神戸学院大学

社会連携

トップランナー特別講義(地域学講義Ⅵ)で、株式会社伍魚福の山中 勧代表取締役社長が講演しました

2018/05/15

地元神戸の企業経営者の方々をお招きし、どのようなビジョンを持って発展してきたかなどについて語っていただく「地域学講義Ⅵ~トップランナー特別講義~」。第3回目は、株式会社伍魚福の山中 勧代表取締役社長が「『神戸で一番おもしろい会社』を目指して~経営者としての試行錯誤~」をテーマに登壇しました。

伍魚福は、「神戸発のエンターテイニングフードを日本全国へ」を掲げ、マーケティングに特化した「ファブレス経営(工場なきメーカー)」として、お客様を楽しませる商品、神戸銘品のくぎ煮や珍味など、約400種類を製造販売しています。

山中氏は「社員一人一人の力を生かした経営で、社員の人生を豊かなものにすることが一番大切である」と述べられ、その取り組みの一つである「ライフプラン」作成について説明。社員が人生目標、そして人生での仕事の位置づけを踏まえた上で、今年は何に取り組むべきか、個人レベルで毎年プランニングし、より充実した人生に必要な要素を考えるきっかけ作りを提供しています。山中氏は「『TEAM GOGYOFUKU』として会社はどんな支援ができるか、社員の人生の応援をしていきたい」と熱く語りました。

そして、社内チーム対抗で一丸となって実施されている、新商品プレゼン大会等を事例にもあげながら、「普段の生活から常に考えることで気づきが生まれ、気付く力が高まる。TEAMメンバー全員がすばらしくおいしいものを作り、お客様にとって面白い会社となり、結果として会社も成長する面白い会社となる、『伍魚福』エンターテイニング・スパイラルを今後も回し続けていきたい」と山中氏は講演を締め括られました。

次回は、5月18日に永吉一郎氏(株式会社 神戸デジタル・ラボ 代表取締役)が講演します。