§定性薬品分析学
☆森 浩一
〓主題と目標〓
有機化合物の分析では、初めから純粋な単一試料が得られる場合は少なく、分離および精製を行う必要があり、その基本的操作法について述べる。物質の揮発性、溶媒に対する溶解度の差、酸性または塩基性の強弱の差などを利用して、多数の混合物を系統的に分離する操作について述べる。また、分離分析法、定性及び定量分析法として広く用いられている種々のクロマトグラフィーについて述べる。分離、精製操作が終了した純枠な試料の種々の物理定数の測定についても述べる。
〓授業計画〓
第1回 分離及び精製操作
再結晶。ろ過。乾燥。
第2回 分離及び精製操作(続)
蒸留および分留。抽出。
第3回 化学構造と溶解度の関係
溶媒の極性。水、エーテル、炭酸ナトリウムおよび水酸化ナトリウム、希塩酸に対する溶解度。
第4回 ガスクロマトグラフィー
原理および装置。
第5回 ガスクロマトグラフィー(続)
定性および定量分析法。
第6回 液体クロマトグラフィー
薄層クロマトグラフィー及びカラムクロマトグラフィー
第7回 カラムクロマトグラフィー
吸着クロマトグラフィー及び分配クロマトグラフィーの原理と分析法。
第8回 カラムクロマトグラフィー
イオン交換クロマトグラフィー及びゲルクロマトグラフィーの原理と分析法。
第9回 高速液体クロマトグラフィー
原理および装置。
第10回 高速液体クロマトフラフィー(続)
分析法。アミノ酸クロマトフラフィー。
第11回 電気泳動法
原理。電気泳動法の種類。支持体の性質。泳動に影響のある要因。
第12回 電気泳動法(続)
ポリアクリルアミド電気泳動法SDSポリアクリルアミド電気泳動法。等電点電気泳動法。
第13回 物理定数の測定
融点、沸点、比重、屈折率、旋光度、吸光度。
第14回 物理常数の測定(続)
機器分析法。