§生理学U

☆岡本 正志

〓主題と目標〓

 ヒトの体をを構成する細胞、組織、器官はそれぞれの特徴のある固有の働きをもって生命活動に携わっている。生理学はこのようなヒトのからだについて、その個々の機能を追求し、さらにその機能がどのような機序で発現されるのか、生体の仕組みを探る学問である。したがって、ヒトは正常な生体機能が損なわれると、「病態」という他覚的に観察される特異的なサインを示すようになる。

 生理学Uでは筋肉、循環器系、消化器系、呼吸ならびに腎臓の生理を以下の日程で講述し、医療の担い手となる薬剤師に必要とされる生体の機能と仕組みについて、正しい知識を学びとってほしい。また、各器官の機能障害によって起こる病態の生理についてもできる限り概説したい。

 

〓授業計画〓

第1回 筋肉の生理(1)

 1.骨格筋の構造 2.興奮収縮関 3.筋収縮の機構 4.筋収縮のエネルギー源

第2回 筋肉の生理(2)

 1.平滑筋 2.心筋 3.筋疾患

第3回 循環系の生理(1)−血液の生理−

 1.血液のはたらき 2.血液成分 3.血液凝固 4.生体の防御機構 5.血液型と輸血 6.血液疾患

第4回 循環系の生理(2)−心臓の生理T−

 1.心臓の構造 2.心筋の特性 3.心臓のはたらき 4.循環経路

第5回 循環系の生理(3)−心臓の生理U−

 1.心機能の調節 2.心電図 3.不整脈 4.血圧 5.心疾患

第6回 循環系の生理(4)−その他−

 1.リンパ系 2.血液の流れ 3.循環調節 4.局所循環 5.脳脊髄液循環

第7回 消化器系の生理(1)

 1.消化器系の構造 2.消化器系のはたらき 3.消化管の運動 4.消化液の分泌機構 5.消化管ホルモン

第8回 消化器系の生理(2)

 1.消化 2.吸収 3.肝臓と胆道系 4.消化器疾患

第9回 呼吸の生理(1)

 1.呼吸器の構造 2.肺の換気 3.血液ガス 4.呼吸の調節 5.特殊環境と呼吸 6.呼吸器疾患

第10回 腎臓の生理(1)

 1.腎臓の構造 2.糸球体濾過 3.クリアランス 4.尿細管の再吸収

第11回 腎臓の生理(2)

 1.尿細管の分泌 2.排尿 3.腎疾患

第12回 体液と体温

 1.体内の水分布 2.体液の組成 3.体液量の調節 4.体温の生理的変動 5.熱放散の調節 6.発熱


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