神戸学院大学

経済学部

経済学部の林ゼミ生が「Mラボ」で神戸マツダとマッチングされ、中間発表会に参加しました

2021/10/25

「Mラボ」に参加した林ゼミ生4人(撮影用に短時間マスクを外しました)
「Mラボ」に参加した林ゼミ生4人(撮影用に短時間マスクを外しました)
課題解決の取り組む林ゼミ生
課題解決の取り組む林ゼミ生

経済学部の林ゼミ生(3年次生)が10月15日、神戸新聞社の主催する「Mラボ」(課題解決ラボ)の中間発表会(ZOOMで開催)に参加しました。

「Mラボ」は、企業が抱える課題について、大学のゼミ単位で専門的な見地から調査、研究する実践型プロジェクトです。林ゼミ生は、マッチングされた株式会社「神戸マツダ」が、現在導入中である「360度評価」(上司・部下・同僚など、多方面から複数の視点を通して対象者を評価する手法)の制度設計について、調査提案の中間発表を行いました。同様に「神戸マツダ」とは関西大学商学部(荒木ゼミ)と神戸大学経営学部(森村ゼミ)もマッチングされました。林ゼミは同社の課題を見つけて解決の方策を考える発表後、「神戸マツダ」とミーティングを持ちました。

終了後に林ゼミ生は、「企業の方と意見の擦り合わせをして、お互い意見の食い違いをできるだけ少なくしていくことを意識して、今後も活動を進めていきたい」と意気込みを示していました。

株式会社「神戸マツダ」は1941(昭和16)年創業で、現在の年商は約280億円(2021年3月期)、従業員数799人(2021年3月末)で、マツダ車及びジャガー、ランドローバーの新車及び各種中古車の販売などを手掛けています。単なる自動車販売業にとどまらない「自動車総合サービス業」として、従来の習慣に基づく常識を捨て、社会的にも環境的にも「持続可能なバリューの連鎖」の具体的な考え方と目標として、「5つの幸せ」(お客様の幸せ、社会・環境の幸せ、地域の幸せ、協力者(パートナー)の幸せ、社員とその家族の幸せ)というテーマを掲げ実現に向けた活動に取り組んでいます。林ゼミでは、特に「社員とその家族の幸せ」に注目し、より実践的に同社の人事施策「360度評価」をテーマに選んでいます。

Mラボに取り組む林ゼミ生は、日笠聖巳さん、吉川竜平さん、西村剛史さん、岸本彩香さんの4人です。チームリーダーで主に発表した日笠聖巳さんは、「聞き取りやすいように、ゆっくり話そうと思っていたのですが、最初は緊張で少し早口でしゃべってしまいました。しかし、予めに作成していた原稿など、メンバーとしっかり準備が出来ていたおかげで、後半は落ち着いて話すことができました。最終発表までメンバーの方々に、協力していただき、Mラボを良いものにできたらと思います」とコメントしています。

Mラボの「M」は、マッチング、マネジメント、マーケティング、マーチャンダイジングなどの頭文字のM、「ラボ」は「実験室」の意味が込められています(「Mラボ」は神戸新聞社の登録商標です)。Mラボは、地元・兵庫の企業の魅力や強みを発信し、人材確保に関わるニーズなどを把握することで、 大学生と企業のマッチングを目指しています。大学ゼミと企業の若手社員や担当者が協力して調査研究するのが特徴で、「企業に深く入り込み」、「ゼミの専門性を生かしながら」調査研究を進めていくことがMラボの大きなポイントです。調査研究の最終発表会は12月3日の予定です。

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