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法学部 - トピックス&ニュースリリース

12/2 第18回神戸学院大学法学部法律討論会を開催します

17.11.27 イベント

第18回神戸学院大学法学部法律討論会を下記の要領で開催します。

【日時】12月2日(土)12:30〜18:05(終了予定)
【場所】神戸学院大学ポートアイランドキャンパスB302講義室(B号館3階)
(神戸市中央区港島1-1-3)

 Xは、自分が居住する土地建物とは別に、土地(甲)を所有していました。この甲を、XはBに1億円で売り渡す契約(本件契約)を締結します。その際、XとBは、甲の登記名義の変更を、11月末に代金全額の支払いと引き換えにすることに合意していました。ところが、10月末になって、Bが、現金1000万円の支払いと引き換えに甲の登記名義をBに変更するよう、Xに求めました。11月末に残りの代金は必ず払うというBの説明を信じたXは、代金全額の支払いを待たずに、甲の登記名義を変更しました。
 しかし、不安になったXが調査した結果、Bが事業に失敗して資金繰りに苦しんでおり、11月末に残りの代金全額を到底支払えそうにないことがわかりました。Xは、11月18日、本件契約をなかったことにするとBに伝え、後日、そのための一連の手続きをすることになりました。 
 ところが、Xがほっとしたのもつかの間、Bは思いもよらぬ行動に出ます。11月21日、Bは甲をCに売却してしまいました。28日には甲はCからYに転売されます。これに伴い、甲の登記名義は、BからC、さらにYへと変更されました。
 Xからすると、11月18日にBとの本件契約をなかったことにしたのだから、甲は自分の持ち物に戻ったはず。それなのに、気がつけば、登記上、甲はYのものになっています。Xとしては、この気持ち悪い状態を一刻も早く解消したいところです。
 しかも、甲を6000万円で買ったYは、AからBのことを聞き込み、独自の調査でBが資金難でXに甲の代金を支払えない状態にあることを突き止め、Bが甲を手放したらすかさずそれを自分の物にしようと、甲を付け狙っていた人物でした。Xとしては、ますますそんな奴に甲をとられたくはありません。
 Xは、民法上、Yに対して何を請求すれば、甲をもとの状態に戻すができるのでしょうか。また、それはそもそも可能なのでしょうか(YにもYで、民法上、なにやら言い分がありそうなのも、気がかりです...)。

 今回の討論会では、中京大学法学部の大原 寛史(おおはら ひろふみ)准教授を出題者にお迎えし、上記の民法の問題について、本学法学部の民法専攻のゼミを中心に7団体が出場し、各団体の討論代表者が、この問題に対する答えを明らかにします。
 みなさんもぜひ、この問題について考え、自分なりに抱いた疑問を、参加7団体の討論代表者にぶつけてみてください。この討論会では、学部学生に限らず、どなたでもご参加頂けますし、会場にお越しくだされば、どなたでもご質問頂けます。
 多くの皆さんの積極的な参加、そして議論を願ってやみません。また、今回も学外からの参加団体として、近畿大学法学部の民法専攻のゼミが参戦します。今回も議論が白熱することは間違いありません。
 とりわけ、これまでの入試で本学法学部に合格した高校生の皆さんのご参加を、心よりお待ちしています。

第18回法律討論会の詳細については、こちらをご覧ください。

第18回法律討論会の問題については、こちらをご覧ください。



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