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小説創作研究会うぐいすの森川さんの作品が神戸新聞文芸小説部門で初入選

2019/12/20

写真左から森川さん、見坂さん
写真左から森川さん、見坂さん

小説創作研究会うぐいすの森川都武さん(人文学部2年次生)の作品が、神戸新聞文芸小説部門で初入選しました。昨年入選した見坂侑哉さん(同3年次生)に続き、2回目の快挙です。

森川さんの作品は、上司の怒りに落ち込んでいく男が迷い込んだストレス解消の店で常連になり、自分も店員に怒りを浴びせ続けるうちに心身が衰弱し家庭が崩壊していく物語です。

今秋、部長に就任したばかりの森川さんは「書き続けてきて本当に良かったです。高校3年生のとき、授業で初めてリレー小説を書きました。大学入学後、うぐいすに入部し本格的に創作を始めました。最近では、思いつくことを手当たり次第にネタにしています。執筆は夜で、休日前が多いです。部長としては、書けるジャンルを増やし、部員の誰に相談されてもアドバイスできるようにしたいですね。部としては明石市文芸祭入賞、個人としては出版社の新人賞あたりを狙っていきたいです」と抱負を語っています。見坂さんは「今回は『夜釣り』で佳作入選でしたが、次は負けません」と話しています。

栗林恵里菜顧問は「これは快挙ですね。部員が学生時代にさまざまなことを吸収し、書く力を磨き、どんどん成長している姿を見られることはうれしい限りです」と喜びを語っています。学外講師の岡田悦夫さんは「森川さんには、いつも創作する迫力に圧倒されています。今回も『これぞ小説!』という秀作です。多くの部員が競い合っていて、これから大いに楽しみです」と話しています。

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