神戸学院大学

経済学部

経済学部が1年次生を対象に各種の集合研修を実施しました

2022/08/01

人権問題・ハラスメント研修の模様
人権問題・ハラスメント研修の模様
ZOOM・LMS研修資料の一部
ZOOM・LMS研修資料の一部

経済学部は1年次生を対象に、前期の「入門演習(ゼミ)」の時間に「ZOOM・LMS」「薬物・SNS」「人権問題・ハラスメント」の各研修を行いました。

ZOOM・LMS研修では、図書館・情報支援センター所長でもある毛利進太郎教授から、全学生が三つの教室に分かれて講義を受けました。学生生活に欠かせない「学内情報サービス」の使い方、学内でのネット利用方法、講義資料の配布や課題提出で使われるdotCampusやMoodle、TeamsなどLMS(学習管理システム)のアクセス方法も学修しました。また、インターネットを活用して授業を中継するZOOMについても学びました。今回の研修も、ZOOMを通じて行われました。

薬物・SNS研修では、4日間に分かれて動画を視聴しました。薬物は一度接種すると長期的に影響が残るため、絶対に近づいてはいけません。もし薬物に誘われた場合は、「はっきり断る」「その場を離れる」の2点が重要です。

SNSについては、一度アップした情報は私たちが思っている以上に早く世界中に広がります。「公開範囲の設定を確認し、モラルを守って安全に活用しましょう。またスマホは小さなパソコンで、大切な情報が詰まっています。パスワードやリモートロックの設定、メモリーカードに重要なデータを残さないこと、ウイルスを防ぐために海賊版からのダウンロードは絶対に避けましょう」との内容でした。

人権問題・ハラスメント研修でも動画を視聴しました。人権問題では、我が国固有の同和問題について学びました。同和地区に住む人々は社会的、文化的に低い地位に置かれてきた歴史があり、今日はインターネットを通じて差別が拡散することも増えています。差別は人間の努力によって解消できるものであり、それが今求められていることを学びました。

立場の違いを背景に、人を困らせたり嫌がらせをしたりするハラスメントには、さまざまな種類があります。人と健全な関係を結ぶには「同意」が必要で、互いに尊重し合うことが重要です。ハラスメントを受けたら大学のハラスメント相談室に相談し、また、ハラスメントを見かけたら、被害者に声をかけて「あなたのことを気にかけているよ」と伝えることも大切です。