17 カリキュラムの特色3 進 路4 長期履修制度5〔担当教員〕・大原 良通(おおはら よしみち)教 授:東洋史、古代チベット史・矢嶋 巌(やじま いわお) 教 授:人文地理学、地誌学・北村 厚(きたむら あつし) 准教授:西洋史、ドイツ現代史・曽我部 愛(そがべ めぐみ) 准教授:日本中世史要性に応じて、コースワークとリサーチワークを両立させ、独自の体系を作りあげることが可能です。また博士後期課程の3年間は指導教員の親身な研究指導(特別研究)を軸としながら、院生自らが研究の深化と自立を図っていきます。て、国内外の大学や研究機関で研究に励んでいます。人間文化学研究科において研鑽をつんだ学生は、さまざまな場所で社会の要請、時代の要請に応えることのできる人材に育っています。して、標準修業年限を越えて計画的に履修し3年で教育課程を修了する長期履修制度を設けています。Kobe Gakuin University Graduate School歴史情報論講座各地域の地歴情報から歴史・地理を考察する講座で、扱う分野は日本史学、東洋史学、西洋史学、人文地理学にわたっている。各分野とも、文献、資料、地図、統計、フィールドワークのデータの扱いについて学修し、それに基づいて調査研究、ならびに考察を行う。担当教員は、日本史分野、チベットと中国の関係・茶文化、ドイツ政治史・グローバルヒストリー、人文地理学・地誌学などを研究対象としているため、それらの研究指導も可能である。修士課程の2年間の教育は、各分野の演習を基盤にしながら、方法論を重視した講義と、より専門的であると同時に学際的な視点を養う特殊講義、そしてトレーニングに重きを置いたワークショップが各講座に用意されています。他講座の講義も受講できますので、学生は自らの研究の必修士課程については、すでに 300 名近くの修了者が出ています。そのうち多くが本学または他大学の博士後期課程に進学しています。また、就職先は、教員、公務員(市役所、警察本部など)、施設職員、そして一般企業です。博士後期課程からは、毎年のように学位取得者が出てい修士課程の標準修業年限は2年です。しかし、職業を有している方、または育児、長期介護等の事情により、標準修業年限(2年)での教育課程の履修が困難な方を対象と
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