5年後の自分への手紙
 
「二十歳の私へ」

就実高等学校 匿名希望
 私の将来の夢は医療に携わる仕事に就くことです。小学生の時、初めて手術をする私に優しく接してくれた看護師の方々や私の家族、手術が終わって病院の中をうろうろしていた私に手を振ってくれた担当の先生。覚えていますか。今思い出すと涙が出てくるほど私にとって暖かかった場所でした。中学生になるとテレビや本を通じて医学を学ぼうとする私がいました。テレビを見て、最先端技術の素晴しさに感銘し、本を読んで動物の体の複雑系に美しさを覚えました。中学生といえば重大な変化がありましたね。今でもまだその傷は残っていますか。それとも、もう完治していますか。この傷は私にとって人生を変えてしまう程の大きな傷でした。それでも周りには支えてくれる友達がいました。声をかけてくれました。今のあなたはどうですか。誰かの心の支えになっていますか。私は医療の現場につくことで私と同じように悩み苦しんでいる人達を助けてあげたいです。そして高校生になった今、私は私なりに今できることを一生懸命やろうとしています。私の努力が今のあなたの為に少しでも実を結んでいたら嬉しいです。
私が生きてきた十五年間、それからまだ体験していない、未来のあなたになるまでの五年間。多くの出会いや別れ、楽しいことや悲しいことがあるのでしょうね。
私はそのどれにも感謝して、命を助けるという意味で、今まで私を支えてくれてきた仲間、生きていく環境が別れてしまって会うことのできない仲間にお礼がしたいのです。
それを今のあなたが叶えてくれているということが十五歳の私の願いです。辛い経験を多くした人ほど強くなれるのならば私にはできるはずです。頑張って下さい。