16 沿 革1 専攻と講座について2課程)開設後期課程)開設専攻(修士課程)開設准教授:文化人類学2009 年[平成 21 年] 心理学専攻臨床心理学系が臨床2019 年[平成 31 年] 心 理 学 研 究 科 開 設 に と も な い、<地域文化論専攻>東アジア文化論講座本講座では日本を中心とする東アジア圏の言語と文化を扱う。所属教員は日本語の言語学的分析や日本及び中国の文学・演劇・映画研究などを専門としているが、個々の文化・言語現象を実証的に分析するだけでなく、その背後に存在する人間の思考や世界観に迫り、広い視野に立って東アジアの文化的本質を探ろうとするところに本講座の特色がある。したがって進学希望者には、言語学、文学、演劇学、映像学など各自の専門に応じた知識を十分習得した上で、さらに比較文化的な視点や志向を兼ね備えていることを期待したい。〔担当教員〕・中山 文(なかやま ふみ) 教 授:現代中国文学・演劇・野田 春美(のだ はるみ) 教 授:現代日本語学・中村 健史(なかむら たけし)准教授:国文学、和歌、和漢比較文学西洋文化論講座近代以降、西洋文化の影響は世界中の文化圏に拡がった。その意味で、近代とは西洋近代のことと言っても過言ではない。本講座は主に近代以降の西洋文化を研究対象とし、とりわけ、英語を中心とした言語と言語文化(文学)の問題、西洋芸術の展開と特質、西洋文化の異文化圏への拡大とそれに伴って生じた問題、等を扱い、西洋文化への理解を深めることを目的とする。学べる主な学問領域は、言語学、英語学、英米文学、芸術学、比較文化である。〔担当教員〕・赤井 敏夫(あかい としお)教 授:英語圏文化、植民地研究、映像学・宇野 文夫(うの ふみお) 教 授:作曲、クラシック音楽、現代音楽、音楽批評・出水 孝典(でみず たかのり)教 授:英語学、語彙意味論・長谷川弘基(はせがわ ひろき)教 授:英米文学、英語教育・倉持 充希(くらもち みき)准教授:西洋美術史・服部 亮祐(はっとり りょうすけ) 准教授:言語学心理士第1種指定校に認定心理学専攻(修士課程)および人間行動論専攻行動発達論講座(博士後期課程)の募集を停止人間文化学研究科の 特 長1990 年[平成 2 年] 人文学部開設1994 年[平成 6 年] 大学院人間文化学研究科(修士1996 年[平成 8 年] 大学院人間文化学研究科(博士2008 年[平成 20 年] 大学院人間文化学研究科心理学<人間行動論専攻>人間形成論講座人間形成論講座では、人間の文化的行動にかかわる人格の形成過程と発達段階を教育学・哲学の視点から考察する。人間形成の過程と内容、方法は社会に大きな影響を及ぼすとともに、社会からもまた大きな影響を受けており、個人の豊かな人生と社会の発展のためには、個人が十分に生きる力を獲得することはもちろん、社会参加と協働を重視した教育や学習が求められている。人間形成にかかわる課題と解決策を学際的かつ系統的に研究を進めることを目標とする。〔担当教員〕・井上 豊久(いのうえ とよひさ)教 授:教育学、社会教育論、教育方法学・大西 慎也(おおにし しんや) 教 授:教育学、教師教育学、教育方法学・水谷 勇(みずたに いさむ) 教 授:教育学、教育課程論、教育思想史・平光 哲朗(ひらみつ てつろう)准教授:哲学、倫理学人間環境論講座人間環境論講座では、主に人間の文化と環境の関連性を環境科学・社会学・人類学の視点から考察する。人々が生活する場は、それぞれ固有の自然環境や社会環境、文化環境を背景として成り立っている。そのような場において、主として具体的な現地調査(フィールドワーク)にもとづきながら、自然と人々が育んできた暮らしや文化を多面的に検討して、人々が直面するさまざまな問題を発掘するとともに、その対応策を探る。〔担当教員〕・川上 靖(かわかみ やすし) 教 授:博物館学、自然史・鹿島 基彦(かしま もとひこ) 准教授:海洋物理学・金 益見(きむ いっきょん) 准教授:社会学、日本文化史・福島あずさ(ふくしま あずさ) 准教授:気象学、気候学・三田 牧(みた まき)Kobe Gakuin University Graduate School
元のページ ../index.html#20