神戸学院大学

経営学部

経営学部の辻ゼミが神戸マルイで「若者のトレンドを知る」パネル展示をしています

2021/09/07

神戸マルイ1階で開催されている辻ゼミのパネル展示
神戸マルイ1階で開催されている辻ゼミのパネル展示
会場では経営学部や大学の紹介も
会場では経営学部や大学の紹介も
壁に展示されたさまざまなトレンド研究
壁に展示されたさまざまなトレンド研究

経営学部の辻幸恵教授の3年次生ゼミが神戸市中央区三宮町の神戸マルイ1階で「若者のトレンドを知る」と題したパネル展示を9月15日まで実施しています。コロナ禍による緊急事態宣言のため学生は不在です。

テーマごとにパネル10枚を壁に展示し、一番興味を持ったパネルにシールで投票するコーナーもあります。6月にオンラインで行われた日本繊維製品消費科学会年次大会での口頭発表の内容をグラフなどで分かりやすくまとめました。学生の興味に沿って、大学生(若者)の意識や消費行動を尋ねるアンケート調査、文献研究、定点観測など工夫しました。昨年実施した1回目に続き、第2弾です。

「フェアトレード商品の販売促進に向けて」では、商品の購入を通じて開発途上国の生産者らを支援できる「フェアトレード商品」の認知向上にはどのような媒体が有効かを明らかにすることを目標の定め、SNSの利用が有効ではないかと仮説を立てました。

しかし、「何がきっかけでフェアトレードを知りましたか」と、今年1月に大学生101人に聞くと、①「授業」(64%)②ゼミ活動(14%)③ボランティア活動(13%)の順で、仮説に反してSNSは3%にとどまっていました。また、フェアトレード商品を購入したことがある人は3割にとどまり、7割は「購入したことがない」と回答。購入しなかった理由としては、「機会がなかった」「周りで販売しているところを見たことがない」などが挙げられ、認知の低さが課題だと分かりました。SNSを利用した広告・宣伝が必要だとまとめています。

このほか、コロナ禍に関連して、「若者のマスクに対する意識の変化調査」、キャッシュレス化の推進に向けての「若者の支払い方法に対する意識調査」、リサイクル社会を考える「レジ袋有料化による消費者の意識調査」や「大学生の古着に対する意識調査」など、多彩なテーマが設定されています。

神戸マルイの営業は月~土曜の午前11時~午後8時、日曜・祝日は午前10時半~午後8時。ぜひ展示をご覧ください。