神戸学院大学

人文学部

明石ハウスで、学生が明石市大蔵地区住民へのオンライン聞き取り調査を行いました

2021/10/15

学生からの聞き取り調査に応じる廣田さんと調査を設定した矢嶋准教授
学生からの聞き取り調査に応じる廣田さんと調査を設定した矢嶋准教授
学生からの聞き取り調査に応じる公家さん(左)と調査を設定した矢嶋准教授
学生からの聞き取り調査に応じる公家さん(左)と調査を設定した矢嶋准教授
画面の向こうでは学生が廣田さんからの回答を各自記録
画面の向こうでは学生が廣田さんからの回答を各自記録

神戸学院大学地域研究センターでは、「明石ハウス」と名づけた明石市内にある古民家(大塩邸)を、学生による地域研究の拠点としても利用しています。9月13、14、16日には、人文学部専攻演習Ⅰを受講する矢嶋ゼミの学生(3年次生)が住民の皆さんへの聞き取り調査を、明石ハウスを拠点にオンラインで実施しました。「明石市の中崎小学校区東部に位置する大蔵地区の買物環境の変遷、阪神・淡路大震災での被災経験、校区まちづくり組織である中崎まちづくりの会による防災訓練の取り組みについて」をテーマとしました。

明石ハウスに4人の住民が交替で訪れ、無線LANでネットにつながったパソコンを使用し、ゼミのZOOMミーティングに出席して、学生からの聞き取り調査に応じてもらいました。

その中で、聞き取り調査に応じた中崎まちづくりの会副会長の公家千鶴子さんは、近所に数多くあった小規模な店が次々と閉店し、高齢者の買物環境が悪化している地区の現状を学生たちに伝えました。

また、人文学部OBで西宮市消防局の救急救命士としての知識と経験を活かして中崎まちづくりの会の安心・安全部会長を担っている廣田良輔さんは、巨大災害に備えて想定訓練を実施する必要性について説明し、学生たちにも関心を持つよう呼びかけました。

学生は、今回の聞き取り調査結果をまとめて報告を作成し、地域にフィードバックしていく予定です。

地域研究センターのページにも記事が掲載されています。こちら