大学生活入門2021
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戦前から戦後の復興期まで京都大学医学部病理学教室を支えてきた茂樹先生は、■■■■年(昭和■■年)に京都大学を退官しました。その後は関西医科大学の教授として教育に携わりましたが、その後すぐ■■■■年(昭和■■年)には、山口県立医科大学に学長として招かれました。そこで山口県立医科大学を国立大学に移管するという大事業にあたり、■■■■年(昭和■■年)に国立山口大学医学部を発足させ、医学部長に就任しました。学校法人の経営者が母から姉夫婦に変わる頃、短期大学のさらなる拡張と大学の設立構想があったようです。茂樹先生は山西夫妻とともに大学設立の構想の実現に関わることとなりました。それまでの女子高等学校、女子短期大学の設立・運営などとは規模が異なる大学の設立には、大変な困難が予想されていましたが、今の有瀬キャンパスの地に土地を購入し、高等学校・短期大学の教職員の協力のもと、文部省(現文部科学省)に大学設置の申請を提出しました。■■■■年(昭和■■年)に認可が下り、神戸学院大学が開学しました。「栄養学部栄養学科」の■学部のみの始まりでした。初代学長には森茂樹先生が就任しました。これが神戸学院大学のスタートです。開学までの期間が■年あまりであったため準備が十分に間に合わず、知名度も低かったために、当初は入学者もなかなか集まらず、資金繰りには苦しんだそうです。(京都大学湯川記念館の前で)完成直後の■号館と森先生湯川秀樹先生と11大学生活入門

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