§薬学概論U

☆教授名

山岡 由美子

高井 幸司

さとみ

永田 泰造

片岡 和三郎

石井 郁夫

ゆかり

平井 孝明

瀧川 秀樹

大野 敬幸

岡本 正志

福井 巳芳

〓主題と目標〓

 薬学部出身者は病院や薬局等の医療現場のみならず、医療に関連した多くの分野で活躍している。薬学を学んでいる君たちが、実際の現場の声を直接聞く機会として本講義は企画されている。講師の先生方は主に本学出身者で病院、薬局、企業、行政等の分野の第一線で活躍されている人達である。将来君たちがどのような職種に進むか、どのように社会貢献が可能かなどを、諸先輩のお話し頂く仕事の内容、組織、医療倫理、将来の展望などを参考に、考えてもらえたらと期待している。実際には次の内容の講義を予定している。

4/13 薬学生の進路 山岡 由美子(本学教授)

4/20 病院薬局の現状 高井 幸司(住友病院薬剤部長、本学1期生)

4/27 薬局と薬剤師について 岡 さとみ(ティエスプラン、本学21期生)

5/11 医薬分業の成熟をめざして 永田 泰造(桜台薬局、本学4期生)

5/18 病院薬剤部の組織と業務 片岡 和三郎(大阪大学医学部付属病院薬剤部副部長、本学大学院1期生)

5/25 薬務行政と薬剤師 石井 郁夫(兵庫県健康福祉部薬剤課課長)

6/1  卸勤務薬剤師の仕事の現実と夢 表 ゆかり(エバルス、本学13期生)

6/8  医薬品の開発 平井 孝明(帝国化学産業医薬品事業部開発管理部長、本学6期生)

6/15 開局薬剤師の業務と社会的責務 瀧川 秀樹(兵庫県薬剤師会常務理事)

6/22 MRの業務の変遷と展望 大野 敬幸(第一製薬・和歌山出張所、本学10期生)

6/29 大学院進学について 岡本 正志(本学助教授、本学3期生)

7/6  職業選択と就職活動 福井 巳芳(本学教授)

 

〓授業計画〓

第1回 薬学生の進路 山岡由美子

 職業人としての基礎知識と責任感、そして心構えを身に付けてもらうために、また、将来どのような職種に就職するかについて考えてもらうために、この薬学概論Uを役立ててほしい。

第2回 病院薬局の現状 高井 幸司

 一般病院の薬局は医療改革による経営改善の中で、営利を求める立場と患者さんの治療を優先した良いサービス提供の両面が要求されます。病院薬剤師人員配置基準の改定の影響を厳しく受けている多様な薬局業務を調剤、医薬分業、服薬指導を中心に紹介します。

第3回 薬局と薬剤師について 岡 さとみ

 「薬局」と一言で申しましても、皆さんが思い浮かべるものはさまざまでしょう。今回は、その中の保険調剤を専門とする調剤薬局について、実際の仕事の内容を紹介しながらそこでの薬剤師の役割や、これからの課題などについてお話したいと思います。

第4回 医薬分業の成熟をめざして 永田 泰造

 全国の分業率は30%を超え、先進地域では50%に近づこうとしています。年間四億枚を超える処方せんが保険薬局で処理されているのです。平成11年には五億枚を超え調剤報酬が歯科診療報酬を追い抜くことは確実です。医療人としての役割は重大です。

第5回 病院薬剤部の組織と業務 片岡 和三郎

 病院薬剤部は院内で使用される医薬品を管理(数量・品質)し、その効率的かつ適正な使用に全責任を負っている。薬剤師の組織と業務は職域環境により多様であり、今回は大阪大学医学部付属病院薬剤部を例にとり、具体的なありかたを述べる。

第6回 薬務行政と薬剤師 石井 郁夫

 近年薬剤師を取り巻く環境は激しく変化していますが、薬務行政から見た薬剤師の現状と将来について話をしたいと思います。また、県職員である薬剤師の立場から、公務員薬剤師の活動職域にも触れてみます。

第7回 卸勤務薬剤師の仕事の現実と夢 表 ゆかり

  卸に勤務している薬剤師の仕事には大きく分けて次の3つがあります。(1)流通における医薬品の品質管理、(2)情報(DI)の管理・伝達、(3)MSの教育研修。業務の実際と、卸に期待されていること、近未来展望などをお伝えしたいと思います。

第8回 医薬品の開発 平井 孝明

 医薬品の開発“治験から市販後まで”について、企業での経験を交えて解説したい。

第9回 開局薬剤師の業務と社会的責務 瀧川 秀樹

 開局薬剤師は、保険薬剤師として、処方箋調剤を行うばかりでなく、地域の「かかりつけ薬局」として、地元住民の保健・医療・福祉のすべてにわたって貢献しています。また、学校薬剤師・覚醒剤乱用防止推進活動・介護支援専門員等も開局薬剤師の大切な社会的責務の一つです。

第10回 MRの業務の変遷と展望 大野 敬幸

 近年、医薬品の適正使用の推進の担い手として、また医薬関係者と製薬会社の接点としてMRの役割が非常に重要になってきています。卒業後、MRとして14年の自験をふまえMRの業務の変遷と展望についてお話したいと思います。

第11回 大学院進学について 岡本 正志

 最近、全国各地に大学院大学が開校され、理科系諸大学の大学院進学率が高まってきています。この講義では、大学院進学にあったての心構え、学習法、将来の展望や、さらには本学の進学者状況などについてお話し、少しでも進学希望者への指針になればと思います。

第12回 職種選択と就職活動 福井 巳芳

 

外来講師の都合により講義を変更することがある。


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