現代社会学部の菊川裕幸講師が担当するゼミの学生（３年次生）が12月11日、地域住民の皆さんと協力して神戸市西区小寺地区の竹林整備を行いました。

このプロジェクトは小寺里づくり協議会が中心となって申請した「KOBEゼロカーボン支援補助金」採択事業です。放置竹林を整備し、管理竹林にするとともに、間伐竹をバイオ炭や竹チップに加工するなど、活用に向けたワークショップを実施する事業の一環です。竹林整備やその利活用を研究している菊川講師が竹セミナーを行い、その後竹林にて地域住民と菊川ゼミの学生６人が協力して竹林整備を行いました。

約30人の参加者が３班に分かれて、竹の切り出し、枝葉と竹稈の選別、玉切り（竹を約２m程度に切っていくこと）、作業場所への運搬などの一連の作業を約2時間かけて行いました。参加した学生は、「竹林整備がこんなに大変だと思わなかったが、きれいになった竹林を見て、また参加したいと思いました」と語っていました。同地域とは、竹林整備に加えて、給食残渣の堆肥化などの研究を進めていく予定です。