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神戸学院大学

薬学部

薬学部2年次生が神戸市消防本部特殊災害隊の指導で防災実習に取り組みました

2021/09/19

消火栓からの放水実習
消火栓からの放水実習
消火器の使い方の説明を聞く学生ら
消火器の使い方の説明を聞く学生ら
災害現場で使われる機器の説明を聞く学生ら
災害現場で使われる機器の説明を聞く学生ら
グラウンド中央部上級を飛ぶドローン
グラウンド中央部上級を飛ぶドローン

薬学部2年次生約250人が9月15日~17日、神戸市消防局と連携して防災実習に取り組みました。この実習は、2007年度に締結された神戸市消防局と本学薬学部との「特殊災害発生時の協力に関する覚書」の一環として2008年度から毎年実施され、本年度で14回目となります。

3日間で学生をグループに分け、薬学部のあるポートアイランドキャンパスC号館周辺で市消防本部特殊災害隊の指導で防災実習を行い、同隊作成の講義「化学と安全」をオンデマンド形式で視聴しています。

防災実習は各20人程度の4班に分かれ、初期消火の大切さを確認し、屋内消火栓や各種消火器の取り扱い方法などを学んでいます。災害現場で使われる資機材の展示では、放射能測定機器や防護服などを見せてもらい、使用方法の説明を聞きました。グラウンドでは望遠のカメラと赤外線カメラを搭載した災害現場撮影用のドローンを中央部で飛ばし、モニターで撮影画像を見せてもらっています。

◆学生の関心高く、防災意識の向上に役立つ
学生からは以下のような感想が寄せられ、防災意識の向上に役立っています。
「薬学部は危険な薬物を使う機会があるので、とても有意義な実習内容です。放水は1人の力では難しいということ、ホースの種類によっては手順が大切だと知りました」
「消火栓の使い方が一番ためになった。女子はあの水圧を1人で耐えることは難しい。消火栓のねじが硬いこともあり、周りの男性に声をかけてやってもらうことなど、実習しなければ知ることができない貴重な情報が得られた」
「小、中、高と防災訓練は毎回あったが、消火器で火を消すだけの訓練だったので、今回のように大きなホースで放水したり、ドローンを飛ばしたり、器具の説明を受けたりした経験は初めてで、とても良い実習だった」
「消火器や消火栓を使ったことがなかったので、使用方法を教えてもらったり、実際に体験したりすることができて、良い経験になった。さまざまな資機材を使い、専門部隊に分かれて活動されていることにも驚きました」