現代社会学部
現代社会学部の授業でウクライナの平和願い「命のヒマワリ」描く
2022/11/02
神戸市東灘区の絵画教室「アトリエ太陽の子」代表で、現代社会学部の中嶋洋子客員教授が11月1日、ポートアイランド第2キャンパス体育館で、「命のヒマワリ」を描く特別授業を実施しました。
社会防災学科の舩木伸江教授の担当授業です。中嶋客員教授が「種から命を運ぶように茎を伸ばしてください」などと力を込めて説明しながら順々と手本を示しました。約140人の学生もカラフルなヒマワリの絵をロール画用紙にパステルと水彩絵の具で描きました。花びらは手のひらに塗った黄色い絵の具を押し当て、学生たちが若い「命」を吹き込みました。戦火から逃れてハンガリーやポーランドに避難したウクライナの子どもたちが通う小学校にメッセージを添えて届ける予定です。
ヒマワリはウクライナの国花で、阪神大震災の復興のシンボルとしても親しまれていることから、「ウクライナの子どもたちに愛を届けよう~命のヒマワリプロジェクト」と名付けました。横幅10メートルもあるロール画用紙は9枚あり、体育館の床に広げると壮大なヒマワリ畑のようでした。
中嶋客員教授は「一日も早くウクライナに平和が訪れるよう、被災地・神戸から命の尊さを伝えましょう」と学生に呼びかけていました。最後に、社会防災学科教員有志からウクライナから避難した子どもたちへの救援寄付金15万円を中嶋客員教授に託しました。
毎日新聞デジタルの記事「平和願う巨大ヒマワリ ウクライナへ届け 神戸の大学生が手形で描く」はこちら 同じ記事が毎日新聞11月5日(土)朝刊神戸・明石面に掲載される予定です。