦渋味飲料と脂っこい料理の相性診断技術の開発3.渋味やえぐ味の発現機構と生理的意義の解明4.植物ポリフェノールの機能性発現機構の解明5.食品成分・機能の新規分析・評価技術の開発短鎖脂肪酸とは炭素数が2から6の脂肪酸を指し、主要な構成物は酢酸、プロピオン酸、酪酸である。中でも酪酸に焦点を当て、免疫細胞の応答に対する変化、脂肪細胞の代謝に及ぼす効果、これらの作用機序について基礎研究を行っている。また、外部医療施設の協力の下、食事療法、栄養管理の効果に対する観察研究も行っている。食中毒の予防対策構築に取り組んでいる。具体的には、食中毒菌が市販食品にどの程度汚染しているかや、調理作業中に食中毒菌が食材から手や調理器具にどの程度交差汚染し、食材に伝播するかを調査している。調査対象は、食中毒患者数が最も多い、カンピロバクター属菌である。調査結果から、食中毒予防の具体的な方法を構築し、その方法を広く普及することで、カンピロバクター食中毒患者数減少を目指している。組織恒常性維持に重要な幹細胞の異常は、老化、再生能低下、癌発症に直結する。本研究室では皮膚などの上皮組織をモデルに、幹細胞機能の分子機序と異常動態に基づく疾患機序を、遺伝子工学・病理学的手法を用いて研究に取り組んでいる。1.遺伝子改変による疾患・実験モデルマウスの作製と病態/病因解析(外胚葉異形成症モデル、免疫不全症モデル、脱毛モデル、ヒト化マウス等)2.p63遺伝子変異による上皮幹細胞の早期老化機構の解明3.癌・免疫不全・自己免疫・アレルギー疾患を誘導する上皮幹細胞異常の同定糖尿病患者では、筋肉量減少や筋力低下、骨粗鬆症など筋骨格系の異常が引き起こされる。私たちは、健康長寿の実現のため、本病態の発症メカニズムの解明と栄養学的予防法の確立を目的に基礎研究を行っている。主な内容は以下の通りである。1.糖尿病性筋萎縮・骨粗鬆症に対する亜鉛摂取の効果の解明2.筋と骨の機能維持における細胞内の亜鉛シグナルの役割の解明3.筋と骨の機能異常が肥満・糖尿病の進展におよぼす影響の解明人が無理なく健康的な食生活を達成する社会の構築を目指して、公衆栄養学的研究を行っている。現在は、①食行動に影響を与える因子の探求、②SM/SNSを活用した食環境整備に関する研究、③ナッジを活用した食環境整備に関する研究に主に取り組んでいる。ピリミジン代謝に関する研究:ラットをモデル生物として、食餌組成の違いがピリミジン代謝に関わる各種酵素遺伝子の発現制御に与える影響について検討している。微生物の薬剤耐性化機構に関する研究:環境要因(培地組成、培養条件など)の変動が、腸内細菌を中心とした各種微生物の薬剤耐性化に与える影響について、分子生物学的な側面から検討している。37

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