神戸学院大学 薬学教育シラバス (2009年度版)
[Ⅰ]はじめに
近年の医療技術、あるいは医薬品の創製・適用における先端科学技術の進歩には目を見張るものがある。この社会的背景のもと、6年制薬学部教育は、信頼される薬剤師、良質な薬学研究者を遅滞なく養成することを求められている。この要請に対して、薬学教育の質を高め、それを一定水準以上に保持するよう努めるため、薬剤師、薬学研究者等を目指す学生に学んで欲しい内容を整理した薬学専門教育のガイドラインが示された。
「薬学教育モデル・コアカリキュラム」(日本薬学会 薬学教育カリキュラムを検討する協議会)、および「実務実習モデル・コアカリキュラム」(文部科学省 薬学教育の改善・充実に関する調査研究協力者会議)である。さらに、教養教育、薬学導入教育、高度な専門教育について各大学の教学理念に基づいた独自のカリキュラムを組み合わせることにより,それぞれの大学が特徴あるカリキュラムを作成することが提案された。
カリキュラムは薬学教育第三者評価の対象となり、その妥当性を問われることになる。カリキュラムの内容を適切に表した「シラバス」は薬学教育評価のエビデンスとなりうる。そのため、薬学教育評価機構準備委員会は「薬学教育評価のエビデンス」となりうるシラバスを『薬学教育シラバス』と称し、各大学で『薬学教育シラバス』を作成することを提案し、全国薬科大学・薬学部長会議において承認された(平成20年11月21日)。それを受け、本学においても『神戸学院大学 薬学教育シラバス2009度版』を作成し、2009年4月1日に公開するものである。
なお、『神戸学院大学 薬学教育シラバス2009度版』は以下の項目から構成されている。
