神戸学院大学

現代社会学部

「令和3年度KOBE学生地域貢献スクラム」成果報告フォーラムに現代社会学部の江田英里香准教授と経済学部の学生が登壇しました

2022/03/09

第1部オープニングトークで話をする江田英里香准教授
第1部オープニングトークで話をする江田英里香准教授
第1部オープニングトークの様子
第1部オープニングトークの様子
第2部で取組みについて発表する野口耀大さん
第2部で取組みについて発表する野口耀大さん
第2部パネルディスカッションの様子
第2部パネルディスカッションの様子
エンディングの様子
エンディングの様子

社会課題や地域課題の解決に向けた実体験を通じて学生の育成を支援するとともに、学生の社会貢献活動への継続的な参加を促進する「KOBE学生地域貢献スクラム」の令和3年度成果報告フォーラムが開催され、現代社会学部社会防災学科の江田英里香准教授と経済学部4年次生の野口耀大さんが登壇しました。

事業開始2年目を迎えた「KOBE学生地域貢献スクラム」は、里山の再生、こどもの居場所づくり、学生支援事業などの40を超える多様なプロジェクトに対し、60以上の大学、短期大学、専修学校、高等専門学校から延べ約900人の学生が参加しました。

第1部のオープニングトークでは、現代社会学部の江田先生が登壇し、江田ゼミの活動内容を踏まえ、学生が学外での活動を通して人と関わることで主体的に学ぶ姿勢が身につき、その後の授業でも自ら進んで発言を行うなど大きな変化があり、学外での活動の重要性について報告しました。

第2部では、1部に引き続き江田先生が登壇し、久元神戸市長と本活動に参加した学生の代表として、野口耀大さんを含めた4人の学生がパネルディスカッションを行いました。

野口さんは、「神戸こども宅食プロジェクト」に参加し、1日に約300を超える食品を梱包し、その一つ一つに手書きのメッセージカードを入れ発送したエピソードを紹介しました。また、「今回は梱包とメッセージカードの記入が主な取り組みであったが、学生の手で食品を届けて、直接生の声を聞くことで更なる改善を行うことができ、双方にとってより満足度の高い活動ができるのではないか」と提案を行いました。

久元神戸市長は、「実際の経験を踏まえたアイデアはとても信憑性があり、どんどん提案してほしい。そのアイデアを実装していくことが重要である」と話されました。

最後に江田先生は、「多くの大学でアクティブラーニングを行っていますが、学外に出て、知識を得て、その知識をどう生かすのかが重要で、自分事として捉えて人の話を聞く力、人間力、共感力を身に付けてほしい」と締めくくりました。

参考:KOBE学生地域貢献スクラム (kobe-scrum.net)