神戸学院大学

共通教育センター

「初級ドイツ語IIb」授業に南山大学から太田達也教授を招いての講演会を開催しました(共通教育活性化プログラム)

2019/11/19

10月30日の3、4限の「初級ドイツ語IIb」にて共通教育活性化プログラムとして南山大学から太田達也教授を招き「英語以外の外国語を学ぶとどんなイイことがあるの?」というテーマでの講演会を開催しました。太田教授は日本を代表するドイツ語教育研究者で、NHK教育テレビ「旅するドイツ語」の監修を手掛け、さらにはNHKラジオ「まいにちドイツ語」の応用編の講師としても活躍しています。

講演会では、世界の言語の数や消えゆく言語、日本で使用されている言語は何かといった問いかけから始まり、複数の言語を学ぶことによって、複数の視野から物事を捉えることができる点が強調されました。その後、「山奥で限られた食物・飲み物で生き残る」という特殊な状況下で、どの行動を取る方が良いかという選択肢の課題について、グループワークで話し合われ、結果として少数意見を尊重する重要性を伝えました。

学生からは、「世界に驚くほどの言語が存在し、またその半数近くが消えかけているという事実に驚かされた。」「「言語は財産である」とは、とても良い考え方であると思います」「問いを使った授業をしていただくことによって、わかりやすく取り組みやすかったと思います」などの意見が寄せられました。