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神戸学院大学

薬学部

「第1回 Home Infusion 研究Kick-Off Meeting」を開催しました

2021/08/27

薬学部の辻本貴江准教授が主催した「第1回 Home Infusion 研究Kick-Off Meeting」が、8月27日にオンラインで開催されました。

シンポジウムは、薬学部の北條恵子助教の進行のもと、講演1は、滋慶医療科学⼤学⼤学院の⼤⽯雅⼦教授が 「⼤阪府下調剤薬局における 在宅静脈栄養輸液調製に関する現状調査より」と題して講演されました。続いて演題2は、⿅児島県薬剤師会の沼⽥真由美理事が、「現場の壁をカタチにしてみる」と題して、漢方製剤の調剤技術料の引上げや外来服用支援料の追加を実現させた道のりについて話されました。最後に、講演3は「Home Infusionのための無菌調製に対する調剤報酬の現状と課題」として、本学薬学部の辻本貴江准教授が講演をされました。

総合討論では、積極的なディスカッションが行われ、浮き彫りとなったHome Infusionにおける問題点とその解決のため、今後における研究の方向性が明らかとなりました。学生も参加し、特に実務実習終了後の5年次生からは、臨床現場での経験をもとにした質問がありました。

最後に本学副学長の津田裕子教授から閉会の挨拶がなされ、シンポジウムは今後の研究展開に向けての非常に有意義な話し合いの場となりました。第2回は3月に開催されます。