経営学部の辻ゼミが神戸マルイでフェアトレードコーヒーを紹介しています
2022/06/27
経営学部の辻幸恵教授の3年次生ゼミが地域の企業や団体の活動を紹介する「Sannomiya Future Market(三宮未来市場)」の新しい展示が6月27日から始まりました。
新企画は辻ゼミが継続的に取り組んでいる「フェアトレード」(注1)産品の周知と販売拡大が目的で、今回コラボした株式会社「神戸珈琲」(本社・神戸市長田区)が販売する商品「神戸珈琲物語」の豆や粉、ドリップバッグ、宣伝ポスター、パンフレットなどを展示しています。同社はコーヒーで昨年、フェアトレード認証を取得しました。
フェアトレード商品のマンデリン・アチェ(インドネシア)、エチオピア・イルガチェフェに加え、神戸の風景をイラストにした「KOBE TRIP COFFEE」など各種のドリップバッグコーヒー、水出しコーヒーなど、さまざまな商品を展示販売しています。学校法人神戸学院の創立110周年を記念して個包装にデザインした同社と本学のコラボ商品(ドリップバッグコーヒー)も陳列されています。
学生が準備したのはフェアトレードについて説明したパネルや「未来につながるお買い物しませんか」などのキャッチコピーの表示、「神戸珈琲物語サンチカ店」までの道順を説明する動画の作成などです。
ゼミリーダーの越智優斗さんは、「PRのコピーは全員で1000通り考えました。コーヒーが好きなので、展示について考えるのは楽しい作業でした。経営学部生で作っているフェアトレードの研究・普及を目指すサークルにも入っており、ゼミ活動を通じてフェアトレード産品の消費拡大につながればうれしいです」と話していました。
同社の下西正晃営業部課長は「展示のデザインのセンスが良く、見栄えの良い展示レイアウトになりました。学生さんは関心のあることにはある意味ハングリーで、コーヒーについてかなり突っ込んだ質問をする人がいて、逆に勉強になります」と、評価しています。
展示は7月19日まで。平日は2時間半、土日曜は正午~14時半と15時半~18時の2回、学生と同社のスタッフが説明や接客にあたります。スタッフがいればコーヒーの試飲もできます。
注1)発展途上国の生産者などが作った商品を購入することで不公正な貿易や商取引を是正する取り組み