§基礎薬学V
☆ 三宅
正治☆ 佐野
圭二〓主題と目標〓
機能形態学、生化学、生理学、病理学、微生物学、分子生物学、免疫学に関する学問領域で、特に薬剤師として職能上必要となる専門知識、すなわち薬剤師国家試験出題範囲に含まれる部分を整理、要約して講義する。
〓授業計画〓
第1回 生体成分、酵素反応(担当:佐野)
糖、脂質、アミノ酸、タンパクなどの構造、機能、代謝については衛生化学で復習するのでここでは衛生化学でカバーできなかった分野について簡単に解説する。酵素反応の特徴についても説明する。
第2回 核酸の構造と代謝、遺伝情報の複製と発現(担当:佐野)
塩基、糖の構造、ヌクレオシドとヌクレオチドの違い、DNAの構造を確認する。複製、転写、翻訳の機構と関与する因子の役割、遺伝子操作の基本について説明する。
第3回 ウイルス、細胞、細胞小器官(担当:佐野)
ウイルスの構造と感染及び複製機構、真核細胞の基本構造と各オルガネラの役割、原核細胞の構造について説明する。
第4回 免疫−1(担当:佐野)
抗体の種類と構造、補体の役割、抗体遺伝子、抗体産生機構、免疫担当細胞の種類と役割について説明する。
第5回 免疫−2(担当:佐野)
主要組織適合抗原の意義、細胞性免疫の機構、サイトカインの種類と役割、アレルギーの発症機構、免疫疾患等について説明する。
第6回 細胞・器官の構造と機能(1)(担当:三宅)
人体を構成する神経系の構造と機能を概説する。またこれらの器官系の最も代表的な疾患にもふれる。
第7回 細胞・器官の構造と機能(2)(担当:三宅)
人体を構成する循環器系の構造と機能を概説する。
第8回 細胞・器官の構造と機能(3)(担当:三宅)
人体を構成する呼吸器系、消化器系の構造と機能を概説する。またこれらの器官系の最も代表的な疾患にもふれる。
第9回 細胞・器官の構造と機能(4)(担当:三宅)
人体を構成する泌尿器・生殖器系の構造と機能を概説する。またこれらの器官系の最も代表的な疾患にもふれる。
第10回 細胞・器官の構造と機能(5)(担当:三宅)
人体を構成する内分泌系、血液・リンパ系、筋、骨、皮膚、感覚器の構造と機能を概説する。またこれらの器官系の最も代表的な疾患にもふれる。
第11回 ホルモン(担当:三宅)
内分泌系(ホルモン)は神経系とならんで生体内の重要な情報伝達系である。おもなホルモンの生理作用とその分泌の調節メカニズムならびにその破綻による疾病を概説する。
第12回 オータコイドと情報伝達(担当:三宅)
細胞間での情報伝達に使われるオータコイドおよび情報伝達のメカニズムを概説する。
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