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ボランティアとは

あなたの身近なところから問題を考えてみてください。

あなたの身近なところから問題を考えてみてください。

アンテナをはればいろんな気付きが・・・

大学生活のこと

大学には、いろんな個性をもった学生が集まっていますが、あなたも含めて大学生活の中で何らかの悩みや不満をもっていることでしょう。またからだやこころに病や障害をもつ学生がいます。彼・彼女らは、通学、勉強や研究、また課外活動をする上で、苦労していることはないでしょうか。そしてさまざまな国から留学している学生もいますね。言葉や慣れない日本での生活で困ってはいないでしょうか。

生活地域のこと

視野を広げて、神戸市や明石市などあなたの生活している地域には、どのような問題がありますか。たとえば、あなたが日ごろ食べているものは安全ですか。あなたの大切な人が不慮の事故や病気で障害者になったとき、充分な介護サービスを受けられるのでしょうか。地域の子どもたちは、いきいきとしていますか。いじめや虐待を受けていませんか。

社会や海外のこと

もっと視野を広げて、日本社会や海外の諸地域にも、さまざまな問題がありますよね。毎日のマスコミ報道で取り上げられるものだけでも、枚挙にいとまがありません。

あなたとみんなにかかわる問題に関心をもつことから

私の問題とみんなの問題とはつながっている?

さて、あなたにかかわる問題には、大きく2つに分類できそうですね。一つは、あなた自身や家族に関する【私(わたくし)の問題】です。プライベートな問題とも言います。そしてもう一つは、あなたの所属するグループや団体、生活する地域の問題、そして大きくは日本社会の問題など、すなわち【公(おおやけ)の問題】ですね。プライベートの領域と、公の領域に厳密な線引きは難しいです。自分だけの問題だと思っていたら、実は友人や地域の人たちも同じ悩みをもっていたなんてことはよくありますよね。たとえば保育や介護の問題も、はじめはプライベートな問題が、地域の助け合いやボランティア活動を通してみんなの問題に広がり、やがて国の制度になった一つの例なのです。

自分だけがよければ、それでいいの?

自分だけがよければ、それでいいの?

みんなにかかわる公の問題といっても、あまりにもいろいろありすぎて、また一人の力ではどうしようもないほど大きなものが少なくなく、かかわりようがないと思うかも知れません。でも、私たちが暮らす地域や社会は、本来、一人ひとりの人間が協力し合って成り立つものですから、そこで起こっている問題を他人任せにするのではなく、関心をもち、気づいたことを発言し、解決に向けての活動にチャレンジすることはとても大切なことです。そして、そのような理念のもとで行われるものがボランティア活動なのです。

ボランティアの語源と意味

英語のvolunteer(ボランティア)の語源は、「意志」を意味するラテン語volo(ウォロ)、「自由意志」を意味するラテン語 voluntas(ウォランタス)であると言われています。
Volunteerを英和辞典で調べてみると、「志願者」、「志願兵」という名詞の意味、「有志の」、「自発的な」という形容詞、「自発的にする」、「志願する」という動詞の意味があります。
語源や英語の意味から考えると、ボランティア活動は、一般的にイメージされる他人や社会のために奉仕する人・活動というものではなく、自発的に何かをする精神や態度を基本にする活動であると理解できます。

ボランティア活動の特性

実際にボランティア活動が実践される中で、以下のような特性があるとされています。
ただし、ボランティア活動の定義や特性については、ボランティア活動の国際的な専門機関、研究者、国内のボランティア団体等により多少違います。関心のある人は、調べて比較してみるといいですね。ここでは、地域のボランティアセンター等で共通して大切にしている特性を紹介ます。

自発性

これは本来の言葉の意味からきている特性ですね。活動を進めるにあたっては、一番大切にしたい特性です。自発的にするということは「やりたいからする」ということですが、逆に「やりたくなければしない」という意味でもあります。

公共性・社会性

自発的にする活動には、趣味やレクリエーション活動などもあります。ボランティア活動は、そのような自分だけ(あるいは閉じられたグループ)のために行う私的(あるいは共益的)な活動と区別するために社会性や公共性という特性を大切にします。

ボランティアの基本は自発性

以上のふたつが、ボランティア活動の基本的な特性ですが、以上の他にも、二義的、補足的に付け加えられることの多い特性として先駆性、無償性、継続性があります。
この中で最も大切なのは先駆性だと思います。自発的で自由な活動だからこそ新しい問題にいち早く気づき、既存の活動やしくみを変えたり、新しい活動やしくみをつくっていくことが大いに期待されるのです。ボランティアは単なるお手伝いに留まらない活動なのです。

あなたの好きなこと、得意なことは何ですか?
そこからスタートするのも、有力な活動の探し方ですよ。

たとえば…

「食べる」ことが好きな人なら、こんな活動があるよ

  • 「食品の安全を考える−農薬・輸入品」
  • 「車イスを使っている人が入りやすいレストランをさがす」
  • 「減塩食などを一緒に作ってみる」
  • 「ひとり暮しのお年寄りにおいしいお弁当を作って届ける、または一緒に食べる」
  • 「障害のある人が食べやすい食器やスプーンを工夫する」
  • 「料理の作り方の本を点訳する・テープ録音する」
  • 「アレルギーの子どもが楽しく食べられるメニューを考える」
  • 「エスニック料理を食べながら留学生と交流する」

(c) 大阪ボランティア協会

あなたにぴったりのボランティア活動を探すヒント

ひとりの学生として、市民として関心のあることからはじめる
  • 「あなたの好きなこと、好きなものは?
  • あなたの得意なことは?
  • あなたが関心のある、気になる学校生活での問題は?
  • あなたが関心のある地域、社会での問題は?
  • あなたが知ってみたい、勉強をしてみたいテーマは?
  • 既にあるボランティア活動(あるいはグループ)で、参加してみたいものは?

* 質問に対する答えが重複するものもありますが、活動を探すヒントにしてください。

ボランティア活動には多種多様。分野別にみてみると・・・

ボランティア活動の分野あれこれ

●福祉 高齢者、障害者、子どもたち、さまざまな生活課題を抱える人などへの支援
●医療・保健 病院でのボランティア活動、心に病いを持つ人への支援、相談援助活動
●国際協力 海外協力、日本にいる外国人への支援、難民支援
●環境 自然保護、里山保全、リサイクル活動
●教育関係 学校教育や社会教育・生涯学習活動への協力
●消費生活 利用する消費者の立場からの意見、モニター活動
●芸術・文化 美術館・博物館での活動、地域文化の保全・育成
●スポーツ スポーツ活動への支援、障害者スポーツヘの参加・協力
●災害支援 防災活動、災善時の救援・支援活動
●まちづくり 都市計画や公共施設建築などでの市民参加、福祉マップづくり
●人権 DV(ドメスティック・バイオレンス)の被害者女性への支援、知的障害がある人などの権利擁護
さまざまな分野のボランティア活動を紹介します

あなたにぴったりな活動のテーマが見つかりましたか。
 まだ漠然としていても大丈夫ですよ。
ボランティア活動支援室やあなたの身近にある地域のボランティアセンターを訪ねてみてください。ホームページで募集情報を公開しているセンターも増えています。さぁ勇気を出して一歩を踏み出して!

活動をするにあたってさまざまな注意点があります。障害者など当事者との関係の持ち方や守秘義務、ボランティア保険など、しっかり理解したうえで活動に参加してください。

できることから少しずつ

無理せず自分にできることや自分に合ったことを、自分のペースで行うことが大切です。期待に応えたいという一心で無理をすると、疲労もたまり、思うような活動ができなくなってしまうこともあるからです。また自分にできること、できないことははっきりさせておく必要があります。安請け合いは禁物です。

相手の立場にたって

ボランティア活動は双方向の活動です。「してあげる」という独りよがりな押しつけの善意は、相手にとって非常に迷惑です。対等な協力者であるという気持ちを忘れずに、相手の気持ちを尊重しましょう。逆に相手が「してもらっている」という過度な思いを持っているようであれば対等な関係であることを伝える気配りも大切です。また相手がボランティアを安い労働力であるいったのような誤解をしているのであれば、場合によっては誤解を解く働きかけをする必要があります。

約束や秘密は守って

活動が楽しく感じられるのは相手との信頼関係があるからです。信頼は約束や秘密を守ることによって得られていきます。前述のとおりボランティア活動は双方向の活動です。こちらの一方的な都合を押し付けたり、勝手な理屈で約束や秘密を破るようなことは慎みましょう。関連して、活動に必要のないこと、関係のないことを立ち入って聞くことも慎みましょう。逆にこちら側が尋ねられた際も気安く教えるようなことも慎みましょう(電話番号や住所など)。秘密を知るということはそれだけリスクを負うということにつながるからです。

万一のリスクに備えて

万一の事故に備えて安心して活動できるように活動場所の点検や緊急時の対応を考えておきましょう。ボランティア保険には必ず加入しておきましょう。災害の被災地など危険度の高いエリアで活動する場合は、その活動中の事故が担保される保険かどうかよく確認しましょう。また、連絡先を家族などに伝えておくことも重要な情報伝達手段の確保策です。基本的な装備を備えて入ることができるか、体力が持ちそうかどうかなど自己責任を全うできるかどうかもよく考えてください。

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