§薬学語学

☆教授名 省略

〓主題と目標〓

 専門課程で薬学を学ぶ時、上級学年では英文の文献や専門書を読み、理解しなければならないことが多くなる。いわゆる専門英語を身につけることの必要性がどうしても生じてくる。専門英語は英文学のように味読の対象とは言い難く、文法的にむずかしいものは少ない。むしろ、大量の文献を早く読み、その内容を的確に理解することが必要となる。現在、科学は日進月歩の発展を続けており、英語はその情報伝達の大変力強い手段である。それゆえに一日も早く専門英語に慣れ薬学士、薬剤師として必要な幅広い知識を英文を介して習得出来るよう講義を進める。この科目は7名の教員による少人数制のクラスを採用しており、各担当教員の講義内容は以下に示してある。 

 

〓授業計画〓

竹内担当

 講義では、薬理学および薬剤学分野で汎用される専門用語を学ぶことができるテキスト(Pharmecotherapeutics in Primary Care , Marianne F. Ivey et al. より抜粋)を使って講義をする。(1)薬がどのようにして薬効を発揮するのか、(2)薬物はどのようにして体内に吸収され、分布、排泄されるのか。また、これらに影響を与えている因子は何なのか。(3)薬効に影響をあたえる要因は何かなど薬理と薬剤学の基礎的内容について外書を読む。

赤穂担当

 この講義では英語を通して医療薬学の一端を学ぶことを骨子とする。まず、導入として、英語(会話を含む)の基本的な表現方式、薬学専門英語などについて学ぶ。次に応用編として、薬の手引き、母乳保育と薬、薬と妊娠、英語処方箋読解、服薬指導文書等を通して医療薬学英語の理解力の向上に努める。

岡本担当

 薬学生として必要な生化学分野(Principles of Biochemistry,eds.by A.L.Lehninnger et al.より抜粋、プリント配布)の英語を読み、理解する事を目的とする。また、専門用語の同義語、反意語などをできるかぎり例をあげ、将来英語文献を読むときや大学院入試時に役立つような単語力や語彙力の向上にも努めていきたいと考えている。

河合担当

 薬学生として最低限必要と考える生理学の基礎的なテーマについて英語で学習する。演習形式で講義を進めていくので予習を原則とする。

道田担当

 薬学の化学はどうしても有機及び生化学偏重になり勝ちですが、無機化学反応も生体内で重要で興味深い役割を果たしています。“Biological, Medical and Environmental Inorganic Chemistry”と題して、最先端の無機化学を教材に専門英語の基礎を築くとともに、炭素、窒素以外の元素の化学の面白さを感じていただきたい。

津田担当

 科学記述文の言い回しに慣れ、実習書や文献を読みこなすための入門コースとしてスタートします。授業前期は毎回化学を含む科学一般に関する英語記述文を渡します。演習を行い、簡単な解説の後、各人に練習問題を解いてもらいます。ですから、授業前の予習と英和辞典が必要です。授業後期は英字雑誌掲載の科学記事読破に挑戦しましょう。

国嶋担当

 化学系の簡単なテキスト等から抜粋した英文を用いて、化合物名や反応名などの専門用語、学術論文に見られる独特な表現を学ぶ。大学院入試なども念頭に置いて、日本語らしく訳すことと、内容を正確に把握して要約することに重点をおく。


時間割に戻る