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学生の皆さんへのフィードバック

学生の皆さんへのフィードバック −第10回学生生活状況調査を受けて−

各学部

学生生活全般

法学部

法学部からのメッセージ

法学部長 角森 正雄

2015年4月から法学部生は1年次から4年次までの4年間、ポートアイランドキャンパスで学び、学生生活を送ることになります。それに向けて法学部の教員はこの1年間、現行のカリキュラムの改編に取り組みました。その際、最も重視したことは、学生の皆さんが不満に感じていることをできる限り解消し、望んでいることを最大限実現することでした。新カリキュラムを検討する際、過去の調査報告書、毎年2回開催する学生との懇談会、授業改善アンケート、そして講義やゼミの受講生の担当教員に対する「直訴」など、多くの様々な情報を得るように試みました。今回、調査に協力していただいた学生の皆さんには大変感謝しておりますが、その結果、報告書の中で挙っている要望に対しては相当程度対処できたのではと自負しています。

たとえば、キャンパスの統合によって、2年次で受講できなかった科目を3、4年次でもキャンパスを移動することなく受講できるようになります。皆さんの回答の中で好評な公務員試験や資格試験に資する科目は、整理拡充されます。講義のレベルが高いと思う学生は3割近くを占めていますが、1年次に法学入門・政治学入門の科目を新設し、基礎ゼミも前期に続いて後期も開講し、丁寧に初年次で教育することを心掛けました。法学の学修は1段ずつ階段を登っていかなければなりません。最初が肝心なのです。その一方で、2年次以降、もっと詳しく勉強したい学生向けの科目も増設しました。加えてこの4月から、法科大学院の10名近くの教員が法学部に異動し、教員体制はますます充実します。

この新カリキュラムの施行を待たずして、近年、現行のカリキュラムと授業内容に満足している割合が増えているようです。どのような科目であれ、多くの学生に面白い、もっと勉強したいと思わせるような講義ができるように法学部教員は努力していますが、2割を超える学生が講義内容に不満を持っていることを私たち教員は真摯に反省しなければなりません。シラバス内容と講義内容が異なる、講義中の私語に対して教員が有効適切に対処していないなどの不服は前回に続いて挙げられていますので、その改善は喫緊の課題であると考えています。

しかし、講義時間内で十分理解できることは無理ですし、大学の学修は高校の授業と異なり、時間外で自発的に学修することが求められていますので、6割の学生が時間外でまったく勉強しないか、試験直前にしか勉強しないという調査結果は、残念でなりません。また、就職や将来の進路に不安を抱いている法学部生が5割を超えています。新カリキュラムは、1年次より将来の進路決定に参考になる様々なキャリア科目を設置していますし、卒業生の有益な意見を聞くことができる機会も就活が始まる直前まで数多く設けています。そのような科目を受講すればかなりの部分の不安が解消できるのではと自信を持って言えるものです。皆さんの積極的な受講を期待します。

経済学部

経済学部からのメッセージ

経済学部長 中村 亨

学生の皆さんの学生生活や授業に関わる自由記述のご意見を読ませていただき、大変参考になりました。アンケートに見られる皆さんのご意見は、今後学部改革・授業改善に役立てていきたいと思います。以下において、授業に関わるご意見に対する私見をいくつか述べさせていただきます。

最初に際立った特徴が授業中の私語に対するクレームです。実は4年前の『学生生活状況調査』においても同じ問題が取り上げられておりました。この問題は本学だけではなく全国の大学でも同様の問題があることは認識しておりましたが、4年経っても同様の問題を学生の皆さんから指摘されることは、この問題の根深さを感じるのと同時に、その対処の実践が功を奏していないということであり、学部として猛省する次第です。学部としては、授業中の私語・妨害的マナーについては、教員側に強い態度でもって対応することを求めています。さらに、多人数講義の場合、翌年には当該科目について担当教員を増やすことや、座席の配置、授業時の課題の工夫などで対応しています。教員の授業力向上のための研修もしっかり取り組む決意でおります。

次にクラス指定の科目に対する苦情です。同じ科目でありながら、教える内容が微妙に異なり、試験の内容、評価の違いから起こる不公平性に対するものです。この問題に対して学部として漸進的に対処したいと考えております。そのポイントは以下の通りです。@テキストの共通化、A共通の課題、小テスト、期末試験、B同一科目担当者の密接なコミュニケーション、C基礎から応用への系統的なカリキュラムへの改善等です。

最後に教員の声が小さいとか、聞き取りにくさ、板書の文字が汚い、見にくいといった苦情は例年通りでした。これもアンケートの結果を教員にしっかりと伝えると同時に、教員の授業力向上のための研修を重ねていくなかで断固として対処してまいります。

教育は教える側と学ぶ側の相互信頼の上に成り立つものです。学生の皆さんの意見を真摯に受け止め、少しでも日々改善して行きたいと考えております。最後になりましたが、ご意見を提供していただいた学生の皆さんに感謝いたします。

経営学部

経営学部からのメッセージ

経営学部長 今野 勤

経営学部生の様々な意見を拝見しました。学部の教育に対する意見に応えるために、2015年度から順次、カリキュラム改訂を実施します。それにより、かなり改善されると思います。

以下アンケートの項目と対比して改善点を記述します。

1年次生からの意見で、選択できる科目が少ないとの意見がありました。1年次は経営学部で必ず学んでいただきたい必要最低限の科目を配置しております。これは、上級年次に進んだとき、専門科目を学修する段階になって非常に困ることになります。したがって、1年次の科目は必ず履修していただきたいのです。これらの科目は、上級年次に進んだとき、社会に出た時に必ず、役立つので確実に履修してください。

3、4年次生になっても、実践を主とした科目が少ないとの意見がありました。経営学部の教員には、経営の実践経験がある教員が4名おります。2015年4月からは、さらに2名増員します。これらの教員で実践を主とした講義、演習を増やしていきます。また、アクティブ・ラーニングとして経営の現場見学をさらに増やし、学生主体のコンソーシアムへの参加を増やしていきます。

学部長として、学生諸君へのお願いは以下のとおりです。最近の学生は、自分で考えることをしなくなったといいます。たとえば、問題を出しても、すぐ答えを聞きたがります。自分で考える習慣が希薄です。これでは、社会に出てから正解のない問題に対峙した時にすぐ行き詰まってしまいます。そんな問題は習ってない、また話は聞いていないでは、世の中で通用しません。そこで地頭力が必要となります。これは、自分が対峙した問題に対して、すぐ仮説を立て、データで検証し、短時間で答えを出す訓練です。経営学部では、授業や演習の中で、このような問題解決力向上の演習を取り入れていこうと考えています。将来は模擬的な企業を設立し、学生主体となって運営できるとよいと、考えています。その企業が繁栄するか、倒産するかは指導教員や学生の実力次第となります。

人文学部

人文学部からのメッセージ

人文学部長 寺嶋秀明

人文学部のみなさん、いろいろなご意見、ありがとうございます。一つ一つしっかりと参考にしてよりよい授業ができるように教員一同、努力していきたいと思います。ここでは3点、(1)授業のレベルの問題、(2)成績評価の問題、(3)私語による授業の障害についてお返事しておきたいと思います。

1)何人かの方からとくに語学の授業などで、授業内容のレベルが低く、学習意欲がそがれるという意見がありました。たしかに人によっては簡単すぎる内容の授業もあるかもしれません。同じ授業が複数ある場合、学習者のレベルに合わせてクラス分けするなどの工夫によって適切な授業レベルになるように努力していますが、多人数のクラスでは全員に満足してもらうことは困難です。反対にレベルが高すぎるというご意見もあります。受けている授業のレベルが低いと感じた方はそれだけ自分のレベルが高いのですから、授業以外でさらにそれを伸ばすように努力されれば素晴らしい結果になると思います。大学での勉強は授業だけではありません。図書館などに、個別に勉強するための教材や資料、書籍など、自己学習の環境を整えています。それらをどしどし活用して能力アップに励んでください。

2)人文学部では定期試験一発にたよらず、日頃の各自の学習状況を把握して、ていねいかつ実質的な成績評価をすることをめざしています(成績評価の基準は、各授業のシラバスに明記されています)。授業によっては教科書などを使わず、教員が独自に作成した資料に基づくものも少なくなく、そのような授業では、出席しその日の内容をきちんと理解していくことが、よい評価を得るためのもっとも大切なポイントになります。止むを得ず授業を欠席したならば、教員に申し出て当日に配布された資料をもらったり、学友にノートを見せてもらったりして欠席した分を自分でケアしましょう。病気などで止むを得ず欠席したならば、後日かならず教務事務室を通して「授業欠席届」を教員に提出してください。ただし、やはり授業にはきちんと出ることが一番大切です。

3)相変わらず私語への苦情が多いのは誠に遺憾です。真剣に授業を聞こうとしている人たちの邪魔になっているのは、私たちもたいへん残念に思っています。受講人数の適正化をはかったり、授業内容をより興味の持てるものにしたり、授業方法を改善したりするなど、教員もしっかり努力をする必要がありますが、学生の方の協力も必要です。私語をしている学生に直接「うるさいよ」と注意できれば一番よいのですが、なかなか難しいかもしれませんね。でも少なくとも、授業中に隣の人が話しかけてきても、自分はぜったいに応じないでください。また、教員があまり注意をしないと思われる時には、もっと注意するようにお願いしてください。また消極的かもしれませんが、私語をする人たちの側からなるべく離れて座るというのは確実な私語対策の一つです。私語をする人たちは教員から離れて座ることが多いので、教壇のすぐ前の座席などオススメです。

総合リハビリテーション学部

総合リハビリテーション学部からのメッセージ

総合リハビリテーション学部長 春藤 久人

総合リハビリテーション学部(以下、本学部)で学ぶ学生は、将来、理学療法士、作業療法士、社会福祉士、精神保健福祉士として医療、福祉の現場で患者、障がい者、高齢者の命と生活にかかわる大切な責任のある仕事を目指しています。また、社会リハビリテーション学科の学生の中には、福祉用具開発や一般企業で社会福祉の知識と態度を期待されて就職する道もあります。本学部は開設以来、高い就職実績を保っています。そのためには、「人と接する職業」「専門職としての知識と技術」を4年間で身につけるために、講義、学内実習、学外実習の積み重ね学修で「知識、技術、態度」を身につける学修と職業人教育を行っています。今回、学生のみなさんから寄せられたさまざまな意見をしっかりと受け止め、本学部としてももっとよりよいものにしていきたいと考えています。では、寄せられた意見について回答いたします。

1 開講授業科目および出席状況について

本学部では、それぞれの国家試験に必要な国で定めた科目、実習時間数と大学が定めた大学生として必要な学士力を身につける科目および患者、障がい者、高齢者との対人関係、コミュニケーションに必要な科目を段階的に4年間のカリキュラムに配置しています。授業出席状況は、医療リハ100%、社会リハ86.7%で、それぞれの学科で資格取得を目指す学生の比率に依存しています。このことは、「資格取得には授業への出席が必須である」ことをみなさんがよく理解していることを反映しています。一方で、「大部分の授業はほとんど出席しない」「どの授業もほとんど出席しない」との回答が13.3%あったことは学部としても重く受け止めています。

2 授業内容および教員の教え方について

「授業内容」の満足度は67〜89%と学科・専攻によって多少の幅がありますが、最近数年間で著しい増加を認めています。「資格取得に必要だから満足している」「将来の為に役立つ専門的なことを学べたから」などの高い満足度を表す意見が多い一方で、「専門的なことを教えすぎるあまり、意欲を沸かせることを忘れている」「学生を引き込む授業スタイルを考えてほしい」などの不満の意見もありました。特に基礎的な科目は記憶することが多く、かつなかなか興味がわきにくい点があります。しかし、基本的なことを身につけてはじめて次の段階に進むことができるのは学修の基本であり、本学部授業に限ったことではありません。みなさんの先輩の多くが、「4年生の国家試験対策の時期になってはじめて基礎から専門へと組み立てられたカリキュラムの科目間の関連性が分かった」と言われ、基礎科目の重要性を感じています。これを受けて学部としては、カリキュラムの体系化・ナンバリングにより授業科目間の関連性をみなさんに見えるようにしていくことを考えています。

「担当講師によって内容理解の容易さに差がある」「もっとわかりやすく楽しい授業をして頂きたい」という意見もありました。教員の側からすれば、すべての学生が理解できる授業をすることは困難です。あるいは、疑問点を残すことで、さらに高いレベルへと自発的学習を促す効果も無いとは言えません。しかし、学生の興味をわかせ、学習意欲を引き出す授業をすることは教員の義務です。そのために、本学部教員も継続的にFaculty development講習会やワークショップを受講し、シラバスの改善、アクティブ・ラーニング、ルーブリックによる透明性のある成績評価などの研修を受け、みなさんによりよい授業を提供できるように努力しています。

3 授業を受ける環境、設備等について

本学部は日本でもトップの設備を有して教育に利用しています。

「エアコンを一年中使えるようにしてほしい。集中管理にしないでほしい」「エレベーターを1台停めることで教室移動に支障がある」などの意見がありました。これらはいずれも省エネの観点からの方策です。環境問題にどう対処するかは今や地球規模の大きな課題です。みなさんの今だけでなく、将来に向けて広い視野を持って理解していただきたいと思います。

「授業中の私語、授業中に教室を出入りする学生が多い。それを教員が注意しないこともおかしい」などの意見がありました。私語を注意するとしばらくは効果がありますが、小声の私語はなかなか止みません。時間が経つとだんだんと大きな声になってきます。実際には教員の権威で「私語を禁止する」ことはかなり難しいのです。しかしながら、注意をしない教員がいるのはやはり問題で、学部としては私語に厳しく取り組むつもりです。このような他の学生の邪魔になる授業態度は将来の社会人となった際に自分の身に跳ね返ってきます。みなさん一人一人が貴重な時間とお金を費やす4年間を個人の成長のために使うべきであると自覚して、授業や学生生活に取り組んでほしいと思います。

栄養学部

栄養学部からのメッセージ

栄養学部長 戸谷 永生

学生から出された意見に対し、栄養学部では以下のとおりに考えています。内容重複する意見については記載していません。

1年次

「専門科目ではわかりやすく、良い授業をする先生もいるなか、何を伝えたいのか分からない先生の自己満足のような授業もあるので考えてほしい」の意見については、事実であれば教授会にて注意喚起して改善を図ります。

「以前、取りたかった共通科目があったが専門科目と被っていたのであきらめたら、その専門科目が結局なくて、その共通科目の締切も過ぎてしまいとれなかったので、履修の手引をもっと分かりやすくしてほしい」の指摘に対しては、毎年の教員のスケジュールや実験室等との関係から時間割は微妙に変化するため、学生には履修登録のための指導を強化します。

2年次

「もっと具体的に料理のことを勉強したい。講義を聴くだけでは料理の知識は身につかない。」の意見については、料理は管理栄養士の直接的な業務ではないが、4年次の選択科目に応用調理学実習があるので、履修して欲しいと思います。

3年次

「時間割が曜日によって、1〜5限全てある日と3限しかない日などバラバラなので、同じような配分がいいです」の意見は理解できますが、現在限られた教員により臨検の科目も同時進行しているため致し方ない面があります。2016年4月の改組拡充を機に大きく改善されると考えています。

「授業・実験内容が適切でないと思われるものがある。3年次につめこみすぎ。実習の期間が4年次だと遅いのではないか。就職の選択に影響してくる。調理の授業がもっと必要ではないか」については、シラバス通りに授業・実験・実習が行われている限り、正式に認められた内容であると考えています。大学に入学した1年次では比較的ゆとりのある時間割とし、早期に大学や学部の考え方を理解し、多くの友人を作って欲しい一年だと考えます。2年次では専門基礎分野を中心とした科目を学び、3年次では2年次までに修得した内容を、実験をとおして一層理解を深めるとともに、専門分野科目群の半分を学びます。4年次では専門分野科目群の残りを履修し、まとめとして学外実習や総合演習等を行います。このように順次的に教育を進めることが文科省より求められており、科目の順序を変更することは難しいです。調理については4年次の選択科目に応用調理学実習があるので、履修して欲しいと思っています。

4年次

「資格の受験資格を得るためには必要な授業だが、就職先の選択肢が広がるような授業(スポーツ関係や教育関係)を多く受講できたらよかった」については、2016年4月からの改組拡充により大幅に変更されるカリキュラムで改善可能と考えています。

「国試合格が目標なのだから、テストでは国試からもっと出すべき。臨検の実験実習は前倒しするべき。実験していない事を夏休みの病院実習に行ったとき驚かれた」については、本学栄養学の教育目的が国試合格だけではないことを理解すべきです。臨検に関しては、2016年4月からの改組拡充により大幅に変更されるカリキュラムで改善可能と考えています。

「臨検を教える先生が少ない。生理検査の実習を学内でももっとやってほしい。外部の先生だとレベルが高すぎて理解できない」についても、2016年4月からの改組拡充により大幅に変更されるカリキュラムで改善可能と考えています。また非常勤講師の講義内容については、その旨打診する心算です。

薬学部

薬学部長からのメッセージ

薬学部長 山元 弘

皆さん、調査への協力に感謝しています。調査結果についての若干のコメントを述べさせてもらうとともに、調査結果は今後の改革・改善に活用したいと考えています。

1.授業に関すること

薬学で学ぶべき領域は、物理・化学・生物の基礎的な3科目と、それらをベースにした薬学に特徴的な薬剤学や薬理学、さらに疾患と薬物治療に関する領域、また人とのコミュニケーションを通して学ぶ医療人として必要な倫理観やヒューマニズムの醸成など、幅広く学修することが求められます。このために、系統的な科目体系が組み立てられています。中にはあまり興味が持てない領域があったり、よく理解できない科目があるのも当然のことと思っていて下さい。こうした体系的な内容を、時間をかけて総合的に理解することが必要です。ただ一つ、皆さんに求めたいのは、一日30分でいいから予習か復習をしてほしい、ということです。そういう毎日の小さな努力で、わからない授業がわかりやすくなったり、興味を持てない授業に興味を持つことができるようになると思います。教員自身も努力して、いい授業ができるよう心がけることも大切で、皆さんの指摘が多いに役だっています。

2.その他学生生活全般に関すること

平成27年度からは、ポートアイランドキャンパスでは本学の約半数の学生が学ぶことになります。これまでとは違った様子になることは十分に予想できます。そのため、図書館のこと、講義室の配分のこと、クラブ活動のこと、通学手段のこと、毎日の食事のこと、などなど、多くの新しい問題が生じると考えています。新しいD号館がどのように活用されるか、どれほどの不満や不足が出てくるか、まだよくわからないことが沢山あります。皆さんのアンケート調査は、こういうときに大変役立ちます。ぜひとも、積極的で建設的なコメントを示してくれることを期待しています。

授業について

教務センターからのメッセージ(授業について)

教務センター所長 古田恒輔

授業に関する意見・要望に対して、@授業の種類・内容、時間割など、カリキュラム(教育課程)全体に関する問題、A教員の教授方法・内容など、教員側の問題、B学生の受講態度など、学生側の問題、に分けて回答します。

1.授業の種類・内容、時間割などに対する意見・要望

大学(学士課程)のカリキュラムは、共通教育と専門教育のバランスをとって、4年間(薬学部は6年間)の修業年限全体を通じて、卒業所要単位を充足できるように計画されています。これは各学部・学科においてその課程の標準的な(したがって必要な)授業科目の配置になっています。

皆さんの意見・要望で多かったものに、「時間割の関係で、希望する科目がとれない」、「将来役に立つ科目かどうか疑問」といったものや、「専門教育科目の種類が少ない」、「セメスターごとの履修単位の制限を撤廃してほしい」というのもありました。意欲的・自主的に学修を進めるには、興味・関心のある科目を希望どおりに履修できることが望ましいのは言うまでもありません。しかし、標準的な科目設定と時間割の配置で、すべての人の希望に沿うことは難しいことです。また、「取りたい科目」だけで卒業所要単位をすべてそろえることもできません。あまりせっかちに考えないで、それぞれの修業年限にしたがって、配当されている科目の学修を積み重ねてゆくことが重要だと考えます。時間割については、それぞれの学部が時間割を作成しており、必修科目の重複や科目配置の偏りのないように調整しています。

「丁寧な指導」、「双方向教育」ということで「少人数の授業を増やしてほしい」との希望も多くありました。15〜25人程度のいわゆる「少人数教育」は演習(ゼミ)で導入されていますが、他の科目でも考えてよいことでしょう。「(私語が多いので)大教室の講義を減らしてほしい」、「講義室の収容人数が多すぎる」というのもありました。確かに「過密な空間」はいらいらを増すだけですので、大規模クラスを減らすと同時に、中小規模のゆったりした講義室を割当てるよう配慮しています。

2.教員の教授方法・内容などに対する意見・要望

実際の授業に対する意見・要望には、「声が小さくて聞き取りにくい」、「早口すぎて何を言っているのかわからない」、「板書の文字が見にくい」など、教授スキルに関するものと、「難易度、進度などで教員の間にばらつきがある」、「シラバスと異なっている」、「教科書を使わない」、「教科書の内容を読み上げているだけ」など、教授内容に関するものがありました。教授態度や熱意に対する苦情もありました。

大学の授業では、「指導要領」も「研究授業」もありません。授業内容も方法も教員に任されています。しかし、文部科学省は「成績評価の厳格化」(教育の質保証)を打ち出しており、本学もシラバスにおける評価基準の明確化を進め、授業内容・教授方法の向上を求めて、FD(ファカルティ・ディベロップメント)活動を行っています。また、共通教育における教授内容の均質化も検討課題になると思いますが、一方で、教員の個性が際立つ授業も魅力的であると考えます。

3.学生の受講態度などに対する意見・要望

学生の受講態度で一番問題となっているのは、「私語が多い」、「遅刻・中途退出者が多い」ために、「教室の静粛が保てない」、「(私語に対する注意で)授業中断がおこる」ことです。また、教員の出席管理(その不平等な扱い)に対する不満もありました。

これに対して、退出命令、出席カードの取り上げなど、教員による厳格な態度・処置を求めるものが多くありました。しかし、これらはいずれも強権的な管理に向かうものであり、決して望ましい解決策ではありません。厳粛な授業の雰囲気を確保するために、教員と学生の間に生まれる信頼関係が肝要だと思います。これこそまさに我々が最も大切にしなければならない課題ではないでしょうか。

キャリア(就職)関係全般について

キャリアセンター所長からの回答

キャリアセンター所長 田中 裕明

2012年12月実施「第10回神戸学院大学学生生活状況調査」の回答を受けて

◎第8章 学業:  問48・49 ダブルスクールについて
問50 課外講座で今後開講してほしい講座(記述)

◎第15章 その他: 問109・110 大学に実現してほしいと強く希望するもの
問111 大学生活を送る上での大学への意見・要望(記述)

まずは本調査にご協力いただきました学生の皆さま、ありがとうございました。

キャリア(就職)関係の調査結果(課外講座・資格サポート、就活塾、キャリア科目についての3点)を踏まえまして、ご回答させていただきます。

【課外講座・資格サポートについて】

2010年4月からキャリアセンター監修のもとで「課外講座・資格サポート室」を設置(現在はKAC:15号館3階、KPC:A号館1階キャリアセンター事務室西側)しています。

両キャンパスとも「課外講座・資格サポート室」の専門相談員を配置し、新たな講座開設や現況にマッチングした講座、休暇中の短期集中講座、受講多数講座の複数回開講など資格取得に係るサポート支援体制のさらなる強化、改善に努めております。

課外受講、資格取得の目的は「卒業後に向けて、就職対策のため、自身のスキルアップのため」など人それぞれだと思います。資格取得のために頑張った皆さんの努力や苦労は、資格を取得した以上に大きな貴重な財産になると確信しています。ぜひ学生時代に「課外講座・資格サポート室」を大いに活用し、資格はもちろん、揺るぎない自信も獲得してください。

【就活塾について】

就活塾とは、2012年度からキャリアセンターが運営している、業界のトップ企業群への就職を目指す、フロントランナー養成チームです。内容は3、4年次生が対象で就職活動の早期から、キャリアセンタースタッフと密接に連携を図り、多彩なトレーニング(セミナー、各種検査、各種試験、ワーク等)とコーチングを通して自己啓発を進めていき、トップ企業からの内定獲得を目指すプログラムです。

したがいまして、就職への高い意識を有してこれらのプログラムを最後までやり遂げ、目的を達成することができる学生をまずは選抜させていただいております。決して、就活塾生であるか否かの違いで就職を目指す学生の皆さんのキャリア支援の対応、施策が変わることはありません。ひとりでも多くの有為な神戸学院大学生を社会に輩出するために、キャリアセンターはその支援を惜しみません、ぶれることはございません。

【キャリア科目について】

ここ数年から今日に至るまで「大学」を取り巻く就職環境は、厳しい状況が続いております。外部の第三者機関、企業等からも「大学教育の質的向上」が求められております。

本学キャリアセンターは、学部と連携し、学部教育の中におきましても、一人ひとりの学生を段階的にきめ細かくサポートし、4(6)年間にわたり、「就職内定」までの全行程を支援しております。就職へのアプローチは、入学直後から始まります。大切なのは、4(6)年間のキャリア計画を立て、目標に合わせた就職活動を行うことです。つまり「就職への意識の醸成を高める」ことが重要であると考えております。1年次生からキャリア関連科目を配置することで、教育面からも万全の体制で、一人ひとりの学生を支援し、就職内定まで段階的にバックアップするカリキュラム設計を整備しています。

以上です。

国際交流について 

国際交流・研究支援センターからのメッセージ

国際交流・研究支援センター所長 中川 昭夫

国際交流に関する調査結果の概要と意見記述の主なものを取り上げ、本学の海外研修や留学のあり方を考えると共に、学生の皆さんの国際交流に対する意見や要望に回答したいと思います。

問52は、大学主催の海外夏期研修の参加についての質問です。参加していない理由として最も多かったのは「経済的負担が大きいので参加していない」(21.5%)、次いで「語学研修に興味がないので参加していない」(20.4%)となり、できるだけ安価で安心な海外研修の企画が望まれています。また、「きっかけがなかった」(14.9%)、「大学主催の夏期研修があることを知らなかった」(14.7%)が共に相当数あり、広報活動に力を入れる必要もあります。

問53、54は、今後、大学主催の海外夏期研修に望むことをたずねています。前回の調査同様「もっと安い費用で行けるようにしてほしい」(27.0%)が最も多く、次いで「もっと企画を増やしてほしい」(11.2%)「単位認定の科目を増やしてほしい」(5.5%)で、経済的要望が他の回答に比べ大きな割合を占めています。今後はアジア地域など経費の安い地域で実施するなどの工夫が必要です。

問55は、海外留学(3カ月〜1年)について意見を聞いています。結果は「留学には興味がない」(38.6%)、「留学は経済的な負担が大きいので行けない」(21.7%)、「留学はしたいが、語学力が不安である」(13.3%)、「きっかけがなかっただけで、特に理由はない」(12.0%)となっています。今後は様々な手法により留学制度を広報し、留学への興味を喚起し、動機付けを行うことが必要です。

問56、57は、大学の交換・派遣留学制度について望むことを聞きました。「特にない」(47.3%)が前回より7.0ポイント増加し、「奨学金を充実するなどの経済的な負担を減らしてほしい」(20.9%)、「語学検定クラスの増設など、語学教育を充実してほしい」(7.1%)の順となり、無関心派が増加しています。交換・派遣留学制度に対する興味の低下の反映であり、授業で語学学習への動機付けを行うなど、入学の早い段階から語学力の向上のためのシステム作りが必要です。

問58は、国際交流等について自由に意見や要望を書いていただく設問で、81人の方の記述がありました。主な意見について、具体的な改善点も含めて、お答えします。

Q.海外研修、海外留学は費用がかかりすぎる。もっと安くしてほしい。(28人)

A.大学主催の短期海外研修は、安全性や学習効果を最優先に企画されています。費用についても、学生の皆さんの負担は研修に関係する費用だけとしており、その他の費用は大学が負担しています。研修を出来る限りシンプルにして費用の軽減を図る努力をしています。また、海外留学を支援するために「交換・派遣留学奨学金制度」を設けています。例えば交換留学の第1種で60万円の奨学金が支給されます。学業成績や語学試験が支給基準に達することが必要です。また、学外奨学金として、日本学生支援機構や兵庫県が行っているHUMAP(兵庫・アジア太平洋大学間交流ネットワーク)の支援制度もあります。世界に目を向ける、そうしたことの一つが海外研修や海外留学であると思いますので、積極的なチャレンジを期待します。

Q.海外研修、海外留学などの情報が少ない。PR、広報に力を入れてほしい。(15人)

A.大学が主催する研修の種類や留学の種類などは、大学の公式ホームページの国際交流のボタンから「国際交流」のページに入っていただきますと常時掲載しています。また、学生の皆さんへの広報誌「CAMPUS」にもその都度掲載し、有瀬キャンパスでは3号館1階の国際交流・研究支援事務室前の掲示板に、ポートアイランドキャンパスではA号館1階の事務センター内掲示板にそれぞれ募集説明会の日時など掲示しています。併せて、学年末に配布される次年度履修登録書類の中に国際交流支援事務室からのお知らせ「一生の思い出作りに海外研修に出かけませんか?」のチラシを同封しています。今後も、掲載ページ数や掲示スペースの許す限り、詳細に、タイムリーにお知らせしていきます。更に、学内情報サービスを利用しての広報など検討したいと思いますので、学生の皆さんもホームページ、掲示、配布物などを注意して見るようにしてください。

Q.留学生との交流の場、行事を増やしてほしい。(12人)

A.大学には現在55名の私費留学生と8名の交換・派遣留学生が在学しています。大学主催の交流行事には、4月、10月の留学生歓迎パーティ、5月、11月の異文化体験バスツアーなどがあり、学生の皆さんはスチューデントアシスタントとして参加が可能です。また、授業、クラブ等を通して日常的に交流は可能です。その他、留学生をプライベートで神戸に案内したり、食事をしたり、京都などへの小旅行をして楽しんでいる学生さんもたくさんいらっしゃいます。要は皆さんのきっかけづくりではないでしょうか。積極的な交流を期待します。

Q.交流大学、研修企画を増やしてほしい。(7人)

A.大学の交流校はイギリス4校、オランダ1校、アメリカ4校、カナダ1校、オーストラリア2校、中国8校、韓国2校、インドネシア1校、フィリピン1校、ウクライナ1校があります。また、研修企画は、上記の25校のうち7校(ローテーションで1年に3〜5企画)で実施しています。しかし、参加希望者は年々減少傾向にあり、再募集をしても定員に満たない企画もあります。このことの原因としては、経済的な負担の問題、研修日程の厳しさ(反面充実している)、自由行動の束縛などが考えられます。学生さんの要望には、単位認定企画を望む反面、自由行動の企画を望むなどの矛盾が見られます。交流大学の増も研修企画の増も学部での取り組みが必要ですので、学部に更なる充実をお願いしていきます。

なお、神戸学院大学も加盟している大学コンソーシアムひょうご神戸では、目的・テーマに応じたフェーズの海外派遣プログラムが実施されています。情報はコンソーシアムのホームページで入手できます。また、学内にも掲示してお知らせしています。

以 上 

図書館について

図書館長 池田 清和

第10回学生生活状況調査結果から図書館に関するさまざまな意見・要望を聞くことができ大変参考になりました。

今回の調査結果の「問」の中で「図書館をどの程度利用していますか」に対しての回答結果は、「月に1,2日程度利用する」が最も多く43.2%、次に「ほとんど利用しない」が28.8%、「週に1,2日程度利用する」が24.2%という結果となり、「ほとんど利用しない」が、2番目に高い結果となっています。

図書館では、学生の皆さまに利用してもらってこそ価値がでてくるものとの考えから、利用者ニーズの把握と図書館施策の参考とするために、図書館独自で毎年、図書館利用者アンケート調査にご協力いただいています。また、館長懇談会を開催し、学生の皆さまの生の意見・要望をお聴きし、利用サービスの充実と向上に努めています。

本来の図書館の役割(資料の収集保存・貸出・文献複写・現物貸借)以外に、学生の皆さまに対しての様々なサービスや魅力的なイベントを展開し、より関心を持ってもらえるための工夫に努めています。

現在(2014年10月)までに、有瀬・ポーアイ図書館が実施している、学生の皆さまへの利用サービス・イベント展開等をご紹介いたします。

<サービス面の充実>

図書館では、2013年度に図書館システムの全面的なリプレイスを行い、合わせて図書館ホームページをリニューアルし統合検索を導入するなど、利用サービスの向上に努めています。

有瀬図書館では、前回の調査結果から、館内のスペースや資料配置の見直しを図りました。また、図書館留学をはじめ、情報リテラシー教育など学修支援の拡充で、さらなる利用環境の改善を図ることが出来たと考えています。

ポーアイ図書館においても、資料配置の見直しにより、利便性の改善を図りました。ひき続き資料の整備や利用者サービスの充実に努めて行きます。

なお、主な利用環境等の改善事項は、以下のとおりです。

有瀬図書館

I.ハード面

(1)共同学習スペースの新設(本館5階第1閲覧室)

(2)本館新館の渡り廊下部分の床板の新設(本館2階、新館2階)

(3)新聞コーナーの移設および、軽読雑誌コーナーの拡充(本館2階、新館1階)

(4)ギャラリーコーナーの移設(本館2階)

(5)無線LANスポットの新設(本館5階3室東側、新館1階南側)

(6)視聴覚コーナーの充実(本館2階 液晶モニターの設置等)

(7)オアシスコーナーにて図書館紹介ビデオの上映

(8)防犯カメラの設置及び警備員の夜間常駐(新館B1.B2階)

II.ソフト面

(1)試験期間中の開館時間を8:45〜21:00に延長(全館)

(2)図書館留学コーナーを設置(新館1階)

(3)シュウカツ用資料展示の充実(新館2階)

(4)データベース(日経テレコン・医学中央雑誌等)の充実(全館)

(5)情報探索講座やキャリア形成講座の充実(全館)

(6)館内でのペットボトル、水筒といった飲み物の持込の許可(全館)

(7)一部の視聴覚資料(DVD)の館外貸出開始(全館)

(8)イベント(図書館留学各メニュー、図書館コンチェルトなど)の充実

ポーアイ図書館

(1)図書館留学コーナーの設置

(2)オアシスコーナーで図書館紹介ビデオの上映

(3)データベースの利用説明の作成

(4)快適な閲覧環境の維持

<イベントの実施>

有瀬・ポーアイ図書館

(1)読書ラリー・ライブラリーツアー・情報探索講座・キャリア支援講座・学生選書ツアー・ウェブ選書

(2)神戸海洋博物館・神戸市埋蔵文化財センターの資料展示

(3)書誌テーマ展示・講演会・学生クラブ展示

(4)学生ボランティア・学生情報通信員

(5)ポーアイ4大学合同展示(ポーアイ図書館)

(6) Library Supporter

(7)図書館留学各種メニュー

(8)図書館コンチェルト(有瀬図書館)

(9)ビブリオバトル予選会

(10) Jazzライブ(有瀬図書館)

以上、有瀬・ポーアイ図書館では、多くの学生の皆さまに図書館を利用していただくため、多種多様なイベント及びサービスを展開しています。図書館ホームページや大学facebook、YouTubeで紹介していますので、図書館の様々なサービスを利用いただき、イベントに参加することで新しい自分を発見してください。

その他、学生の皆さまから比較的多かった要望について、図書館の現状を交えて回答いたします。

Q.DVDの貸出と数を増してほしい。

A.以前は著作権の問題等から、DVD資料の貸出は行っていませんでした。しかし、2014年4月より一部資料の貸出が可能となりました。また、購入希望制度や学生選書ツアーなどでもDVDを購入することができます。

Q.図書館内で飲食できるスペースがほしい。

A.2013年より、ペットボトルや水筒といった蓋のある飲み物は、館内で飲んでいただけるようになりました。食事については、においなど周りの利用者への配慮の問題などがありますので、引き続き検討していきます。

Q.小説やライトノベルを入れてほしい。

A.図書館に入れてほしい本についてですが、学生選書ツアーや、Web選書に参加いただくと読みたい本を選書していただくことができます。また、購入希望制度を取っており、図書館ホームページやカウンターから1年に10冊まで希望の図書を申し込むことができます。ぜひご利用ください。ライトノベルに関しては、大学図書館の性質上現在は所蔵を増やすことを控えております。ご了承ください。

以上

学費について

学費について

管財事務グループ

Q.本学(理系学部)の学費が、他大学と比べて高いように思います。どのように決定しているのですか?

A.本学は、過去から学部ごとに、おもに関西圏にある大学の初年度納付金(入学金を含む)を調査し、ほぼ平均額になるように設定しています。ですから、他大学と比べて決して高額ではありません。しかし、総合リハビリテーション学部の学費につきましては、関西圏の他の大学と比較した場合、若干高額に設定されています。これは、学部施設や実習教育のさらなる充実のためであると、ご理解いただきたいと思います。

とくに1998年度からは、次の事項を重視して学費を据え置きにしています。

@世の中が不況で学費を値上げすることが適当ではない。

A本学への入学を目指す受験生の保護者の経済的軽減を図る。

これらを勘案して、学費値上げはもちろん、在学中のスライド制も導入していません。

また、本学では基本的に学費を「教育に対する反対給付」として捉えています。

@過去の投資資産の維持保全

A在学中の教育費・学生生活を送るための環境整備・課外活動施設充実・課外活動補助および福利厚生充実等

B将来の大学教育を維持し発展させていくための負担金等です。

これらの「三要素」を学費決定の重要な原則と考えています。

なお、2014年度入学生より、使途をより明確にするために、「学費」を、「授業料」と「施設設備維持充実費」に分けて徴収するようにいたしました。

このほかに、4年ごとに『学生生活状況調査』を実施して、一般学生の意見を広く聴き教育環境改善に努めています。創設当初から主な建物に「学長への直行便(提案・相談箱)」を備えるとともに、日常、講義室や各事務室で要望等をお聞きすれば、関係機関と協議して迅速に対処するように心がけております。

課外活動においては、リーダーズトレーニングや試合・行事等に学長、学生支援センター所長が参加・観戦し、学生とのコミュニケーションを図っています。

今後とも学費「三要素」を重視して、学費に見合った教育はもちろん、学生サービスが提供できるよう教職員一丸となって鋭意尽力していきます。

施設・設備について

管財事務グループ

Q.空調の温度管理について

A.本学は、政府の決定事項にもとづく文部科学省及び関西電力株式会社からの要請に従い節電対策に取り組んでいます。

その中でも、電力使用割合が大きく節電効果の高い空調設備の節電対策を重点的に行うこととしており、冷房期間中の空調温度を原則28℃、暖房期間中の空調温度を19℃に設定しています。

温度の感じ方には個人差もあり、また教室規模や空調吹出位置などにより同じ教室内であっても場所により室温に差が出てしまうことをご理解いただくとともに、本学の取り組みが電力の安定供給への協力と地球温暖化等の環境問題への貢献の一つであることをご理解いただければ幸いです。

空調システムについては教室予約システムと連動していますが、まれに連携がうまくいかないことがあります。また、空調の不具合が発生し温度管理がうまくいかない場合も起こり得ます。その際は、教務事務室へ内線電話で連絡してください。

Q.冷暖房を年中使用できるようにしてほしい

A.冷暖房の開始日については、教務事務室と調整し決定しています。

なお、大学の冷暖房はビル空調システムで運用しているため、冷房と暖房の切り換え時には専門業者によるメンテナンス作業が必要となり、作業期間中は空調システムを稼働させることができません。

Q.男子トイレを改築してほしい

A.平成26年度に6号館2階3階の男女トイレの改修を行いました。今後も男女問わず老朽化しているところを中心に改修を検討していきます。

Q.大きい方のエレベーターをとめて小さい方のエレベーターを動かしているのはどうかと思う

A.節電対策として休業中に限り、エレベーターが複数台ある建物は1台(身障者対応以外)を停止しています。「大きい方のエレベーターが停止し小さい方のエレベーターが稼働している」に該当するのは14号館のみですが、その他の建物についてもイベント等で大人数の利用が想定される場合は、すべて稼働するようにしています。

Q.B201、B301横の階段に電気がついていないため、暗くなると階段を踏み外しそうになるので電気を付けてほしい

A.B201、B301横の外部階段については、建物外壁に照明を設置していますが、より明るい照度の照明への改善について今後検討していきます。

今回寄せられたご意見を生かしながら、今後も安全で快適なキャンパスづくりを目指していきます。

情報環境について

情報環境について

情報処理センター所長 池田清和

PCの所持率では、99.6%と、ほぼ全ての学生がPCを所持していますが、今回の調査より新設されたスマートフォンがノートパソコンに置き換わるいきおいで、めざましい普及が伺えます。

ノート型PCの所有者の授業以外での利用頻度は、年次が上がるごとに講義に対する準備、就職に関する業界研究およびエントリーシート作成等で高くなり、ノートPCの重要性は増してきています。

また、ウイルス対策ソフトのアップデートについては、前回の調査と比較するとアップデートに対する利用頻度が若干向上しています。しかし、最近は使用頻度の高いスマートフォンやタブレット端末についてのセキュリティ対策にも注意が必要です。

これらのことにより、今後は従来のPCに限らずさまざまな情報端末に対しての対応が必要となりますので、より具体的な内容についてはPC講習会の開催等でサポートを充実させることを検討しています。

インターネット環境やプリンタ、スキャナ等の情報機器・環境の所持率は、全体的に低く、多くの学生が学内の情報機器・環境を利用していると思われます。学内の情報機器・環境の利用目的では、レポート等の作成が半数近くを占めており、卒業論文・レポート提出時期は情報処理自習室は特に混雑しており、また近年カラープリンタの利用者も増加傾向にあり、アンケートでは動作速度の改善、プリンタ台数の増設等の要望が多くなっています。

これらのことを受けて、今後の取り組みとして起動時間の短縮やプリンタの増設等を検討しています。

学生生活(課外活動、厚生施設、マナーなど)について

学生支援センター所長からのメッセージ

学生支援センター所長 田中 康介

まず、多数の学生諸君にご協力いただき、「第10回学生生活状況調査報告書」を無事に発行することができました。感謝します。

学生生活関係は、特に意見・要望の多かった@施設・設備、課外活動、A学内厚生施設、Bマナー・モラル、Cその他(奨学金・シャトルバス)に対して回答します。

@施設・設備、課外活動

<KACの設備について>

Q.第2文化体育館の施設が古いです。トイレも汚く、新しくしてほしい。練習場の老朽化や欠損した部分の修繕もお願いしたい。

A.KPCは現在「D号館」を建築中ですが、KACにおいても学内施設等の充実を進めています。KACでは、2013年度に新規食堂2店舗オープン、体育館横にデッキテラスの新設、トイレの改修、トレーニングルームに空調を完備、キャンパス内のテーブルやイスの更新・増設、第2文化体育館、第2体育館の外壁塗装の塗り替えなど、学内環境の整備を行っています。今後もKAC・KPCとも段階的に施設・設備の充実を図っていきます。

<KPCの設備について>

Q.KPCはサークル・部活が少ないので、KPCにも体育館やグラウンド、部室など、活動できる場所が欲しい。

A.前回調査に引き続き、多くの方が、KPCに課外活動施設が必要だと考えていることが分かりました。2015年4月にアリーナやトレーニングルームを備えたD号館が完成します。KPCが完成した2007年には課外活動はKACで行うという方針がありましたが、2015年度からの学部移転に伴い、KPCでも課外活動が行えるよう施設・設備の整備を大学側と協議しながら進めていきます。しかし、当面の間は、これまで通り課外活動のメインはKACになります。課外活動面では、充実した施設・設備とはいえませんが、今後、より快適な学生生活を送ることができるよう段階的に充実を図っていきます。

A学内厚生施設

<学内厚生施設について>

Q.学生数と学食の座席数があっていないので、席に座ることができない。個人用の座席を設置してほしい。

Q.食堂やコンビニは利用しやすいので、営業時間を延長してほしい。一人暮らしなので、夕食を食べることができれば助かる。

A. KACの全ての食堂、KPCのCRUISE CAFEでは、カウンター席を設置するなど、一人でも食事をとることのできる座席を設置しています。

座席数については、KPCでは2015年4月、D号館に2店舗の食堂が完成、B号館ラウンジにはテーブル、イスの増設など、改善を図っています。

今回の調査では、4時限目・5時限目終了時に夕食をとりたいといった要望が多くありました。また、「下宿生活で一番困っていることは何ですか?」との問いに「食生活の問題」が一番多いこともわかっています。KACでは2013年度から、KPCでは2014年度から夕食の提供を開始しました。また、教育後援会の協力を得て100円朝食を実施していますので、併せてご利用ください。

Bマナー・モラル

Q.学生の風紀やマナーが悪い。学内の至るところでたばこを吸う、列に並ばないなど、学生以外の一般の方に見られて恥ずかしい為、誇りを持てない。

Q.全体的に良い大学だと感じます。ですが、一部の学生が喫煙禁止エリアで平気でタバコを吸ったり、ポイ捨てしたりと非常に見苦しい。毎日お掃除をしてくださっている方々を見ているので余計に心苦しいです。そういった学生に厳しい対処をお願いしたいです。

A.喫煙マナーは、年々改善しているように感じます。大学では、禁煙へ(非喫煙者に対しては決して喫煙しないこと)の動機付けと指定場所以外禁煙の徹底を図るために啓発活動の強化を行っています。その一つとして、2012年度から喫煙指導員を導入し、喫煙マナーやバスの乗車マナーの指導などを行っています。こうした取り組みもあり、喫煙マナーやバスの乗車マナーは大幅に改善したと思っています。しかしながら、煙草のポイ捨てはあとを絶たず、喫煙指定場所付近や人目につかないような場所に吸殻が落ちています。学生諸君一人ひとりの意識でマナーやモラルは大きく向上します。

また、できれば学生諸君どうしで注意してもらいたいと思います。

Cその他(奨学金・シャトルバス)

<シャトルバス>

Q.KPC〜KAC間のシャトルバスを無料にしてほしい。下宿生にとって交通費の更なる負担は経済的に厳しい。バスの本数が少ないので、増やしてほしい。

A.シャトルバスについては、運行会社と協議し、2014年10月からキャンパス間直通便だけではなく、三宮駅に停車する便を増やしました。それに伴い、全体のダイヤ数も大幅に増加し利便性を高めています。現在、授業や課外講座での利用は5割補助、課外活動での利用は8割補助としていますが、2015年度以降、学年移転がなくなり、授業でのキャンパス間移動がほぼなくなります。しかし、課外活動の中心はKACであるため、課外活動団体に所属している学生のキャンパス間移動のための利用がメインになることが予想されます。そのため、2016年度以降は補助率等の見直しが必要になり、今回いただいたご意見については、その際の参考とさせていただきます。

<奨学金・奨励金>

Q.奨励生の枠を増やして欲しい。候補にあがっても、採用人数が少ない。

A.今回の調査では、奨学金を受けている学生は前回調査より5.7%増加し46.7%と、過去最高となっています。逆にアルバイト経験は77.2%と過去最も低い数値となっています。これにはいくつか理由が考えられますが、奨学金の収入に頼っていることや学生生活への適応に苦慮し、アルバイトを行いにくい学生が増えているとも捉えることができます。このような状況の中で採用枠を増やして欲しいという要望は理解できます。しかし、奨励生は人物、学業ともに優秀と認められ、学部の代表として恥じない人物が採用され、学部ごとに支給基準や募集人員を定めています。大学全体では一学年あたり2,180人の定員に対し、募集人数約62名で全体の約3%であり、他大学と比較しても決して少なくない数字といえます。

最後に、感謝のコメントが複数寄せられていますので紹介します。

  • 私は神戸学院大学で素敵な出会いをたくさん経験しました。先生、友人、部活・サークルの先輩、仲間、OB、職員、大学を通じて知り合った学外の方。神戸学院大学が大好きで誇りでもあります。
  • 公務員講座の警察官コースを受講していましたが、授業料も安く内容も充実しており、第一志望であった警視庁に合格することができました。神戸学院大学には非常に感謝していますし、神戸学院大学に入学して本当によかったと思っています。卒業しても何か神戸学院のためにできることがあれば喜んで協力させていただきます。

など、うれしいコメントもたくさんいただきました。学生諸君も神戸学院大学に入学してよかった、卒業してよかったと誇りを持てるよう、充実した学生生活を送ってもらいたいと願っています。私たちも、そうなるよう努力します。

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