職員インタビュー

大学の「知」を
社会に繋ぐ。

研究支援グループ
2013年入職 / キャリア採用
自然科学研究科修了

これまでのキャリア

大学院で有機合成をテーマに研究していたことから製薬メーカーに就職し、関東北部に位置する研究所に勤務していました。それからほどなく東日本大震災に被災し、人生はいつ何が起こるかわからないことを実感しました。すると、「一度きりの人生において、今のこの生き方が本当に自分のやりたかったことなのか?」という自問が沸々とわいてきたため、仕事を見直すとともに、家族を大切にして生きていきたいという思いから、いったん地元の関西に帰ることに決めました。

大学職員に興味を持ったきっかけ

大学・大学院でも、文字通りフラスコを振るような研究をし、そのような背景もあり、研究職に就職しましたが、就職後、研究をサポートする業務や就業自体を支援する職種に出会う機会があり、研究職の周りに存在する職種に気付くことができました。研究所内あるいは社内の他職種の方々との出会いの中で、自分はむしろ人とコミュニケーションをとりながら、誰かの役に立つような「縁の下の力持ち」的存在として、社会貢献する仕事のほうが向いているように感じました。
なかでも、大学に長く在籍していたため、何かしらのかたちで大学へ恩返ししたいという思いと、研究に関わりたいという思いがあったため、大学職員の仕事に目を向けました。

研究者が研究を
より発展させ、
成果を社会実装できるようサポート。

入職理由を教えてください。

大学職員に興味を抱いた私はWEBで調べる中で、大学職員の仕事では、研究者である教員のサポートだけではなく、学生の成長にも携わることができると分かりました。もともと製薬メーカーに勤務していたときも、利益のためではなく、病気を患っている患者さんのためにという想いで仕事をしていたため、同じく利益のためではなく、学生の人材育成のために仕事をするという大学職員は、自身の職業観にマッチすると思いました。そこで地元から通える範囲で大学を検討したところ、神戸学院大学が職員募集をしていたため、応募しました。
選考時のグループディスカッションでは、同じグループのメンバーが皆、昨今の大学事情を的確にとらえた意見を積極的に述べていたので、「すごいメンバーだな」と思ったことをよく覚えています。そのなかには、私と同じく採用されて現在一緒に職員として頑張っている人もいます。ともに切磋琢磨して大学をより良く変えていきたいと思っています。

現在担当している業務内容は?

研究支援グループでは名前の通り、研究者である教員の研究活動を多方面にわたって支援する業務を担当しています。まず大きなものとしては産学官連携活動が挙げられ、研究者が共同研究といったかたちで外部資金を獲得できるよう、連携先企業の発掘サポートや企業との折衝を行うほか、各種展示会に参加するなど研究者の成果発表の支援活動も行っています。
そのほか、特許化の支援や、研究活動に必要な各種手続き、文部科学省への補助金申請など、多岐にわたる支援業務を通して、研究者が研究をより発展させ、その成果を社会実装できるようサポートしています。

産業界と大学の
橋渡し役に
大きなやりがいを感じる。

どこに難しさを感じていますか?

研究支援グループでは、文系理系両方にわたる全学部の教員を担当しているため、広範な専門知識を習得しなければならない難しさがあります。私自身、企業との交渉で求められる法務知識や特許知識については、この部署に配属されてから勉強し、経験を積み重ねていきました。また各種実験の法令についても、それぞれ専門があるため、自身の専攻領域外については勉強する必要があり、調べて確認をしたり、ときには教員に指導を仰いだりしながら進めていくことは大変でした。
現在、私はリーダー職に就いており、自分が担当する業務を推進する傍ら、各メンバーから寄せられる相談事に対して回答する立場にあります。研究支援グループに来て約10年を経て、周囲の方々のご指導のおかげでようやくここまで積み上げられたと思っていますが、それでもメンバーの相談事に対し、幅広い知識、考え方、経験に基づいて適切に判断して回答ができるよう、今なお日々勉強です。

仕事のやりがいは何ですか?

まず、入職前まで自分が積み上げてきたものを、今の仕事に生かすことができているところにやりがいを感じています。学生時代に化学系の研究をしていたことから、薬学部など理系学部の専門分野業務についても、文系出身の職員に比べるとハードルがいくぶん低いように思います。加えて、特許の重要性については製薬メーカー時代に肌で実感していたため、特許取得を目指す研究者の気持ちに寄り添うことができていると感じます。
また、産業界と大学の橋渡し役を務めていることにも、やりがいを見出しています。企業は事業を発展していくうえでいろいろと課題を抱えている一方、本学の研究者には研究成果を社会に還元したいという想いがあります。その両者を共同研究というかたちで結びつけることができたときは、大きなやりがいを感じます。

喜びを感じる瞬間はありますか?

研究者から御礼の言葉をもらうなど、業務を遂行することで誰かの役に立っていると実感するとやはり嬉しいです。また、私はもともと「学生の人材育成のために仕事をする」大学職員に惹かれて入職したのですが、研究室で集中して実験に取り組んでいる学生や、展示会などで研究発表をしている学生の姿を目にすると、研究支援という仕事が学生の成長に確かに繋がっていると思え、喜びを感じます。

強い想いを持った
職員とともに
本学の「伸びしろ」を伸ばしたい。

これからの目標を教えてください。

いくつかあるのですが、まずは学生や教職員に、この大学に入学・入職してよかったと思ってもらえるような活動をすることです。そのためにも、リーダーとして部下の人材育成には力を注いでいます。3年後、5年後、10年後を見据えたときに、彼ら一人ひとりに何が必要になるか? どういう知識を身につけ、どういう経験を積んでおけば困らないか? といったことを念頭に置いて指導にあたることにより、各人がこの先の道をしっかりと歩んでいき、最終的に神戸学院大学で勤め上げたときに「この大学に入職してよかった」と思えるようにしてあげたいなと思っています。

自身が5年後、
10年後に目指す姿は?

私自身が目指す人物像という点では、掲げている目標があります。前職時代、何か迷ったときには常に、「それは患者さんのためになるか」を判断基準にして仕事をしていました。こうした考え方は引き続き私のなかに根づいており、今は「それは学生や教職員のためになるか」を常に考え、高い倫理観をもって誠実に対応することを胸に誓っています。こうした仕事との向き合い方を徹底することにより、職場で周囲から「この人がいてくれてよかった」と思ってもらえるような自分でありたいと考えています。

職場としての
神戸学院大学の魅力は?

神戸学院大学の魅力は、一つには建学の精神にもある「個性尊重」があると思います。研究支援グループには、メンバー皆で意見を出し合いながら一つの結論を導き出す風土が根づいており、相手の個性を尊重して仕事ができていると感じます。
佐藤元学長の言葉に、「本学学生の傾向は総じて素直で真面目でありながら、自己を過小評価しがちなところである。しかし、このことは裏返せば彼らには大きな『伸びしろ』があるということだ」といったものがあります。大学職員一人ひとりが、それぞれのパフォーマンスを最大化して業務にあたれば、伸びしろを伸ばすことができ、この大学の発展に繋げられると私は確信しています。「大学のため、学生のために、さまざまな課題を解決していきたい」という強い想いのある職員にとっては、たいへんやりがいを感じられる大学だと思います。
大学職員の仕事は、人を育て、かつそれらの人材を輩出する大学という組織自体をも育てることができ、さらには自分自身も育てられるという点で、他職種にはない大きな魅力に満ちています。

One Day Schedule

9:00
出勤、メールチェック
10:00
グループ内会議(グループ内担当職員から業務相談)
11:00
学内手続き書類の確認調整、教員とのやりとり
11:45
昼食、休憩
12:45
書類作成
14:00
各種委員会運営
15:00
グループ内会議(グループ内担当職員から業務相談)
16:00
メールチェック
17:30
退勤

Career Path

2013年10月~
教務グループ
2015年4月~
研究支援グループ
2019年4月~
研究支援グループ サブリーダー
2022年4月~
研究支援グループ リーダー