神戸学院大学

経済学部

経済学部の関谷ゼミで「赤ちゃん先生」を開催しました

2021/12/06

NPO法人ママの働き方応援隊による活動「赤ちゃん先生」が12月3日、経済学部の関谷ゼミで開催されました。現在育児中の母親と赤ちゃんが講師となり、学生たちに育児体験や赤ちゃんとの触れ合いを通じて、キャリア形成につなげてもらおうというものです。関谷ゼミでの「赤ちゃん先生」の開催は、今回で4回目になります。一昨年度までは対面で毎年行ってきましたが、昨年度にコロナの影響により中止となってから、およそ2年ぶりにオンラインで開催されました。オンラインということもあって、当日は、遠くは長野県から参加した赤ちゃんをはじめ、4組の「赤ちゃん先生」が登場しました。

オンラインであるため赤ちゃんとの直接の触れ合いはできませんでしたが、画面越しに見る赤ちゃんの姿、また泣き止まない赤ちゃんに苦労している母親の様子から、学生たちは育児の苦労を知ることができました。スーパーでの買い物のときや、公共交通を利用する際の子連れでの大変さも母親たちからは語られました。しかしながら、それ以上に成長する赤ちゃんに喜びを感じると言われると、学生たちからも「自分も育児をしてみたい」という声が聞かれました。

関谷次博教授は「学生たちにとって、キャリア形成は就職活動と結び付けて考えられる傾向にありますが、母親たちの話しを聞いて出産・育児も大事なキャリアであることを実感したようです」と話しています。