33医療リハビリテーション学専攻岩井 信彦大庭 潤平小川 真寛小阪 嘉之阪井 一雄春藤 久人中前 智通・理学療法の評価(検査・測定)に関すること・能力レベルの日常生活活動と実行状況との差異に関すること・理学療法部門の管理・運営に関すること・リハビリテーション関連職種間の連携に関すること作業療法学(身体障害)、義肢装具学を中心に研究を行っています。・臨床実践の検証・開発・補完・代償学的リハビリテーションに関する研究・義手の評価・開発・福祉機器・ロボット等の評価・開発・視線計測解析装置を用いた研究・作業療法実践の管理運営に関する研究身体障害、高齢期作業療法・認知症等の意思疎通が困難な方の作業の評価法の開発 https://www.a-qoa.com/・身体疾患(がん・COPD 等)における認知機能障害の研究・中途障害者の外出のリハビリテーションの調査や効果検討・作業療法の臨床現場における教育に関する研究1.小児科学一般 (1)各小児疾患の病態生理と治療について (2)正常と異常な成長・発達の評価法2.小児がん (1)小児がんの病態生理と治療について (2)小児がんの晩期合併症とその対応、リハビリテーション含めて3.血友病 (1)血友病の治療の進歩について (2)血友病の合併症、特に血友病関節症の予防とリハビリテーション変 性 認 知 症 の 高 次 機 能 障 害 や 行 動 心 理 症 状(Behavioral and Psychological SymptomsofDementia)についての研究を行っています。特に、logopenic aphasia をはじめとした非典型的アルツハイマー病の症状特性や、レビー小体型認知症における精神症状、特に抑鬱について、IMPSPECT、ECD-SPECT、ドーパミントランスポーターアッセイ、アミロイド PET 等の脳画像との関連を含めた研究を行っています。また、認知症の行動心理症状の心理社会的要因・生物学的な要因についても調査しています。1.薬理学一般 免疫抑制薬の副作用発現に関する研究を行っています。現在おもに、分裂酵母をモデル生物として用いて、免疫抑制薬の副作用に関連する遺伝子を同定し、その遺伝子産物の機能について解析を行っています。2.遺伝子多型に関する研究 遺伝子多型性と身体能力との関連性について解析しています。認知症の人のリハビリテーション、精神障害の人のリハビリテーション、作業療法教育等をテーマとし研究を行っています。今後の精神領域のリハビリテーションに少しでも貢献できる研究ができればと思っています。・高齢者リハビリテーション・高齢者ケア・福祉教育・高齢者と作業・高齢者の生涯学習・作業療法の実践教育・現象学的質的研究疼痛学・慢性疼痛の病態解明・運動による疼痛抑制メカニズムの解明・疼痛の診断・客観的評価法の開発・慢性疼痛の集学的診療システムの構築世界保健機関(WHO)によれば、医学は①健康増進の医学、②予防医学、③治療医学、④リハビリテーション(リハ)医学の4相に分類されている。健やかな人生に寄与するには、4医学とも重要である。治療医学である整形外科とリハ医学が専門で、特に骨・関節疾患や回復期リハや廃用症候群に関する研究を行っている。補装具(義肢、装具、車いす、歩行補助具等)の研究・開発、使用者の身体機能評価と使用実態について、エビデンス構築と補装具がいかに使用者の QOL 向上に寄与するかをテーマにしている。信頼性のある身体機能評価指標とバイオメカニクスを活用した分析による効果判定を行っている。・発達期の障害に対する発達支援・生活支援・脳性麻痺児・者に対する発達支援・生活支援疼痛に対する理学療法・リハビリテーション・慢性疼痛の病態解明と評価法の開発・ニューロモデュレーションを組み合わせたリハビリテーションの開発・効果検証物理療法・ノイズ刺激電流による確率共鳴現象のメカニズム探索と臨床応用理学療法技術における暗黙知を形式知に変換する試み・姿勢・動作分析における視線解析技術の応用主な研究分野は心臓リハビリテーションおよび集中治療領域におけるリハビリテーションです。近年では、大規模で質の高い研究が重要視されていますが、日々の臨床における疑問を解決する手段として研究を行うことをモットーにしています。これまで、慢性心不全患者のサルコペニアや緩和ケア、肺高血圧患者の QOL、心臓血管外科患者のフレイル、ICU-acquired weakness に関する症例報告や調査結果を学会や論文にて発表しています。専門性にとらわれず、クリニカルクエスチョンを解決していきたいと考えています。・がん性疼痛の神経学的病態の解明・脳卒中後疼痛の神経学的病態の解明・運動誘発性鎮痛における末梢機序の解明研究領域 作業療法学・身体機能に関する作業療法・視覚認知と反応に関する研究・作業療法臨床実践教育認知症、軽度認知障害、認知症予防、地域介入・兵庫県丹波市における認知機能正常域高齢者を対象とした認知症予防介入研究・兵庫県神戸市における軽度認知障害の人を対象とした遠隔介入研究現在、地域住民を対象とした健康課題の解決に向けて、疫学的手法を用いた予防医学の研究に取り組んでおり、健康寿命の延伸に資する科学的知見の創出を目指しています。また、臨床における介入や評価の有効性を検証するうえでも、疫学的思考と方法論は不可欠であり、理学療法の臨床実践と研究活動の橋渡しとなる重要な要素となります。健康に関する現象を個別の事例にとどまらず集団レベルで俯瞰し、得られた知見を臨床現場および地域保健活動へと還元する研究を志す学生を歓迎します。おもな研究領域は老年期障害で、その中でも、特に認知症に関する研究を中心に行っています。認知症は現在のところ根治が困難な疾患であるため、認知症予防の効果や、認知機能と日常生活活動との関連などを調査しています。身体障害・老年期領域の病院・施設で臨床を行ってきたため、身体障害領域では主に運動失調症の機能評価・治療に関する研究を、老年期領域では、地域リハビリテーションにおける関係職との連携や家族支援(福祉用具適合など環境整備も含む)について、調査・研究を行っている。疼痛学に関する臨床研究を行っています。・関節痛(変形性股・膝関節症、腱板断裂)、難治性慢性疼痛(線維筋痛症、CRPS)の病態および治療法の開発・関節構造および疼痛神経系の定量評価法の開発・地域在住高齢者における要介護予防・認知症予防・認知症の行動心理症状・要介護高齢者の重度化予防・要介護高齢者の生活満足度小児発達領域の理学療法を主な研究テーマとしています。現在は、脳性麻痺児・者の運動機能や、筋ジストロフィーの筋変性などを研究課題に活動を行っています。これらの活動を通し、子どもたちに対する理学療法の確立に少しでも貢献できればと思っています。・精神障がいのある人に対するリハビリテーション・発達障がいのある人に対するリハビリテーション・地域生活支援、就労支援備酒 伸彦藤原 瑞穂松原 貴子村尾 浩小嶋 功加藤 雅子下 和弘森本 陽介大賀 智史大瀧 誠尾嵜 遠見柿花 宏信梶田 博之塚原 正志服部 貴文見須 裕香南 哲森川 孝子Kobe Gakuin University Graduate School教 授教 授教 授教 授准教授教 授教 授教 授教 授教 授教 授教 授准教授准教授准教授准教授講 師講 師講 師講 師講 師講 師講 師講 師講 師講 師総合リハビリテーション学研究科 研究分野と内容
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