神戸学院大学

共通教育センター

スポーツサイエンス・ユニットが神戸親和女子大学との包括連携協定締結記念企画として、INAC神戸レオネッサ特別講義を実施しました

2022/02/14

共通教育センター副所長高梨教授の挨拶の様子
共通教育センター副所長高梨教授の挨拶の様子
神戸親和女子大学副学長但尾教授の挨拶の様子
神戸親和女子大学副学長但尾教授の挨拶の様子
元Jリーガーでラジオパーソナリティを務める近藤氏
元Jリーガーでラジオパーソナリティを務める近藤氏
アイナックフットボールクラブ代表取締役社長 安本氏
アイナックフットボールクラブ代表取締役社長 安本氏
当日のチラシ
当日のチラシ

2月12日、共通教育センタースポーツサイエンス・ユニット卒業研究発表会で、アイナックフットボールクラブ株式会社 代表取締役社長の安本卓史氏と元JリーガーでKISS FM KOBEラジオパーソナリティを務める近藤岳登氏を講師に招き、「ここ一番で生かせるメンタルヘルス」と題してINAC神戸レオネッサとのスポンサー契約にもとづく特別講義をオンラインで行いました。

本学学生及び神戸親和女子大学の学生や教職員ら関係者約230人が参加しました。
本特別講義は、2021年6月に神戸親和女子大学と教育研究に関する包括連携協定を締結し、その記念企画として実現しました。

当日は、共通教育センター スポーツサイエンス・ユニット赤坂ゼミの内海 慈音さん(経営学部3年次生)が司会をするなど、16人が運営を担当しました。

はじめに、本学共通教育センター副所長の高梨教授の挨拶に続き、神戸親和女子大学副学長の伹尾哲哉教授の挨拶がありました。

続いて行われた安本氏と近藤氏の掛け合いによる特別講義では、安本氏が近藤氏の経歴を紹介し、その経歴の中で当時の近藤氏の考えやモチベーションの保ち方などを中心としたお話がありました。

近藤氏は、スポーツ推薦で入学した大学を1か月で退学し、一度サッカーから離れます。その後、再びサッカーがしたいという熱い想いにかられ、クラブチームを経て再び大学に入学しサッカーを続けます。

そして2007年18歳や22歳前後の入団が多い中、Jリーガーとしては異色の26歳の時にヴィッセル神戸に入団し、2018年に引退しますが、現在は、R-1グランプリ2019でセミグランプリを受賞するなど幅広く活躍しています。

近藤氏は、「他人の意志ではなく自分の意志で行動することが重要で、それにより覚悟と責任が生まれてくる。自分の意思で行動することは自由だが、それには必ず覚悟と責任が伴う。自分で決断したことだからこそ、準備も入念に行い、それが自信につながる」と説明しました。

学生から「大事な試合で緊張するが、緊張のほぐし方を教えてほしい」などの質問があり、近藤氏は、「緊張しない人なんていない、ほどよい緊張があるからこそ、よいパフォーマンスが発揮できる。緊張できる場面があることは幸せで、逆に楽しんでほしい」と答えました。

その後、各ゼミ代表による卒業研究論文の発表を行い、津田ゼミの松下 綾馬さん(現代社会学部4年次生)、赤坂ゼミの藤田 真由さん(人文学部4年次生)、西脇ゼミの野村 沙弥香さん(経営学部4年次生)、秋田ゼミの尾崎 温大さん(法学部4年次生)が発表しました。