神戸学院大学

研究支援

国際フロンティア産業メッセで薬学部・稲垣教授の研究を紹介しました

2021/09/03

出展者プレゼンテーションをする稲垣教授
出展者プレゼンテーションをする稲垣教授
ダイレクト・エア・キャプチャーの技術について紹介した本学の展示ブース
ダイレクト・エア・キャプチャーの技術について紹介した本学の展示ブース

 ポートアイランドの神戸国際展示場で9月2、3両日に開かれた「国際フロンティア産業メッセ2021」で本学も展示ブースを設置し、薬学部の稲垣冬彦教授による大気中のCO₂(二酸化炭素)を選択的に吸収・放出する材料についての研究を紹介しました。
 稲垣教授の研究は、気候変動に影響を与えているのではないかと言われるCO₂を直接大気中から取り除く「DAC(ダイレクト・エア・キャプチャー)」に関する技術です。アミン化合物にフェニル基をくっつけることで、水を含まずにCO₂だけを選んで吸収させることに成功しました。吸収した材料を100度以上に熱するとCO₂を回収することができます。
 稲垣教授は3日の出展者プレゼンテーションでパワーポイントを使って研究について説明しました。技術を実用化するビジョンの中では「包括的CO₂マネジメント」を提唱。大気中から回収したCO₂を貯留して医薬品製造などに有効活用することや、CO₂濃度をコントロールすることで住環境を改善することなどを挙げ、将来の暮らしに希望を持たせる内容でした。プレゼン後、展示ブースには大手製造メーカーからも問い合わせがあり、注目を集めました。
 稲垣教授に取材した「神戸学院大学の研究最前線」の記事はこちら